中小企業の街、東大阪発「一日一語」

厳格であるべきで、冷酷であってはいけない

リーダーになれば、厳格な人が多いように思います。

むしろ、リーダーには厳格さが必要不可欠でしょう。

ところが、厳格な人と、冷酷な人を、たまに混同しているのではないかと見受けられることもあります。

厳格な人は、大概自分にも厳しく、横着、手抜き、いい加減さは許せないような人でしょう。

一方、冷酷な人は、自分の都合が悪くなれば、他人に責任を押し付け、場合によっては排除するような人でしょう。

無理難題を押し付けるには、人財育成のために厳格な場合もあれば、単に冷酷な場合と、状況によって受け止め方は異なることと思います。

厳格であるべきで、冷酷であってはいけない・・・

リーダーであれば、心得るべきことではないでしょうか？

 

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良識を持たせ人財育成する

上司が部下に対して、親が子に対しても忠実さを求めてしまうものかと思います。

この場合の忠実さとは、上司や親の言うことをハイハイと聞くようなイメージです。

「会社、組織に尽くせ！」

「指示・命令には絶対服従！」

「親に逆らわず、言うことを聞きなさい！」

といった感じで、素直さを求めることとは異なります。

ところが上司が部下に対して、

「いちいち指示されなくても、自分で考えて動け！」

などと、これまた都合の良いような勝手なことを、言うことも多いように思います。

このように上司の都合の良いように振り回されては、部下がうまく育つとも思えません。

そこで部下や子に対しては、良識を持つように育てるべきではないでしょうか？

良識とは、バランスが取れた主体的な思考、健全で他者中心の言動、そして自分で考え行動できる判断力です。

そのためには単に指示・命令するのではなく、コーチングの技術を応用し、本人に考えさえ、行動させ、自分で結果を出さすということです。

よって忠実さを求めるのではなく、良識を持たせることこそ、人財育成と言えませんでしょうか？

良識を持たせ人財育成する・・・

部下育成のみならず、子供の育成も同様と思いませんでしょうか？

 

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戦わずして勝ち、成果を出す

戦略とは、戦いを略すると書きます。

経営戦略や営業戦略を言われるものは、「戦わずして勝ち、成果を出す方法」と言えるでしょう。

競争の世の中で、戦わずして勝つとは考えにくいかもしれません。

しかし「戦略」という言葉が浸透している限り、「戦わずして勝ち、成果を出す方法」が存在すると言えようかと思います。

営業戦略の１つに、地域密着戦略があります。

例えば、拠点から片道１時間以内の移動距離内に絞って、営業活動を実施し、移動によるロスタイムを最大限に無くし、営業効率も最大限に引き上げ、拠点から片道１時間以上の移動距離になる地域では戦わないということです。

厳密には、「自社の土俵で勝つ」というのが地域密着戦略になるでしょうが、いずれにせよ、あれもこれもと手広く営業活動するよりも、ターゲットを絞るということになります。

戦わずして勝ち、成果を出す・・・

 

自分の人生においても、自分なりの人生戦略を考えてみるのもいかがでしょうか？

 

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事前準備は念入りにし、トラブルをゼロにする

日常業務において、トラブルが起きそうだと予測できることであれば、トラブルが起きないように可能な限り事前に手を打つのが普通でしょう。

特にトラブル発生時には大損害になるようなこと、多大な経費、労力、時間を要してしまうこと、人間関係にまでひびが入ることは回避すべく、重ね重ね慎重に事前に手を打つこともあろうかと思います。

ところが実際には、事前に手を打つのも面倒なため、トラブルを起きないと見込んで、何ら事前に手を打たずして事を進める人も少なからずおられることでしょう。

それで何らトラブルが起きなかったら、幸運でしかありません。

とはいえ、幸運を頼ってばかりも、いかがなものかと思います。

事前準備は念入りにし、トラブルをゼロにする・・・

このような目標を設定して実施する方が、後でトラブルが生じてリカバリーに多大な損失を招くより、よほど楽かと思いませんでしょうか？

 

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情報共有で強固なチームをつくる

報告・連絡・相談は、部下が上司に対してのみならず、上司が部下に、あるいは他部門の社員同士、社員が社外の顧客や取引先に対しても実施するものです。

社内的なことに絞れば、報告・連絡・相談により社内の組織力の強化につながることと思います。

・誰がどんな状況にいるのか？

・どんな情報を得たのか？

・どのような問題に直面しているのか？

などを共有することで、会社組織として最善の策を講じることが可能になるでしょう。

部門内であれば、リーダーとメンバーで報告・連絡・相談をお互いにしっかり実施すれば、最大の成果を生む強固なチームにもなることでしょう。

報告・連絡・相談を通して情報共有がしっかりできていれば、自分がまだ体験や経験をしていないことやノウハウを、他人の体験や経験、ノウハウを通して、どうすればうまくいくのか、どうすればうまくいかないのかを先に知ることができます。

情報共有で強固なチームをつくる・・・

これも頭ではわかっていても、なかなかできないものでしょうが、できることから実践してみてはいかがでしょうか？

 

