中小企業の街、東大阪発「一日一語」

１０を聞いて３を話す

 「聞き上手は話し上手」あるいは「話し上手は聞き上手」と言われてますが、どう見ても人の話は聞かず、自分が一方的に話をしたがる人は、世の中に多くおられることと思います。

上司・部下間でよくある話が、上司がやたらと一方的に話すものの、部下の話をじっくり聞こうとせず、部下としても「何を言っても聞いてもらえない！」、「何を言ってもムダ！」と思い、しまいには報告・連絡・相談することが嫌になってくることもあるでしょう。

人の話を聞かないでいると、当然のことながら、貴重な情報も遮断することになります。

特に人の上に立つ立場であれば、一方的に話をするばかりでは暴走してしまい、最終最後、自分自身が破綻しかねません。

１０を聞いて３を話す・・・

このバランスこそ、「聞く・話す」ことにより良い人間関係も維持できるとは思ませんでしょうか？

 

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「どうすればできるか？」を考える

他人に何かをお願いする時、何かの用事を頼む時、何かと理由を付けて「できません！」と断られることがあります。

勿論、理由を聞いて納得し、「それなら仕方がない！」と思うこともありますが、無理難題をお願いしている訳でもないのに、もっともらしい理由を述べるにしても、様子を見る限り、単に面倒臭がってだけと捉えることもあるかもしれません。

そういった場合、お願いする側としても不快な反応をしてしまうものでしょう。

断る側としても、「できません！」と答えて、相手が不快に思ってしまい、申し訳ないという気持ちが出て、自分自身も快適な気分にならないのならまだしも、とにかく「できません！」と答えて、面倒なことを避けたがるのは、いかがなものかと思われます。

やたらと面倒がって「できません！」と答える人は、「できません！」と答えることにより、問題を解決することや、成功につながること、更には自分自身の自己成長につながることすら遮断してしまうこともあることを、認識すべきではと思います。

一瞬、これはできそうにないと思っても、「どうすればできるか？」を考えてこそ、自己成長につながりませんでしょうか？

その場ではできそうにないと思っても、「この点さえクリアになればできます！」、「あと〇時間頂ければできます！」、「予算を〇円頂ければできます！」といった答え方はできるのではないでしょうか？

「どうすればできるか？」を考える・・・

「できません！」を口癖にするより、これを口癖にすれば、おのずと考える習慣も身に付き、人生まで変わってくるように思いませんでしょうか？

 

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他人への期待に対する結果責任は自分にある

人に対して期待することは必要でしょう。

特に管理者が部下に対して期待することは必要不可欠で、部下も期待されれば期待に応えようと、努力します。

ところが管理者として部下が期待した通りに成果をうまく出せなかった場合、ついつい叱責したり、問い詰めたりしてしまうことがあるかもしれません。

「期待していたのに、裏切られた！」

とわめき散らすようでは、その管理者は、管理者としての器が小さいとしか言いようがありません。

上下関係のみならず、他人に対して期待することで、過度に期待して成果や良い回答を求めすぎるのは、いかがなものかと思います。

期待することに対しても、実は期待する側の責任が伴います。

他人に期待して、期待通りの成果や回答が得られなかったとしても、他人に期待した自分の責任に他なりません。

よって部下が期待した通りの成果を出せなかったとしても、管理者が責任を取る必要があります。

他人への期待に対する結果責任は自分にある・・・

このことを念頭に置いた上で、他人に期待するべきではないでしょうか？

 

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ドリームキラーに惑わされない

前回、「成功したいなら「入力管理」の実践を」について記述しましたが、典型的な事例をまとめてみます。

自分の周囲には、親・兄弟、知人・友人、職場の上司・同僚といった人がいますが、「あなたにできるはずがない！」、「どうせ無理！」と言われることがあり、反発することもあるでしょう。

たとえ親・兄弟でも、マイナス思考、ネガティブ思考の言葉を口に出すようであれば、それを「入力管理」して遮断することもできます。

尚、マイナス思考、ネガティブ思考の言葉ばかりを口に出し、他人の夢や希望まで砕こうとする人のことを、「ドリームキラー」、あるいは「ドリームデストロイヤー」と呼ばれることもあります。

決して「ドリームキラー」や「ドリームデストロイヤー」に言われることに左右されず、自分が信念を持って、夢や希望を実現させ、成功に導きたいことでしょう。

ドリームキラーに惑わされない・・・

ここが重要と思いませんでしょうか？

 

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成功したいなら「入力管理」の実践を

人間の頭脳は、入力（インプット）した情報を、場合によっては編集しながらも出力（アウトプット）するものですが、インプットする情報については、どうせならプラス思考、ポジティブ思考な情報に絞りたいものです。

マイナス思考、ネガティブ思考な情報をインプットしてしまうと、自分自身も「どうせあかんわ～」といったマイナス思考、ネガティブ思考な言葉しか口から出てこないことでしょう。

そこで、マイナス思考、ネガティブ思考な情報は遮断してインプットせず、プラス思考、ポジティブ思考な情報に絞ってインプットすることを、「入力管理」と呼ばれてます。

よって成功者は「入力管理」をしていると言われ、「入力管理」に力を注いでると言っても過言ではないでしょう。

成功したいなら「入力管理」の実践を・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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通勤時間の有効活用をできているか？

