「私は、幾多の苦難を乗り越え、努力して、ここまで頑張ってきた!」
そういう思いが人の信念となり、強固な自信となり、気付いたら、手にしているものでしょう。
「この仕事においては、誰にも負けない!」という自負を持ち、誇りになり、キャリアを積めば誰でもプライドを持つことかと思います。
プライドを持つことは決して悪いことではなく、これから先に待ち受けている更なる苦難を乗り越える時も、プライドがあればへこたれず、自分に大きな力と勇気を与えてくれ、必ずや、苦難を乗り越えることでしょう。
しかしながら多くの人は、仕事のキャリアを積めば、自分で得たプライドを後生大事に守ろうとする傾向があるようにも思います。
しまいには、プライドを守ろうと、何も行動しなくなる、挑戦しなくなる、できない理由ばかり言うようになる、部下や同僚、果ては上司まで攻撃するようになる恐れもあります。
もっと恐ろしいのは、「私は正しい!私は間違っていない!」と常に自己正当化し、「何故、何かあれば私ばかりを!」と被害者意識にまみれ、倍返しで他人を攻撃することすらあり得ます。
非常に恐ろしい話です。
プライドは生きる上で必要であり、大きな力、勇気、やる気、元気を与えてくれるものではありますが、後生大事に守ろうとすると、大変な副作用となり、周囲に迷惑をも掛けかねません。
つまり、プライドは後生大事に守るものではないと思います。
自分のプライドをいつでも捨てることができるというプライドを持つ・・・
これこそ、プライドを持つ極意と言えませんでしょうか?
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