問題を解決するには、物事が事実なのか、解釈なのかに分け、事実に絞って解決をしていくことが妥当であることを、以前に記述したことがあります。
更には、報告内容に基づくこととなれば、事実なのか、解釈なのか、報告者の個人的な意見なのかに分ける必要もあることでしょう。
いくら「景気が悪くて商品が売れません!」と報告が上がったところで、それは解釈でしかありません。
景気が悪いということは、事実のように思えるでしょうが、業種によっては、そうは思わない業種もあることから、事実とは言えません。
また、「時代の変化により、顧客のニーズに合わないものは売れません!」と報告が上がったならば、これも事実ではなく、意見として捉えることが妥当でしょう。
よって、商品が売れないという問題に対して、事実は何なのかを突き止めていけば、問題解決の糸口がつかめるように思いませんでしょうか?
報告内容は事実、解釈、意見なのか見極める・・・
このあたりを混同してしまうと、なかなか解決につながりませんので、やはり事実を追及していくことが妥当と思いませんでしょうか?
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