中小企業の街、東大阪発「一日一語」

「ムリ」と「ムダ」の違い

「ムリ」と「ムダ」について、意味としてはそれぞれ、「ムリ」とは負荷が能力を上回っている状況を言い、「ムダ」とは逆に負荷が能力を下回っている状況を言います。

わかりやすい事例を考えてみます。

重い荷物を自転車、リアカー、軽自動車で運ぶのは、「ムリ」があります。

また、軽い荷物をワザワザ大型トラックで運ぶのは、「ムダ」があります。

更に、ムリとムダの両方が混在し、時間によってそれぞれ表れる状況を、ムラと言います。

「ムリ・ムダ・ムラの排除」ということは、製造業でも聞くことの多いテーマになってます。

目的に適した手段、方法を選択しないことには、「ムリ・ムダ・ムラ」が生じます。

これでは、大変効率を落としてしまい、あとあと、業績にも悪影響を及ぼします。

「ムリ・ムダ・ムラの排除」につながるよう、日々知恵を出して改善できていますでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

だれが、だれから買いたいと思うか？

「自社商品を、だれが買いたいと思うか？」

このようなことを、考えてみたことが、ありますでしょうか？

同等品も世の中に出回り、何も自社でなくとも、ユーザーは他社の商品を選択することもできます。

ＱＣＤと言われるＱ（品質）、Ｃ（コスト）、Ｄ（納期）のいずれかで差を付けようにも、なかなか差が無くなってきた昨今、インターネット通信販売でない限り、営業担当者という人で差を付けるしかないように思います。

つまり、「自社商品を、だれが、だれから買いたいと思うか？」

この、「だれから」ということが、お客様より自分が選ばれるかどうか、実に重要なポイントになろうかと思います。

勿論、ターゲット先を決めることもさることながら、アプローチしたら、最終最後は、

「あなたから買いたい！」

と言われるかどうか、考えてみる必要があろうかと思いますが、いかがでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

戦略あっての戦術

戦略と戦術について、今一度、何がどう違うか、簡単に考えてみようと思います。

大阪から東京へ行くのか、福岡へ行くのか、どこへ行くかを決めることが戦略、どこへ行くか決まれば、飛行機を活用するのか、新幹線を活用するのか、何を使って目的地へ行くかを決めることが戦術になります。

つまり、「どのような結果にするか」ということが戦略で、「結果を出すべく、どのようなやり方をするか」ということが戦術です。

このあたりになってくると、若干ややこしくなってくるかもしれません。

ハッキリ言えることは、戦略が明確でないことには、いくら一生懸命やり方（戦術）を考えたところで、全く意味がありません。

戦略あっての戦術・・・

今一度、意味の違いを思い出してもよろしいかと思います。

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

「スルー力（りょく）」を身に付ける

１０成功しても、１のミスを非難する人はどこにでもいることでしょう。

他人のミスを細かく非難する人の対処法は、「気にしない！」ということに尽きるように思います。

つまり、気にせずに、嫌なことや、気に入いらないことがあっても聞き流す力、「スルー力（りょく）」を身に付けるということです。

神経質に、いちいち気にしていたら、自分の身が持ちません。

話の内容によっては、相手に角を立てることなく、スルーすることが一番でしょう。

また、細かいミスまで見逃さず非難をする人は、自分は優越感を感じ、評価されるべき偉大な存在だと思っているかもしれません。

そのような細かな人に対しては、

「そこまで気付いて頂き、ありがとうございます。」

と感謝の意を伝えると、非難されることも止まっていくように思います。

しかしながら、ここまで切り返せるようになるには、場数を踏むことも必要でしょう。

非難に惑わされない術を身に付けることは、苦難を乗り越えることと同じ位に大切かと思いますが、いかがでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

気散病（けさんびょう）にならないためには・・・

人間の精神状態には、「集中」か、気が散ってしまってる「気散（けさん）」の２種類しかないということは、以前にも記述したことがありあす。

●気が散りまくってしまい、今、何をすれば良いのかわからない

●自暴自棄（じぼうじき）になり、開き直ってしまう

●自分の役割をすっかり忘れてしまい、パニック状態に陥ってしまう

（※自暴自棄・・・物事が思い通りにならないために、自分で自分の身を粗末に扱い、投げやりな行動をして、やけになって自分の身を粗末に扱うこと）

ここまで気が散ってしまった病気を、心理学の専門家の間で、「気散病（けさんびょう）」とまで言われてるようです。

特にプレッシャーに弱い人は、気散病になる可能性が高いとのことです。

気散病（けさんびょう）にならないためには、やはり、いかなる困難に直面しても、目的を放棄せず、時が深更に及ぼうとも、最後までやり遂げる不退転の強い意志を持ち、自分自身、プレッシャーに打ち勝ち、「集中」して取り組んでいくしかありません。

「集中」するには、自分の意思でしかできません。

日頃からでも、「集中」して、「気散」にならないように、どれほど「集中」できてますでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

超多忙な相手へ伝えたいことは、１枚の書面に一目瞭然にまとめておく

かねがねお会いしたいと思っていて、初めてお目にかかれるチャンスが訪れても、相手が超多忙で、ほんのわずかな時間（一瞬程度の時間）しか取れそうにない時、その瞬間、伝えたいことを、どのように伝えるか、非常に難しいことでしょう。

