中小企業の街、東大阪発「一日一語」

新しい取り組みに挑戦

新しいことに取り組む場合、すぐに成果が出るものではありません。

ところが、どうしてもすぐに成果が出ることを求めたがるがゆえに、

「新しいことに取り組むのは、そもそも面倒！」

という意見も多いことと思います。

大企業のように潤沢に資金も人財も無い中小企業や、個人事業主となると、現状維持バイアスがかかり、現状の延長でそのまま事業が継続できればと願ってしまうことでしょう。

しかしながら、自分個人の人生であっても、世の中の変化の激しい昨今では、何ら成長することなく現状のままでうまく生きていけるとはあり得ないと思います。

例えば、現在使用中の旧モデルのパソコンが故障し、いくら旧モデルが使い慣れてるとはいえ、修理しても何ともならないようであれば、新モデルのパソコンを使えないことには、仕事にもならないでしょう。

これまで手作業でやっていたモノづくりにおいても、精度向上、生産性向上のためには機械を導入して使いこなさないと競争力が無く、結果的に売れないということにもなりかねません。

新しい取り組みに挑戦・・・

必要性を感じることはありませんでしょうか？

 

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見返りを求めず、自分の信念を貫く

人生は思い通りにいかないことの連続のように思います。

たまにでも思い通りにいくことがあれば御の字でしょう。

にもかかわらず、

「自分の計画通りに物事は進まない！」

「自分の勝利の方程式通りにうまくいかない！」

となど思って、イライラしたり、怒りがこみ上がってきたりしてませんでしょうか？

希望を持って期待し、行動することは重要ですが、もし、あまりにも見返りを求めすぎているようであれば、そこは見直しが必要でしょう。

「自分はこれほど頑張っているのに、周囲から評価されない！」

「自分は周囲の人のためにと思って気を使っているのに、誰も理解してくれない！」

こういった見返りを求めると、自分が辛くなるだけです。

見返りを求めず、自分の信念を貫く・・・

これが重要と思いませんでしょうか？

 

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傾聴することの双方のメリット

前回、「他人の話を素直に傾聴する」ということについて記述しました。

そもそも、傾聴することのメリットについて整理してみます。

人の話を聴くということにおいては、聴き手と話し手が存在します。

まずは聴き手のメリットについてまとめれば、以下のようになります。

１）相手を理解できる

相手の理解が深まれば人間関係が良くなり、適切アドバイスなどもでき、何よりも信頼関係が増す

２）相手や取り巻く周囲の様々な情報が 入ってくる

３）相手がどんな考え方をし、何を感じているのかを知ることで、新しい発見ができる

４）相手の成長度合いがわかる

親にすれば子、上司にすれば部下の成長度合いがわかり、部下の成長がわかれば、仕事を安心して任せることもできる

次に話し手のメリットについてまとめれば、以下のようになります。

１）自分自身への理解が深まる

２）承認欲求が満たされる

３）自分が話して、聴いてもらうことにより、納得のいく判断や結論を出せる

こう考えれば、傾聴は聴き手にメリットが多いということがわかります。

傾聴することの双方のメリット・・・

今一度、理解してみてはいかがでしょうか？

 

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他人の話を素直に傾聴する

親が子の話を聞かない、夫が妻の話を聞かない、上司が部下の話を聞かない、会議の場でも他人の話は聞かないといった場面は多々あろうかと思います。

それでは何故、他人の話を素直に聞けないのか、掘り下げていきます。

親からすれば子、上司からすれば部下の話は、経験も浅く、大したことがなく、自分の方が経験的にも優れていると思っているように思います。

心のどこかで自分が正しいと考えてしまい、正しい自分に従わせようとする心理が働き、どうしても自分の話ばかりしたがり、他人の話は聞くのも面倒と思っているかもしれません。

これでは傾聴には程遠いです。

「自分が正しい」と思い込んでしまっていては、全ての情報を遮断してしまい、貴重な情報すら逃してしまうこともあります。

そうなると、後々問題の傷口が大きくなってしまっていることすら、あり得ます。

他人の話を素直に傾聴する・・・

できてるようでできていない、頭では必要と思っていても実践できていないということは、ありませんでしょうか？

 

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問題解決の際には４つの領域に分ける

家族でも、上司部下間でも、いろいろと問題に直面した時、問題を４つの領域に分ければ、解決していくにもヒントを見つけやすいことと思います。

１）自分の問題で、他人の問題でもある「共有の問題」

２）自分の問題ではなく、他人に問題である「他人の問題」

３）自分の問題であって、他人の問題ではない「自分の問題」

４）自分の問題でもなく、他人の問題でもない「問題にしなくてもよい、全くの外部の問題」

家族において、もし自分の子供がまだ未成年の場合、子供が問題を起こせば「共有の問題」になるでしょうが、子供が成人していれば、「他人の問題」と捉え、自分で解決させるのがあるべき姿と言えるでしょう。

勿論家族であれば、全く手を差し延べすにほったらかしにするのではなく、せいぜい解決のための助言やサポートやフォローぐらいはやってもよろしいかと思います。

また、「自分の問題」であっても、他責にして「他人の問題」に変換したがる人も多いようですが、そこは自分が主体性を持ち、解決の糸口を自分で見つけないことには何ともなりません。

問題解決の際には４つの領域に分ける・・・

一度実践してみては、いかがでしょうか？

 