通勤電車の中で、読書をする人、あるいは音声学習をする人と、ひらすら電話機でゲームをやったりする人と、その後の人生は何ら変わらないかと言えば、大きく変わることでしょう。

中には、あえて早目の空いてる時間帯の通勤電車に乗り、座って寝ておいて、会社に到着するころには頭がスッキリしているというパターンもありますので、それはそれで出勤時にはスッキリと仕事に取り組めるので、よろしいかと思います。

同じ通勤時間の中で通勤時間をどう活用するかによって、その日１日もそうですし、先々の人生も大きく違ってきませんでしょうか？

通勤時間の有効活用をできているか？

勤務先まで比較的近く、徒歩や自転車通勤する人がいたり、マイカー通勤しかできない勤務先であったり、人それぞれ通勤事情は異なりますが、貴重な通勤時間を、そのままロスタイムにせず、有効活用したいとは思いませんでしょうか？

 

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自分の性格は自分で変えることができる

性格には、「遺伝的性格」と「環境的性格」の２種類があると言われてます。

文字通り、「遺伝的性格」は親や先祖代々の遺伝により、人相に限らず、性格までも遺伝したかのように、親や先祖代々より遺伝したような性格のことを意味します。

「環境的性格」は、周囲の環境によって形成される性格のことで、周囲が明るい人、前向きな人、積極的な人ばかりであれば、自分自身もその影響を受けた性格になり、周囲が暗い人、後向きな人、消極的な人ばかりであれば、自分もおのずと周囲に影響を受けた性格になることでしょう。

ところが、「環境的性格」については、自分で変えることも可能なのかもしれません。

周囲が暗い人、後向きな人、消極的な人ばかりで、その影響を受けたくないのであれば、明るい人、前向きな人、積極的な人と付き合うようにする、あるいは受けたくない影響はバリアを張って遮断するといった自分の選択で、できるように思いませんでしょうか？

たとえ「遺伝的性格」であっても、自分がその性格が気に入らないのであれば、変えようという強い信念があれば、性格を変えることができることでしょう。

自分の性格は自分で変えることができる・・・

もし、自分で自分の性格を変えたい、改善したいと思うのであれば、強い信念を持って、変えることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

 

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入力したものしか出力できない

パソコンであれば、Windows 等のＯＳ（オペレーションシステム）をまずはインストールしないことには、全く何の反応もしない、ただの形のあるモノやハコでしかありません。

また、WORD や EXCEL といったソフトをインストールしないことには、ワープロとして使うことも、表計算もできません。

よって、何かを入力（インプット）しないことには、何も出力（アウトプット）されることはありません。

このことは人間の脳でも実は同じで、小学校の頃には、掛け算の九九を覚える際には、繰り返し繰り返し、自分で声を出しながら自分の脳にインプットし、インプットされたことは自然とアウトプットできるようになった経験は誰しもあることでしょう。

経験したことであれば、体で覚えて頭の中に記憶されることにつながり、頭の中に記憶した引き出しから知恵やアイデアを出すことができますが、経験の無いことに関しては、全く知恵もアイデアも出てくることがあり得ません。

特に覚えようとして覚えた訳ではないようなことでも、何度も耳で聞いたことは、自然と口から出すことができます。

例えばテレビで放映されてた番組やコマーシャル等で、「やられたらやり返す。倍返しだ！」、「ファイト！一発！」等は、覚えようとして覚えた言葉ではなく、何度も耳にして自然と頭の中にもインプットされたようなことで、誰でもいつでも、口から出せる程ではないでしょうか？

入力したものしか出力できない・・・

勉強する際には、机で参考書を広げて勉強するのもさることながら、耳で聞く学習方法も大変効果的とは思いませんでしょうか？

 

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信念を持って肯定的に思い込む

「どうせ失敗するはず！」、「うまくいくはずがない！」、「あなたには無理！」

となど、親や先生、会社の上司や同僚に否定的なことばかり言われることもあるでしょう。

周囲から否定的なことばかり言われたら、ネガティブ思考、マイナス思考になってしまうのは無理ありません。

よって自分がネガティブ思考、マイナス思考であっても、自分のせいではないこともあります。

とはいえ、誰に何と否定的なことばかり言われようが、自分が信念を持ち、「できる！」、「成功させる！」、「必ずうまくいく！」と肯定的に思い込むことはできます。

この思い込みにより、結果も思った通りに良い結果になることがあります。

信念を持って肯定的に思い込む・・・

実はこれこそ、成功につながる秘訣ではありませんでしょうか？

 

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部下が成果を出せてこそ、部下育成

管理者の重要な任務の１つに、部下育成があります。

部下育成にも上手下手があることでしょう。

部下に指示・命令をするだけで、「後はやっとけ！」と言って放置してても、当然のことながら部下育成につながるものでもありません。

部下育成とは、部下が成果を出せる人財に育成することであり、成果を出せる人財に育成することは非常に難しく、手間暇がかかります。

一晩で花が咲くものでもありませんので、突貫工事のように、簡単に短期間で成果を出せるように育成など、できるはずもありません。

管理者としても、自分１人の力では１００の成果を出すことが限界とするならば、育成した部下と共に２人、３人で仕事に取り組めば、２００、３００、あるいはそれ以上の相乗効果が出ることもあり得ます。

部下が成果を出せてこそ、部下育成・・・

このことをベテラン管理者は忘れがちになってませんでしょうか？

 

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