人間である以上、言い訳を言わずにはおれないことは、日常茶飯事かと思います。
特に営業の仕事において、うまく成果が出なかったとしたら、景気が悪い、市場性が悪い、顧客がジリ貧となど、外部要因を並べ立てて、言い訳を言わずにはおれないことでしょう。
そもそも言い訳とは、都合の悪いことや過失などを、とりつくろうための説明をすることを意味します。
また、参考までに、言い訳とは似て異なる単語として、弁解、弁明、釈明があります。
それぞれの意味として、弁解とは、失敗に対して、それにはやむを得ない理由があるということで、自己を正当化するために説明することです。
言い訳と弁解は近いかもしれません。
弁明とは、自分の立場を明らかにするための説明をすることを意味し、自分が誤解されてることに対して、誤解を解くことに重きがあります。
釈明とは、自分が誤解されて、非難までされてることに対して、自分の立場の正当性を明らかにするための客観的説明をすることで、相手に了解を求めるために行うものです。
いずれにせよ、言い訳をしようが、弁解をしようが、自分ではコントロールできない外部要因を並べ立てても、何ともなりません。
自分ではコントロールできるような内部要因をあぶり出し、それらを解決する方法を考える方がよほど有意義と思いませんでしょうか?
言い訳や弁解を言う前に、内部要因をあぶり出す・・・
そうすれば、言い訳も弁解も言うまで、今後につながる建設的なことが思い浮かびませんでしょうか?
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