かつて、昭和歌謡の名曲に、狩人の「あずさ2号」という唄がありました。
1番目の最後の歌詞に、
「私は 私は あなたから~ た~び~だち~ます~」
という箇所があります。
ここで、「私は 私は」と繰り返していますが、日常の会話でも、「私は 私は」と自分を主語にして、自分中心の話を強調しようとする人がおられることと思います。
そういった、他人の話には耳を傾けず、自分のことばかりを話そうとする現象を、「あずさ2号現象」と、名付けた人がいます。
うまいこと名付けられたことと思いますが、「あずさ2号現象」は、自戒をこめて、私の知り合いの経営者が名付けられました。
お客様相手の商談においては、自分が主体ではなく、お客様主体で考えなければならないので、ここで、「あずさ2号現象」に陥ってしまっては、商談成立には程遠いでしょうし、社内会議においても、「あずさ2号現象」に陥ってしまては、単なる自分中心の独演会でしかありませんので、本来の会議には遠ざかってしまうようにも思います。
私自身も気を付けなければなりませんが、「あずさ2号現象」に陥ってしまうことには、気を付けていきたいものです。
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