一人の営業マンが大きな契約が取れたら、当然のことながら上司に報告し、その組織内の全員で、感動を共有することはあるでしょう。
ところが、一人の社員が業務中において小さな改善をできて、仕事がしやすくなったことなどは、いちいち上司に報告することもなく、その人一人で小さな感動を味わってるのではないでしょうか?
実はそれは組織内においては、非常に勿体ない話ではないかと思います。
小さな感動となる小さな改善を組織内で、更には組織横断で横展開すれば、その人数分だけ改善効果が表れます。
小さな改善は、その人独特のスキルといったほどのことでもないかと思います。
例えば、
●エクセルやパワーポイントの便利な使い方を発見した
●ラベル表示することにより、いちいちフタを開けて中身を確認する手間がなくなった
など、小さな、些細なことでも大歓迎とすることが大事です。
必ずやその人にとっては、感動があったことでしょう。
改善提案制度を導入されてる会社もあるでしょうが、小さな改善提案を受け入れ、その積み重ねにより、効果を出しているという話もよく聞きます。
改善提案制度となると、明確な「費用対効果」だけを求めようとするきらいもありそうですが、これではなかなか提案案件が出てきません。
まさに改善提案制度とは、「小さな感動を独り占めしない仕組み」であるべきだと思いますが、いかがでしょうか?
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