親が自分の幼い子供に対して、善意のつもりで無意識のうちに、
「小さいうちはまだ無理!」、「そんな危ないことは、やめときなさい!」、「・・・してはいけません!」等、否定形の言葉をついつい投げかけてしまうことは、日常茶飯事でしょう。
勿論、子供がある程度成長してきて、「自分の責任で・・・したらいいよ!」と言うならまだしも、ある程度成長しても、未だに「そんなの無理!」、「できるはずがない!」、「やめときなさい!」と否定形の言葉で言い続けてしまうと、何をやろうにも否定されることが前提に考えてしまい、何もやろうとしなくなってしまう危険性が非常に高いと思いませんでしょうか?
人間が鳥になって空を飛ぶ、死んだ人を生き返らせるといった、常識的にどう考えても何ともできないことを、大人になってやりたいという人はいないでしょうし、反社会的なことをやろうとするのであれば、それは制止する必要はあるでしょうが、親であろうが、周囲であろうが、やりたいことをやろうとしている人に対して、否定的な言葉を投げかけるのは、よろしくないのは、おわかりかと思います。
「・・・で日本で一番になる!」、あるいは、「・・・で地域で一番になる!」、「会社内で・・・についてはオンリーワンになる!」といったことであれば、実現可能でしょうし、それはむしろ周囲は応援すべきことと思います。
中には鼻で笑う人もいるでしょうが、その人はやりたいことをやろうとする強い信念があれば、実現し、成功者になり、周囲にも認めさせることすらできるでしょう。
他人に対してもそうですが、自分自身に対しても否定的な言葉を投げかけないということは、重要に思います。
自分自身に対して、「私にできるはずがない!」、「私には無理!」とやりたいこと、あるいはやるべきことを諦めたり、逃げようとしてしまっては、実現可能なことでも、実現には程遠いです。
否定的な言葉を投げかけない・・・
他人に対しても、自分に対しても、投げかけるなら肯定的な言葉にすべきと思いませんでしょうか?
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