上司が部下に対して、親が子に対しても忠実さを求めてしまうものかと思います。
この場合の忠実さとは、上司や親の言うことをハイハイと聞くようなイメージです。
「会社、組織に尽くせ!」
「指示・命令には絶対服従!」
「親に逆らわず、言うことを聞きなさい!」
といった感じで、素直さを求めることとは異なります。
ところが上司が部下に対して、
「いちいち指示されなくても、自分で考えて動け!」
などと、これまた都合の良いような勝手なことを、言うことも多いように思います。
このように上司の都合の良いように振り回されては、部下がうまく育つとも思えません。
そこで部下や子に対しては、良識を持つように育てるべきではないでしょうか?
良識とは、バランスが取れた主体的な思考、健全で他者中心の言動、そして自分で考え行動できる判断力です。
そのためには単に指示・命令するのではなく、コーチングの技術を応用し、本人に考えさえ、行動させ、自分で結果を出さすということです。
よって忠実さを求めるのではなく、良識を持たせることこそ、人財育成と言えませんでしょうか?
良識を持たせ人財育成する・・・
部下育成のみならず、子供の育成も同様と思いませんでしょうか?
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