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最初に強い思いが必要不可欠

何か新しいことを成そうとする時、できるか、できないかではなく、何としてでもやりたい、やり切りたいという強い思いが、何にも増して重要と言われてます。

できるか、できないかを考え始めたら、リスクも背負うことから、大概はやめておこうということになるでしょう。

考え込んだり、悩んだりしてしまうと、次から次へと障害要因が湧き出て、やめておこうという結論に至るのも目に見えてます。

よって新しいことを成そうとする時は、最初に強い思いが必要不可欠ということです。

強い思いには「引き寄せの法則」があるとも言われてます。

この「引き寄せの法則」により、不可能と思われていたことを実現させるという事例も何かとあります。

勿論、強い思いだけでは不充分です。

強く思ったあと、目的、目標も明確にし、行動に移せば、最終的に成功を引き寄せるということです。

最初に強い思いが必要不可欠・・・

何か新しいことを成そうとするには、この一言が最初にありきと、今一度認識されてはいかがでしょうか？

 

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レバレッジに頼らない

これまで私は、「大きな努力で小さな成果を」という考えに基づき、行動してきました。

努力を積み重ね、ようやく小さな成果を得るという、大変非効率的ながら、それこそが今でも、人生の成功への地道な道と思っております。　

「小さな努力で大きな成果を」という考えは、たまたま運良く成果が得られることもあるでしょうが、横着、手抜きでは質の良い成果とは言えないと思ってきました。

ところが、レバレッジ（テコの原理）をうまく応用すれば、小さな努力で大きな成果を得られることもあるという考え方にも気付きました。

テコの原理を応用すれば、人間１人では到底動かせない大きな石でも、動かすことができるということです。

https://www.nipponhyojun.co.jp/search/rika/ri_09/index.html

ただし、そのためのレバレッジを、見つけることは大変難しいようにも思います。

レバレッジに頼らない・・・

やはり、この考え方も必要かと思いますが、いかがでしょうか？

 

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感情マネジメントで悩みを克服する

前回、「多様性受容で悩みを克服する」ということについて記述しました。

今回は多少関連することを記述します。

何かとイライラして悩む人も少なくないかと思います。

物事が思い通りにいかない、順番を待たされる、問い合わせや質問に対する回答が遅いとなど、何かとイライラしてしまうことにより、情緒不安定にもなり、それを表に出せば人間関係もうまくいかないのではと悩んでしまうかもしれません。

解決策としては、「気にしない！」の一言でしょう。

「気にしない！」と意識すれば、自分の感情を客観視でき、感情をマネジメントすることにもなり、イライラしたり、悩んだり、情緒不安定になることも回避できるように思います。

感情マネジメントで悩みを克服する・・・

多様性受容と共に、感情マネジメントでも悩みを克服できるように思いませんでしょうか？

 

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多様性受容で悩みを克服する

人それぞれ価値観が異なり、世の中を見渡しても、考え方は様々です。

ところが、職場内であろうが、取引関係者であろうが、仕事上の人付き合いとなると、価値観や考え方が異なろうが、苦手な人がいたとしても、避けて通れないこともあります。

その際、どうしても人との折り合いが付かず、悩んでしまうこともあるでしょう。

ではどうすれば良いのかと言えば、「世の中、いろいろな人がいるな～」と受け容れるしかないように思います。

「何故私の言うことを聞いてもらえないのか？」

「何故私の意見に反対するのか？」

と思ってしまうと、衝突するばかりです。

「世の中、いろいろな人がいるな～」と受け容れ、後に引きずらず、次の仕事に取り掛かる方が、よっぽど建設的でしょう。

これは、「多様性受容」と言われ、いろいろな人がいることを受け容れることを意味します。

「多様性受容」ができる人は悩むことが少なくなり、精神状態を健やかにするとも言われてます。

多様性受容で悩みを克服する・・・

このような考え方は、いかがでしょうか？

 

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損と得とあらば損の道を行くこと

「損と得とあらば損の道を行くこと」

これは、ダスキンの創業者、鈴木清一氏の名言です。

どうしても人間は心理的に損得勘定で物事を考え、損はしたくない、できれば得をしたいと考えてしまうものでしょう。

「損の道を行くなど、明らかにおかしい！」

という意見もあろうかと思います。

この名言の意図するところは、「損をしなさい！」ということではありません。

損をするにも経済面のみならず、時間や労力といったことも含みます。

「損をしなければならない場面に遭遇した時、いつでも損ができるように、日頃から利益を出しておかなければ、会社(あるいは個人)として損はできない」ということです。

どういった場面かと言えば、世の中の景気が悪くなり、会社の業績が悪化しても雇用を守り、リストラをしないといったことや、組織のリーダーや部門長が率先垂範して先頭に立ち、難解な仕事に取り組み、その姿を見せて部下を引っ張っていくといったことです。

組織のリーダーや部門長は、口だけで指示・命令し、部下を動かせばよいというものでもありません。

人の上に立ち、率先垂範するということは、割に合わないものです。

それでも率先垂範できてこそ、リーダーを言えるでしょう。

損と得とあらば損の道を行くこと・・・

改めて実感しました。

 

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