中小企業の街、東大阪発「一日一語」

逆転の発想

「ピンチはチャンス！」と言われることがありますが、短所やデメリットを逆手に取って、物事を考えると、非常に有効に思えることがありませんでしょうか？

これは「逆転の発想」と言われてます。

例えば、携帯電話のメールや、インターネットでの情報を常にチェックしないと気が済まないような人がいますが、飛行機に乗った時には、携帯電話やパソコンでの通話や通信が全くできません。

よって、メールもインターネットも何ともなりませんので、飛行機での移動時間は、ひたすら寝て休憩する時間にする、あるいは、普段読めない本を読む時間にするということで、有効な時間活用ができます。

また、車での移動も同様で、自分で車を運転する場合は、携帯電話を操作できません。

その際には、普段聞けない音楽のＣＤを聴く、あるいは何かの教材のＣＤを聴くということで、有効な時間活用ができます。

あるいは、車のシガーライターを利用して、運転中は携帯電話を充電する時間とすることもできます。

ほんの一例ではありますが、何もできない無効時間と思われる時間の有効活用化に関することのみならず、なかなか売れないものを売れるようにする知恵、失敗作と思われた開発商品の需要を喚起する知恵等、様々な事例が多々あります。

逆転の発想により、結果良しとする知恵を付けたいと思いませんでしょうか？

 

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頼みごとは質問話法で

人に頼みごとをする場合、上司から部下に対して、あるいは先輩が後輩に対して、親が子供に対しては、「あれやってて！」、「これもやってちょうだい！」と言い切りやすいことでしょう。

ところが、上下関係が逆パターンの場合、外部のお客様に頼みごとをする場合等、偉そうな口調で言う訳にはいきません。

その際には、質問話法が活用されます。

「～をお願いできませんでしょうか？」、「～をやって頂けませんでしょうか？」、「ご回答を頂戴できませんでしょうか？」、「あのやり方を教えて頂けませんでしょうか？」となど、ほぼ日常会話でも質問話法が浸透してることと思います。

但し、いくら丁寧な質問話法で頼みごとをしても、内容によっては、当然のことながら断られることもあります。

「１００万円を貸して頂けませんでしょうか？」

と部下が上司にいくら丁寧に頼んだところで、簡単に貸してくれる上司など存在しないでしょう。

頼みごとをする場合、相手によって応じてくれそうなことを、ある程度予測する必要もあります。

頼みごとは質問話法で・・・

今更ながらの話でしょうが、謙虚な姿勢で、質問話法ができてますでしょうか？

 

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日常の五心の実践

「日常の五心」と言われてる５つの言葉があります。

１．「はい」という素直な心

２．「すみません」という反省の心

３．「私がします」という奉仕の心

４．「おかげさま」という謙虚な心

５．「ありがとう」という感謝の心

それぞれの意味は、説明しなくとも、ご理解頂けることと思います。

素直になり、反省し、奉仕し、謙虚になり、感謝すれば、充実した幸せな人生を送れることは間違いありません。

まだまだ実践できていないということであれば、できることからでも実践してみては、いかがでしょうか？

 

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早い決断は、時間をムダにしない

１日２４時間は、老若男女問わず、人間に平等に与えられた貴重な資源です。

やりたいことをやるにも、自分で工夫して、時間を捻出する必要があります。

そのためにも時間管理（タイムマネジメント）をうまくやらないことには、何ともなりません。

雑用は短時間で済ます、効率的な行動をするといった行動に関することもありますが、考える時間を短くするということもあるでしょう。

特に、やるか、やらないかの決断は早くすること、つまり、やるか、やらないかの決断に迷う、悩むのは、時間のロスが生じ、勿体ないだけですので、決断は早くすることも、大きなポイントになるはずです。

迷って、悩んだあとに決断しても、決断の質は変わりません。

中には、じっくりと考える必要があることもあるでしょうが、さっさと決断できることは、さっさと決断するのが妥当と思いませんでしょうか？

「時間があったら・・・」、「お金があったら・・・」と悩んだり、自分に言い訳したりしても、何も変わりません。

早い決断は、時間をムダにしない・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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自分の心に従って行動する

「自分らしさを出したい！」

と思っている人は多いことと思います。

ところが、

「何か違和感があり、自分らしくない！」

と思うこともあるでしょう。

そう思うということは、当然ながら自分らしさは出ていません。

それでは「自分らしさを出す」とはどういうことかと言えば、「自分の心に従って行動する」ということ他なりません。

「自分の心に従って行動する」と言われても、いまいちピンと来ないかもしれませんが、「たとえ周囲から反対意見があったとしても、自分のやりたいことを貫き通す」と解釈すればよろしいかと思います。

どうしても、周囲から反対されるのではと思い込んでしまう、あるいは反対意見が既に出たということもあるでしょうが、そこで悩んでしまっては、しっくりしない、悶々（もんもん）とした気持ちになり、やりたいことができない、あるいはやりたいことと違った方向に進んでるということになりかねません。

自分の心に従って行動する・・・

果たして、この実践ができ、うまく自分らしさを出してますでしょうか？

 

