中小企業の街、東大阪発「一日一語」

サザエさん症候群

「症候群」と呼ばれる病気には、最近では「メタボリック症候群」や、「無呼吸症候群」といった病名が非常に有名です。

ところが、最近知った中に、「サザエさん症候群」という病名まであることを知りました。

「サザエさん症候群」でインターネットを検索すれば、いろいろと出てきます。

http://www.kyosai-cc.or.jp/health/mental/SP_1/5c_pages/c5_03.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%A8%E3%81%95%E3%82%93%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

代表的に２つのURLを記載しましたが、詳細を要約すれば、４０年程続いてるテレビ漫画の「サザエさん」が、毎週日曜日の夕方６時３０分から７時００分まで放映されていますが、「サザエさん」が終わる頃の夕方７時過ぎになると、明日からの通勤・通学のことを考えると憂鬱になり、体調不良まで引き起こしてしまうということです。

確かにわからないでもないですが、幸い、私は「サザエさん症候群」にはかかっておりません。

●「明日以降、更に自分を成長させるチャンスがある。」

●「明日以降、名刺交換する新たな出会いや、久々に再開できる人がいる。」

などと、前向きに考えれば、「サザエさん症候群」にかかることはないのではと思います。

「自分の考え方一つで、病気にすら打ち勝てる」

改めて実感しました。

　　

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一味違うキャディー

弊社がお世話になっている取引先の役員さんとの会話の中で、「一味違うキャディー」ということについての話がありました。

一般的にゴルフのキャディーは、お客様であるプレーヤーのクラブを運び、指示されたクラブを取り出して渡し、ある程度の助言をします。

「一味違うキャディー」とは、上記のこと以上に、お客様が気持ちよくプレーできるように心底から持て成し、助言を与えたことにより、お客様によろこんで頂けることを心掛けたキャディーであるとのことでした。

この取引先の役員さんは、決して単なる御用聞きではなく、「一味違うキャディー」の如く、お客様の満足度の向上を目指しておられるとのことでした。

これは、以前に記述した、「無上意の極意」にも関連する話です。

私自身、ゴルフは１年に数回程度しかせず、しかも殆どセルフプレーのため、キャディーが付くことがありませんが、もし今度、キャディーが付くことがあれば、何かキャディーから学べるものがないか、ウォッチングしてみたいと思います。 

 

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人間は忘れる動物である

以前に、「人間は・・・」というタイトルで記述した際にも少々触れましたが、「人間は忘れる動物である」ということについて、専門家から数値的なデーターで教えて頂きました。

●２０分後には聞いた話の４２％は忘れる

●６０分後には聞いた話の５６％は忘れる

●１日後には聞いた話の７４％は忘れる

●１ヶ月後には聞いた話の７９％は忘れる

とのことです。

よって日常の仕事においても、部下や同僚に対し、更にはお客様に対してでも、口頭で１回言っただけでは忘れられる可能性が多いにあるということです。

勿論、非常に大事な用件はメモや書面で伝えるでしょう。

しかしながら、「いちいち書かなくても・・・」と思うような用件は口頭で済ませようとします。

それで間違いなく伝わる相手であれば問題ありませんが、「人間は忘れる動物である」といううことを前提に、時間が経てば忘れられることが充分にありえることを認識した方がよろしいかと思います。

それではどうすれば忘れられずに伝わるか・・・？

最低５回以上は繰り返し言う以外にないと思います。

相手によっては１０回２０回と言い続けなければ、なかなか伝わらないこともあります。

特に上司が部下に対しては、根気良く繰り返し伝えることが求められます。

「何回言わせればわかるんだ！」

と叱責したところで、２～３回しか言ってなければ、まだまだ不充分でしょう。

特に「思い」を伝えるには繰り返し言う以外にないのではないでしょうか？

年齢とともに記憶力も低下してきます。

「何回言わせればわかるんだ！」とカリカリするより今一度、「人間は忘れる動物である」ということを前提に認識して、コミュニケーションを取られればいかがでしょうか？

 

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採算とは・・・

ある取引先の社長との話の中で、その社長は利益のない受注のことを「毒まんじゅう」と表現されてました。

非常に納得しました。

受注金額（売上額）が原価（変動費）より下回っているようでは話になりませんが、受注金額（売上額）から原価（変動費）を差し引いて残った粗利益（付加価値）が更には固定費より上回らなければ、最終的に利益は残りません。

わかりやすいように式で表せば、以下のようになります。

売上額  －  変動費 ＝ 付加価値

付加価値 － 固定費 ＝ 利益

そこで更に、この取引先の会社では、以下の標語が額縁に入れられて、目に付くようにされています。

「採算とは、固定費を回収することなり。固定費を回収できるのは付加価値のみである。」

これもまた、非常に納得させられます。

つまり、受注する際には、この受注は「毒まんじゅう」か、そうではないかの見極めが必要です。

会社によっては、粗利益率が何％以上取れないことには割りに合わないという基準があるはずです。

薄利多売はいつかは頭打ちになります。

経営を安定させるためには、最低限必要な粗利益率を常に意識し、「毒まんじゅう」を口にしないことが条件かと思いますが、いかがでしょうか？

 

