中小企業の街、東大阪発「一日一語」

千里の道も一歩から

「凡事徹底」と言えば、挨拶、整理・整頓・清掃がつきものであることは、多くの方はご存知のことと思います。

凡事と言われる誰にでもできる簡単なことを徹底して実践するということで、何をするにも基礎になることながら、こういった凡事をないがしろにし、それよりも仕事の実務が重要ということで、凡事徹底されていない状態で、重みのあること、難しいことに取り組もうというきらいも少なくないように見受けられます。

簡単なことができずして、重みのあること、難しいことに取りくんだところで、基礎がガッチリしていない限り、うまく成果が出るとは思えません。

同じような意味で、「千里の道も一歩から」という諺があります。

意味としては、どんなに大きな仕事でも、身近なことから始め、少しずつ積み重ね、努力していくことが大切であるということです。

人間である以上、どうしても横着したがり、手抜きしてでも効率良く成果を出そうという心理が働くでしょうが、手抜きした結果は、基礎がしっかりしておらず、長続きするものでもありません。

やはり、地道にコツコツと積み上げていくという基礎作りから固めていく必要はありませんでしょうか？

千里の道も一歩から・・・

今一度、認識させられました。

 

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本当に重要なことは自然と聞こえてこない

「聞く」と「聴く」の違いについては、説明するまでもないかと思いますが、「聞く」は自然と聞こえてくることで、「聴く」は自分が集中して聴くことです。

部下が上司の話を「きく」のは、間違いなく「聴く」が該当するでしょう。

それでは、上司が部下の報告を「きく」のは、「聞く」と「聴く」のどちらが妥当と思いますでしょうか？

答えを言えば、これも「聴く」が該当するでしょう。

上司としても、部下の報告の中には、重要な報告もあるはずです。

本当に重要なことは自然と聞こえてこない・・・

このことを意識して、お互いに「聴く」姿勢が必要と思いませんでしょうか？

 

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「夢想家」と「夢創家」の違い

「夢想家」と「夢創家」には、以下のように異なると言われてます。

 

【夢想家】

１．運に頼る

２．目的に焦点を合わせる

３．不健全な期待（不平や文句につながる）を育む

４．仕事への価値観が低い

５．言い訳を探す

６．惰性を生み出す

７．孤独感を増殖させる

８．待機する

９．個人的なリスクを避ける

 

【夢創家】

１．修練に頼る

２．行程に焦点を合わせる

３．健全な不満（斬新なアイデアにつながる）を育む

４．仕事に全力を注ぐ

５．行動を率先する

６．推進力を発信する

７．チームワークを奨励する

８．物事を起こす

９．必要ならリスクを負う

 

人によって、どちらかの傾向になるでしょうが、夢想家の条件が多いとしたら、今からでも、夢創家の条件１つずつでも切り替えていってはいかがでしょうか？

「夢想家」と「夢創家」の違い・・・

改めて認識させられました。

 

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くれない族を脱却する

何年か前の流行語大賞に「くれない族」というのがありました。

他の人から何かをしてもらうことばかりを期待し、いつも 「～してくれない」とボヤいている人達のことを指します。

これは他人依存で、自己中心的な考え方他なりません。

自分のことは自分でやるより、他人がやってくれれば楽で良いという考え方でしょうが、特に面倒なことは自分でやらずに他人がやって欲しく思い、「～してくれない」とボヤく人に、誰がついていくでしょうか？

くれない族を脱却する・・・

他人依存を脱却し、自己成長につなげていきたいと思いませんでしょうか？

 

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報告は事後報告と考察をセットで

報告・連絡・相談するにも、事後報告だけで終わってしまっているようでは、意味がありません。

事後報告して内容によっては、あとは上司の判断を委ねたいということもあるでしょうが、事後報告においては極力、今後の自分の計画や、対策案等を述べれば、報告を受ける側は、報告に基づく判断もしやすいですし、報告する側も主体性を持つことができます。

単に「こんなことがありました！」、「あんなことがありました！」と過ぎ去ったことを述べることのみならず、自分の感想も含め、「そこで自分は何をどう考えたか？」という考察の報告が重要ではないでしょうか？

報告は事後報告と考察をセットで・・・

報告・連絡・相談の質も上がるように思いませんでしょうか？

 

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誰にでもできることは手抜きしない

「鳥のように空を飛べ！」

と言われたところで、人間としてできるものではありません。

「足元に落ちてるゴミは拾って捨てよ！」

と言われれば、人間であれば誰でもできることです。

このように、人間ではどう考えてもできないこと、人間であれば誰でもできることがあります。

中には経験や能力により、人によってできる、できないことがありますが、医者でない人が、手術できるはずもありません。

そこで、誰にでもできることながら、わかっててやらないとなると、内容によっては「手抜きしている！」と見られることもあります。

落ちてるゴミを拾って捨てる、靴を脱いだら揃える、挨拶をするといったことは、実はいちいち指示・命令されるようなことではありません。

自発的に行動するものですが、これらを手抜きしてしまうと、決して良い印象は持たれることはありません。

誰にでもできることは手抜きしない・・・

この考え方は必要と思いませんでしょうか？

 

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新人はここに気を付けよ！

前回、「上司はここに気を付けよ！」について記述しましたが、これまた１０年以上前に、「新人はここに気を付けよ！Ｂｅｓｔ１０」という記事もあり、引用します。

 