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目に見えないものの整理・整頓も必要

整理・整頓の「整頓」について深堀りしていきます。

一般的に「整頓」とは、必要なものをいつでもすぐに使える状態にすることを意味します。

更には「３定管理」と言われることもあります。

「３定」とは「定位置・定品・定量・」のことで、「どこに・何を・どのくらい」置くのか定めるということです。

まとめて言えば、「必要なものを・必要な時に・必要なだけ、取り出して使える状態」が「整頓」と言えるでしょう。

これができるれば、仕事は飛躍的にやりやすくなるはずです。

また、整理・整頓と言えば、目に見える「物」ばかりに意識がいきそうでしょうが、目に見えない、形の無い「情報」や「考え方」、「価値観」についても、整理・整頓はできようかと思います。

今後使いそうもない不要な「情報」は捨てることができます。

これまでの「考え方」や「価値観」に縛られたくないのであれば、それを捨てることもできます。

目に見えないものの整理・整頓も必要・・・

これができていれば、仕事も生活も、ムダやロスも抑え、人生そのものもかなり効率的変えることができると思いますが、いかがでしょうか？

 

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辛く思おうが、前向きに考えようが、全て自分次第

難局を乗り越えるには、心の強さや筋力が必要かと思います。

昨年、今年と様々な困難に直面し、業種業界によっては崖っぷちまできているということもあるでしょう。

個人個人においても、辛く苦しく、やりきれない気持ちで、投げ出したくなることもあるでしょうが、ピンチをいかにしてチャンスに切り替えるかという知恵を出し、心の強さや筋力があれば、難題を解決し、難局を乗り越え、楽しく希望ある未来をもつかむことは可能かと思います。

苦境をネガティブに考えるのではなく、トンネルさえ抜ければ明るい未来が待っているといったような、自分の考え方次第でも何なりと前向きになることも可能でしょう。

辛く思おうが、前向きに考えようが、全て自分次第・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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人財育成にはＳＢＡＲ（エスバー）を活用する

部下が上司に対する報告・連絡・相談であろうが、人の話を聴く時であろうが、ＳＢＡＲ（エスバー）に則って内容を傾聴すれば、理解は深まることと思います。

ＳＢＡＲ（エスバー）とは、

Situation（状況を把握する）：何が起こっているのか？

Background（背景を把握する）：背景は？原因は？

Assessment（相手の評価）：問題に対する部下や相手の考え

Recommendation（提案）：問題に対する自分の提案

これらの頭文字を取ったものです。

中でも Assessment（相手の評価）については、こちらから質問しないことにはわからない時があります。

部下が上司に相談する場合、Assessment（相手の評価）と飛ばして、Recommendation（提案）を答えてしまうことが多いでしょうが、特に部下育成を重点に置く場合は、部下自身が自分の考えを口に出すことが必要でしょう。

人財育成にはＳＢＡＲ（エスバー）を活用する・・・

うまくいきそうに思いませんでしょうか？

 

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断捨離の実践で垢を落とす

生活していく上で、使わなくなったものでもそのまま溜めていき、垢として溜まってしまうものが何かとあろうかと思います。

例えば衣類です。

中でもネクタイは、１年以上使わなくなれば、今後使うことは殆どあり得ません。

スーツ、スラックス、ワイシャツをはじめ、普段着においても一昔前には流行ったものの、現在はそうでもないとなると、殆ど着用することは無いかと思います。

職場であれば、１年以上見ることもない書類です。

書類は放っておけば溜まるばかりで、書庫に収納しきらなくなると、机の足元にファイルを置いたり、机の上に書面を積み重ねたりといった光景は、よく見かけることと思います。

そうなると、最近よく耳にする「断捨離」の実践が必要でしょう。

「断捨離」と言っても、基本は整理整頓の「整理」に当たるでしょうが、「整理」とは必要なものと不要なものと分け、不要なものを捨てるということで、「整頓」とは必要なものをいつでもすぐに使える状態にすることです。

「断捨離」の本来の意味は、必要のないものは手放すことのみならず、余計なものは手に入れないということも含みます。

いずれにせよ、まずは不要となったものは思い切って捨てることが優先的に実践すべきでしょう。

それが溜まった垢を落とすということになります。

特に書類は、自分で作成した書類のみならず、他人が作成して入手した書類もありますが、どう考えても今後見ることなく、保存の必要もないと感じれば思い切って捨てないことには、書類の垢はすぐに溜まります。

断捨離の実践で垢を落とす・・・

家庭でも職場でも、半年に１回や年に１回でも、定期的に必要性を感じませんでしょうか？

 

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共通の価値観は経営理念に準じる

世の中には、自分とは違った様々な考え方、価値観を持った人がいます。

人それぞれ、生まれ育った環境や条件が異なる限り、それを認識するしかありません。

過去と他人は変えられないこともあり、

「あの人は何故、私とは考え方が合わないのか？」

と文句を言ったり、不満を言ったり、怒鳴ったりしたところで仕方ありません。

ところが、自分と他人とは全てが全て考え方も価値観も異なるのかと言えば、そうでもないかと思います。

２つの円を一部が重なるように描いてみて、左の円は自分、右の円は他人とするならば、重なっている部分には何らかの共通する考え方、価値観があるのでは？　ということです。

お互いに全くソリが合わないとなると、２つの離れた円になるでしょうが、同じ会社に勤める社員同士であれば、少なくとも２つの円の重なる部分は、会社の経営理念が該当するはずです。

それ以外は、生まれ育った環境や条件が異なることから、それぞれ違ったものがあることでしょう。

特に同じ会社で働き、同じ職場、同じ部署となれば、否が応でも一緒に仕事をしなければなりません。

いくら持って生まれた考え方や価値観が異なっても、お互いに会社の経営理念に同意した上で入社したはずであり、同じ価値観として持っているはすです。

共通の価値観は経営理念に準じる・・・

同じ会社で働く限り、これは断言でき、しかもそうあるべきと思いませんでしょうか？

 

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