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自分を追い抜ける人財に育成する

前日に「異業種交流会」のことについて記述しましたが、この異業種交流会にて、同じテーブル席となった方が、意味深いことを話されました。

「人財育成とは、自分を追い抜ける人財に育成すること。」

これまでにも人財育成に関することも記述してきましたが、改めて認識させられました。

経営者であれ、管理職であれ、ただ単に実務についてのノウハウを教えて実施させるだけでなく、更には育成する自分を追い抜くまでに育成する・・・・・同感だと思いました。

育成する立場として、自分を追い抜かれたくないと考えるのは、実は大間違いです。

育成される側にしても、上司や先輩、その他師匠に当たる人を追い抜くことを目標と考えればよろしいかと思います。

育成する側は、部下が成長して、更には会社が成長していくためにも、実務についてのノウハウを教えて実施させればそれで目標達成ではなく、自分を追い抜くまで育成することを目標とするべきだと思いますが、いかがでしょうか？

 

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「燃えるような欲望と、強い信念」、「計画と行動」

北京オリンピックが閉会となりました。

毎回、オリンピックの時期になれば思うのですが、オリンピックに出場する選手は、

「何としてでもオリンピックに出場したい。いや、絶対に出場してみせる。」

当然、出場したからには、次のステップとして、

「何としてでも金メダルを取りたい。いや、絶対に取ってみせる。」

といった「燃えるような欲望と、強い信念」を持っているはずではないでしょうか？

成り行きで、あるいは「出場できたらいいなあ。」という軽い願望で出場した選手は皆無ではないかと思います。

目的・目標を達成させるには、まずは「燃えるような欲望と、強い信念」を持たないことには先に進みません。

次の段階で、「計画と行動」がある訳ですが、これは会社経営や、営業活動でも同じことが言えます。

●「地域で顧客満足度ナンバーワンの会社を目指す。」

●「必ずや、トップセールスになってみせる。」

など、いろいろとあろうかと思います。

決して成り行きで実現できるものではありません。

「燃えるような欲望と、強い信念」、「計画と行動」

北京オリンピックにより、改めて認識させられました。

 

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「アラサー？」、「アラフォー？」

最近、新聞を読んでいましたところ、文中に「アラサー」と「アラフォー」という単語が出てきました。

ところが、文中ではそれらの意味が書かれていませんでした。

恐らく、意味不明のまま記事を読んでも、全くチンプンカンプンになるところでしょう。

この新聞を読む何日か前、たまたま知り合いの人から「アラサー」の意味を教えてもらっていましたので、新聞を読んでいても話の内容がわかりました。

今では、インターネットで調べれば、意味が説明されています。

●アラサー    ・・・    アラウンドサーティーの略で、３０歳前後の女性のことを意味する

●アラフォー  ・・・   アラウンドフォーティーの略で、４０歳前後の女性のことを意味する

女性向けファッション雑誌から生まれた言葉とのことですので、男性は含まず、飽くまでも女性だけを意味するようです。

知らぬ間に新しい言葉や単語が世の中に出てきて、新聞紙上でも文中に掲載され、新語を知ってる人は既に知ってるという、世の中のスピードの速さをつくづく実感しました。

 

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「良い会社をつくる。」経営者の強い意志

先日ある中小企業の、金属加工業の会社へ伺う機会がありました。

弊社とは業種は全く異なり、鋳物の成型加工をされる会社でした。

先方の好意により、工場内を見学させて頂くことができました。

鋳物の工場といえば、「危険・きつい・汚い」の３K職場が定番と言われることが多いようですが、この工場はそうではなく、見学の際にもヘルメットもなく、ワイシャツのままで工場内に立ち入らせて頂ける程でした。

しかも工具類は整理整頓されていました。

更には、工場内の社員さん方が、「いらっしゃいませ。」や「こんにちわ。」と気持ち良く挨拶して下さったことには、感動も覚えました。

経営者の方が、「良い会社をつくる。」と強い意志を持たれ、そのことを実践されてることには、非常に勉強になりました。

 

【溶けた金属の受け作業】  （撮影了解済）

↓    

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

【整理整頓された工具類】（撮影了解済）

↓

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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剛優兼備（ごうゆうけんび）

先日のセミナーの同窓会で、もう一つ学んだことがあります。

メンバーから教わった言葉ですが、その人は、これを指針とされています。

剛優兼備（ごうゆうけんび）

読んで字のごとく、「つよさ（剛）と優しさを兼ね備える」という意味ですが、優しさの前には必ずつよさ（剛）が必要で、決して優しさが先ではないということも強調されました。

言われれば 「なるほど！」 と思いますが、どこの書籍にも載ってなさそうな四字熟語です。

私自身がこの言葉を指針にできるかどうかはわかりませんが、人から教わって良かったと思った言葉は手帳に書きとめ、たまには読み返して思い出し、自分で自分を勇気付ける道具にしています。

 

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心を伝えるのはアナログ手段で

先日、過去にあるセミナーを受講したメンバーが集まっての同窓会が開催されました。

単なる飲み会的な同窓会ではなく、第１部は貸会議室での勉強会とし、第２部は場所を変えての懇親会というプログラムでした。

セミナーを修了して約３ヶ月程経ちましたが、受講生は皆、凛とした態度で、成長されたことが伺えました。

勉強会の中で、営業で成果を出された人の話を聞きました。

そこでの学びは、

「ITが普及したデジタルの時代に、直筆の手紙をお客様へ送ることによるアナログ手段が、心まで伝わってお客様の印象に残り、成約率が上がる」

ということでした。

昨今は私自身もペンで文字を書くより、キーボードを叩いて活字で文字を表すことが多くなってしまっています。

しかしながら、文字を通じて心を伝えたいのならば、デジタルの活字ではなく、アナログの直筆の方が確実です。

今一度、原点に返って、心を伝えるアナログの必要性を感じさせられました。

 

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