１位　挨拶がキチンとできない（「ウィース！」、「チャース！」となど、友達間の学生言葉が抜けきれず、「おはようございます！」、「こんにちわ！」をまともに言えない）

２位　メモを取らず、同じ事を何度も聞く（携帯電話ででもメモを取るならまだしも、紙とペンを用意することもなく、メモを取る行動すらしない）

３位　敬語を使わない（１位同様、友達間の学生言葉が抜けきれず、敬語を使う習慣がないまま社会人になる）

４位　雑用を率先してやろうとしない（新人こそ率先してやるべきことがわかっていない）

５位　ホウレンソウ〈報告・連絡・相談）ができない（特に自分がミスしたことを上司に報告しようとしない）

６位　同じ間違いを繰り返す（１度間違ったことを繰り返さないように改善しようとする意識が欠如している）

７位　返事がない（指示・命令されたことに対して「ハイッ！」の返事をせず、受け入れていないと上司は判断する）

８位　自分のミスを謝らない（謝ると返って叱られると思い込み、謝ることに抵抗してしまう）

９位　「指示待ち」で自分から積極的に動こうとしない（自分が主体的に動くと責任感が重くなると思い、指示待ちになりがちである）

１０位　プライドが高く、知ったかぶりをする（少しでも自分の知っていることがあれば、優位性を出したく思ってしまう）

上司から見た場合、かなり該当することがあるかもしれません。

新人としても、「自分に当てはまる！」、「耳が痛い！」という人がいるかもしれません。

新人はここに気を付けよ・・・

新人のみならず、中堅、ベテランでも気を付ける必要はありませんでしょうか？

 

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上司はここに気を付けよ

１０年以上前に掲載された記事を引用します。

「上司はここに気を付けよ！Ｂｅｓｔ１０」という記事です。

 

１位　言うことや指示事項がコロコロ変わる。（朝令暮改ではなく、優柔不断という意味である）

２位　強い者には弱く、弱い者には強い。（上席上司や経営層にはペコペコし、部下には強気で接する）

３位　大事な局面で責任逃れをする。（特に部下の管理不行き届きについては、逃げる傾向にある）

４位　感情的で気分屋である。（自分が気に入らないと思えば、すぐに怒り出す）

５位　失敗を部下のせいにする。（自分自身でやってもうまくいかないことには、部下も含め、世の中が悪いなどと他責傾向）

６位　上司自身が仕事ができない。（優秀な部下からすれば、強く思われる傾向にある）

７位　部下の手柄を持っていく。（実際には部下が手柄を立てても、上へは自分の実力であるように報告する）

８位　部下の指導をしない。（プレイングマネージャーによくある傾向で、プレイヤー色が強すぎてマネジメントが手薄の状態）

９位　決断力がない。（１位に関連するが、優柔不断）

１０位　仕事を無責任にすべて部下に丸投げする。（手間がかかり、面倒に思う仕事は部下に丸投げ）

 

１０年以上前に掲載された記事とはいえ、令和になった今の時代でも、殆ど変わっていないとは思われませんでしょうか？

 

上司はここに気を付けよ・・・

管理者、ベテランは今一度、気を付ける必要はありませんでしょうか？

 

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今こそ、自分の人生の価値観の見直しを

働き方改革がうまく実現し、ムダな残業、ムリな残業を減らすことができ、帰宅が早まることになれば、早く帰宅して家族との時間を過ごすことができたり、睡眠時間が増えたりして、心身共に健康的になるでしょう。

あるいは帰宅してからでも帰宅途中でも、自分のやりたいことをやるという時間に充てることができ、働く人にとってはよろこばしいことと思います。

ところが、職場から退出する時間が早まっても、まっすぐ帰宅したところで何をすればよいかわからず、訳も無く帰宅途中で寄り道をする「フラリーマン」と呼ばれるビジネスマンが増えてきたと言われてます。

一般のサラリーマンのみならず、企業経営者や起業家でも見受けられるようです。

このことに関して、私個人的には「何故、フラリーマンが存在してしまうのか？」という大きな疑問を持ってます。

これまで、「忙しすぎて、心身共にクタクタ！」と言っていたビジネスマンが、何故、残業をしなくて済むようになれば、何をすれば良いのかわからなくなってしまうのか、それ程、忙しすぎる生活パターンの方が良かったのか、甚だ疑問です。

ひょっとしたら、忙しく、心身共にクタクタになって働いて、これまで勤務先や世の中に貢献してきたことが、自分の生き甲斐であり、自分のビジネスマンとしての価値を創造してきたのかもしれませんが、本来の自分のやりたかったこと、仕事以外の目的や目標を何ら設定できていなかったとは思いませんでしょうか？

今こそ、自分の人生の価値観の見直しを・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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「３高」でも「４低」でもなく、自分のポリシーは？

平成初期のバブル期の頃は、「３高」が揃った男性がモテはやされました。

「３高」とは、「高学歴」、「高収入」、「高身長」のことで、更に女性からして結婚相手としては長男より次男とも言われてました。

今ではこういった話も過去のものとなって聞かなくなりましたが、令和になってからは、「４低」なる男性が注目されてるようです。

「４低」とは、「低姿勢」、「低依存」、「低リスク」、「低燃費」のことで、「低姿勢」は文字通り低姿勢な態度を取り、威圧的な態度を取らない人、「低依存」は家事や子育てを分担して妻に依存しない人、「低リスク」は堅実な仕事に就き、リストラに遭うリスクが少ない人、「低燃費」は節約志向でムダな浪費をしない人のことを意味します。

「３高」も「４低」も「なるほど！」とは思いますが、時代の流れと共に価値観も変化することがうかがえます。

「３高」でも「４低」でもなく、自分のポリシーは？

これが実は重要と思いませんでしょうか？

 

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