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仕事の報酬は仕事

上司として、部下に仕事を任せて、育てることは必須です。

但し、部下に仕事を任せるとは、仕事を丸投げすることとは異なります。

（丸投げとは、任せたあとは放ったらかしで、結果の良し悪しだけで評価するということです。）

ましてや、雑用業務ばかりを任せればよいものでもありません。

部下に仕事を任せるとは、信頼前提で仕事を任せ、途中経過に細かく口を出さず、部下からの報告により、状況は把握することにあります。

勿論、相談があれば、相談にのり、どう解決するかを一緒に考えればよろしいでしょう。

仕事を任せる限り、部下本人が責任感を持ってヤル気を出し、上司や会社から期待されてると意識しないことには、うまくいきません。

それなりに高度な仕事を任されて、部下から上司に対して、自分から積極的にこまめに報告・連絡・相談をしていけば、結果がどうであれ、低い評価をされるようなことはありません。

上司の立場、部下の立場、それぞれの立場でやるべきことがありますが、いずれにせよ、上司・部下間のコミュニケーションがうまくいかないと、仕事の成果は思ったように出ません。

仕事の報酬は仕事・・・

上司、部下共にこのことを認識した上で、任せて育てるということを、どこまでできてますでしょうか？

 

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集中とリラックス

前回、働き方改革、業務手法の抜本的な改革について記述しましたが、早い話が、最終最後、いかにして生産性を向上させるかということに尽きると思います。

当然のことながら、ムリ・ムダ・ムラを無くすことにより生産性が向上しますが、違った観点からも、生産性を向上させる手法もあるのではないかということです。

例えば、業務に集中できる環境を整備する、あるいはリフレッシュできる環境を整備することにより、結果的に生産性の向上につながるということもあります。

これまで、事務所にＯＡ機器や、工場にＦＡ機器を導入するにあたり、費用対効果の計算ができ、投資をしてきた背景があります。

ところが、業務に集中できる環境を整備や、リフレッシュできる環境を整備と言われたところで、費用対効果の計算ができるものでもありません。

実際、本当に生産性の向上につながるのかどうかも、企業によって効果はマチマチかもしれません。

それでも、やってみないことには何ともわかりません。

集中とリラックス・・・

これをキーワードに、働き方改革を進めてみるのも、一つの手法と思いませんでしょうか？

 

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業務手法の抜本的な改革とは？

「働き方改革」については、毎日のように話題になっている昨今です。

「いかにして残業を減らすか？」という課題に対して、働き方を改革することにより実現させると言われてますが、当然のことながら、従来の業務手法のままでは、働き方改革は実現できません。

働き方を改革するとは、業務手法を改革するということになるでしょうが、従来から浸透した業務手法を抜本的に改革することに、果たしてどれほど着手できてますでしょうか？

事務処理については、ＯＡ機器を導入することによるＯＡ化が進み、処理時間が短縮につながりました。

工場の製造現場においても、ロボットや自動化の機械設備を導入することによるＦＡ化が進み、製造のリードタイムの短縮、歩留まりの向上といったことにつながりました。

ここまでは、大概の企業は実施済みです。

更に、業務手法を改革することにより、残業をせずに済むように、いかにして事務でも製造でも、あるいは物流でも生産性を向上させるかということが課題です。

まだまだ漠然としたことが多い「働き方改革」ですが、組織ごと、部門ごとに今現在の業務手法を見直して、いかにしてムリ、ムダ、ムラを無くしていくかといった会議や話し合いをしないことには先に進みません。

業務手法の抜本的な改革とは・・・

どれほど取り組むことができてますでしょうか？

 

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「損得」ではなく「尊徳」

「損得」は損か得かを意味し、一般的に「損得勘定」という言葉は浸透してます。

一方、「尊徳」は、二宮尊徳のことを意味しますが、固有名詞というよりは、二宮尊徳の人間性である「言行一致」や「知行合一」の四文字熟語の代名詞的な意味でも使われることがあります。

二宮尊徳は、口に出して言ったことを行動する「言行一致」、あるいは理想を掲げ実践する「知行合一（ちぎょうごういつ）」といったことがあてはまる人でした。

理念や方針を掲げて実践する経営のことを「尊徳の経営」と言われてることもあります。

自分の人生においても、目先の損得ばかりを追うのではなく、二宮尊徳のように「言行一致」、「知行合一」の人生こそが、望ましいとは思いませんでしょうか？

「損得」ではなく「尊徳」・・・

意味が理解できたことと思いますが、いかがでしょうか？

 

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反対のことを列挙し、その反対で答が見えてくる

「自分自身、一体何をやりたいのか？」

自分自答して、答えが出せず、悩む人も少なくないことと思います。

特に過去にやりたいことをやろうとして取り組んでも、失敗ばかりでうまくいかず、自分に自信が無いとなると、尚更でしょう。

そういった時、自分がやりたくないこと、こうなったら自分にとっては嫌に思うことを書き出して列挙してみてはいかがでしょうか？

それらの反対のことを考えれば、実はやりたいことが見えてくるのではと思います。

抽象的なことでも、

「不幸な人生は送りたくない！」

「お金を持ってない状態は嫌だ！」

となど、書き出してみて、反対のことを考えれば、ある程度のやりたいこと、自分のあるべき姿が見えてきませんでしょうか？

ある程度のやりたいこと、自分のあるべき姿が見えてきたら、そのために何をすべきか、自分なりに列挙していけば、もっと具体的に見えてきませんでしょうか？

反対のことを列挙し、その反対で答が見えてくる・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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