時間があれば、あれもこれもと伝えたいことは口頭でできるでしょうが、物理的に当然そこまで無理な場合、事前に１枚の書面にまとめて、一言添えて、手渡しするという方法しか無いように思います。

書面にまとめるにも、超多忙な相手は、２枚も３枚も読んでられないでしょうから、いかにして、１枚の紙に読みやすく、しかも、これ以上は簡略しようがないぐらいにまとめるか、これも技術の要する難しいことです。

当然、字が小さすぎたり、１枚の紙に文字を詰め込みすぎでも、読んで頂ける確率は低くなってしまいます。

超多忙な相手へ伝えたいことは、１枚の書面に一目瞭然にまとめておく・・・

日々実践をこなさないと、なかなか難しいですが、実践を重ねていくしかないように思いますが、いかがでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

営業会議に対する意識のギャップ

営業会議の参加者（営業員）から見た場合、「こんな会議やってもムダでは？」と思われているであろうこと・・・

●報告事項ならば、メール配信や書類の回覧で済むのでは？

●営業リーダーへの数値報告会でしかないことがある

●営業リーダーの独演会でしかないことがある

●営業リーダーと会議参加者との精神論の確認でしかないことがある

●営業リーダーと参加者の特定の一人との、１対１のやりとりが長く、他の参加者の参考になる話でもないことがある

また、営業会議の主催者（営業リーダー）から見た場合、「こんな会議やってもムダでは？」と思われているであろうこと・・・

●会議で一言も話さない参加者が多い

●参加者に当事者意識が見受けられないことがある

●参加者の会議に対する集中力が見受けられないことがある

それでは、正しい営業会議のあるべき姿とは、一体どういったものかを考えてみたく思います。

ムダな営業会議から、有意義な営業会議へ転換していくには、

●活動状況を管理、徹底させる場であること

●抱えている問題を解決させる場であること

●参加者を成長させる場であること

大きく、この３つの要素からなるように思います。

また、いかにして、ＰＤＣＡサイクルを回せれる営業会議になっているか、非常に難しいかもしれませんが、マンネリ化した営業会議であれば、改革は必要かと思いますが、いかがでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

あずさ２号現象

かつて、昭和歌謡の名曲に、狩人の「あずさ２号」という唄がありました。

１番目の最後の歌詞に、

「私は　私は　あなたから～　た～び～だち～ます～」

という箇所があります。

ここで、「私は　私は」と繰り返していますが、日常の会話でも、「私は　私は」と自分を主語にして、自分中心の話を強調しようとする人がおられることと思います。

そういった、他人の話には耳を傾けず、自分のことばかりを話そうとする現象を、「あずさ２号現象」と、名付けた人がいます。

うまいこと名付けられたことと思いますが、「あずさ２号現象」は、自戒をこめて、私の知り合いの経営者が名付けられました。

お客様相手の商談においては、自分が主体ではなく、お客様主体で考えなければならないので、ここで、「あずさ２号現象」に陥ってしまっては、商談成立には程遠いでしょうし、社内会議においても、「あずさ２号現象」に陥ってしまては、単なる自分中心の独演会でしかありませんので、本来の会議には遠ざかってしまうようにも思います。

私自身も気を付けなければなりませんが、「あずさ２号現象」に陥ってしまうことには、気を付けていきたいものです。

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

目的・目標を前に、私心を捨てる・・・

１対１でも、１対多でも、人前で話をする場合、誰しも緊張してしまう経験はあろうかと思います。

人によっては、恥ずかしさ、照れまで生じてしまう人もおられることでしょう。

緊張、恥ずかしさ、照れといった感情は、私心です。

コミュニケーションにおいては、必ず何らかの目的・目標が存在します。

私心を引きずってばかりでは、目的・目標に近付くことは難しいです。

特に人前で話をするには、場数も踏まないことには、話す技術も身に付きませんし、事前に、自分で話す練習、ロールプレイングといったことも必要でしょう。

目的・目標を前に、私心を捨てる・・・

私心に惑わされて、一生を終えてしまっては、後悔してしまいませんでしょうか？

私自身もまだまだ、人前で話をするにも、訓練が必要に思っております。

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html

「話す」と「伝わる」は全く別物

お客様相手の商談でも、社内におけるミーティングでも、自分が話すべきことを話したものの、どうもその後の反応が何ら無く、決まったことも実行されないという経験ありませんでしょうか？

実は、自分は「話した」という事実はあっても、相手には「伝わっていない」ということが実情です。

「話す」と「伝わる」は、全く別物です。

話すべきことを話したのに売れない、
なぜでしょうか？

また、いくら話しても、曖昧に、お茶を濁すような話し方では、肝心なことは伝わりません。

伝えるにも、技術が必要です。

必要に応じては、書類に基づいた説明も必要で、口頭だけでは充分に伝わらないことは日常茶飯事です。

また、やたらと専門用語を使っていては、わからない人には当然伝わりませんし、相手も専門用語のことについて、いちいち質問することなく、わからないまま聞き流されてしまうのがオチです。

相手にわかる言葉で、例え話、具体的な事例なども盛り込み、必要であれば、書類、現代ならパソコン等によるビジュアルでの説明により、いかにして伝えるか、日々、伝える技術に磨きをかけることが必要かと思いますが、いかがでしょうか？

 

【生興株式会社 ホームページ】

http://www.seikofamily.co.jp 

【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html