中小企業の街、東大阪発「一日一語」

３日続くことを習慣化する

「３日坊主」について、以前にも記述したことがありましたが、「３日坊主」は、「３日しか続かない」というネガティブな考え方ではなく、「３日も続いた」というポジティブな考え方で捉えることもできると思います。

あることを３日続け、また翌週に同じことを３日続いたなら、１ヶ月で４週連続同じことを３日続いたと仮定すれば、１ヶ月で１２日間実施できたと捉えることもできます。

どうも「３日坊主」というと世間ではネガティブなイメージがありますが、「３日坊主」を適度に実施できるなら、既に「３日坊主」から脱却してると思いませんでしょうか？

新しいことに取り組んでも３日しか続かない、そしてまた、別の新しいことに取り組んでも３日しか続かないようであれば、何をやっても長続きしない「どうしようもない３日坊主」とレッテルを貼られてしまうこともありますが、３日続くことを、一定の間を置いてでも習慣化できれば、１年経てば自分の習慣も大きく変わると考えられます。

３日続くことを習慣化する・・・

３日でなくとも、４日でも５日でも構いませんが、何事も習慣化することが重要ではと、改めて思いませんでしょうか？

 

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第１印象の次に空気感が重要

前回、「第１印象が最重要」というタイトルで記述しましたが、次に重要な要素も実はあります。

「オーラ」や「ムード」など、様々な言い方もありますが、一括り（ひとくくり）で言えば、「空気感」となるでしょう。

折角、頭はきれいに整髪され、服装もビシッとしてて、靴もピカピカに磨かれていても、「くたびれてる！」、「しんどい！」、「面白くない！」といったネガティブな空気感を漂わせては、全てが台無しになってしまいかねません。

やはり、服装・身だしなみはキッチりした上で、「ヤル気のスイッチが入ってる！」、「仕事にやり甲斐がある！」、「とにかく楽しい！」といったポジティブな空気感を漂わせれば、大変好感を持たれます。

営業ＰＲする人が、ポジティブな空気感を漂わせれば、「話を聞いてみよう！」、「買うならこの人から！」となる確率は高いことと思います。

営業ＰＲする側としても、「どうせ簡単には買ってもらえないやろう！」といった悲壮感を持ってＰＲするより、「お客様によろこんでもらいたい！」といった期待感を持ってＰＲする方が、ポジティブな空気感を作れると思いませんでしょうか？

第１印象の次に空気感が重要・・・

今一度、認識させられました。

 

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第１印象が最重要

第１印象は、６～７秒で目の前の相手に「この人はこんな人！」と勝手に思われます。

店の店員が来客に見られる場合、名刺交換をする場合など、初対面の見ず知らずの人に勝手に「この人はこんな人！」と勝手に思われます。

印象良く思われることもあれば、印象悪く思われることもあります。

その場合、自分が男前や美人といったことではありません。

外見より中身とも思われません。

服装・身だしなみにより第１印象が相手に伝わり、どうしても見た目で判断されてしまいます。

自分が顧客の立場で、目的があってある店に買い物に伺うとしても、店員の印象が悪ければ、買う気を失せることもあるでしょう。

また、営業で熱心にＰＲされても、頭がボサボサ、服装はヨレヨレ、靴は汚れているようでは、その人から買おうという気にもならないのではないでしょうか？

人と面会することのないような特定の業種・業界であれば、Ｔシャツやジーンズで通用することもあるでしょうが、営業職や接客する仕事になれば、そうもいきません。

アメリカの心理学者のメラビアンによるメラビアンの法則では、「コミュニケーションで相手に与える印象には、話の内容（言語情報）よりも表情（視覚情報）や口調（聴覚情報）の方が強く影響する。その割合は、言語情報が７％、聴覚情報が３８％、視覚情報が５５％である」と言われてます。

しかしながら、目で見る視覚情報は、実際には１００％に限りなく近いと考えてもよいかもしれません。

それほど、第１印象が場合によっては初対面の相手と、次に会うこともあるか、二度と会うことが無いかの分かれ目にもなります。

第１印象が最重要・・・

自分が採用の面接官になったと想定しても、応募してきた人に対してそう思いませんでしょうか？

 

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逆境に面と向かい、受け入れる

逆境に置かれ、困難に遭遇した時、どう対応しようと考えますでしょうか？

１．逆境から逃げる

２．逆境を忘れようとする

３．逆境と戦う

４．逆境に面と向かい、受け入れる

逆境から逃げたり、忘れようとしても、成功するとは思われません。

また、逆境と戦うのも、自分ではコントロール不可能なことにやみくもに挑んでも、打ちのめされるのがオチかもしれません。

となると、逆境に面と向かい、受け入れることが成功につながる過程なのかもしれません。

逆境を乗り切るには、まずは面と向かい、受け入れるしかありません。

受け入れた上で、逆境を乗り切ってこそ、成功につながると思われませんでしょうか？

逆境に面と向かい、受け入れる・・・

改めてこのように思われませんでしょうか？

 

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自分を客観視するなら自分の周囲を幅広く

多くの人は、自分自身が他人からどう見られているかを気にすることと思います。

自分に対する意識が強いため、どうしても他人から自分がどう見られるか、気になってしまうことでしょう。

ところがこれでは、結果的に自分が自分がと自己中心になってしまい、周囲は不愉快になってしまいません。

「結局あなたは、自分がよく思われたいだけじゃないか！」となってしまうことでしょう。

そこで考え方を変えて、他人がどう自分を見ているかではなく、他人の視点で自分の周囲がどう見えているかを想像してみてはいかがでしょうか？

自分ではなく、自分の周囲を他人の視点で幅広く想像してみるということです。

そうすれば、自己中心的な考え方でもない捉え方になります。

自分を客観視するなら自分の周囲を幅広く・・・

このような考え方は、いかがでしょうか？

 

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報告・連絡・相談には「 」を付ける

上司や社内関係者に報告するとがあれば、お客様や他人から聞いたことを編集せずに「　」（カギかっこ）を付けて報告すれば、情報がブレることなく、正確に真実が伝わります。

編集してしまうと、どうも相手の捉え方にブレやゆがみが生じ、真実とは違う捉え方をされてしまうことがあります。

「　」を付けて報告をする際には、主語が誰かも必要不可欠です。

「Ａさんが、「・・・・」とおっしゃってました。」

と主語を抜きにすると、誰の話かさっぱりわからなくなります。

報告のみならず、連絡、相談にも「　」を付ければ、真実が伝わり、正確なコミュニケーションができます。

報告・連絡・相談には「　」を付ける・・・

このように意識されては、いかがでしょうか？

 

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忙しいことは言い訳にならない

「忙しい」とは、文字通り、心を亡くすと書きます。

「私は忙しい！」と、自慢げに、しかも自分に酔いしれてるように口に出す人もおられますが、客観的には決して良い印象を受けるものでもありません。

忙しいのは、実際には誰しも忙しいのであり、いちいち口に出すのは、いかがなものかと思われませんでしょうか？

また、「私は忙しい！」と言えば、約束の時間に遅れても許される、あるいは人と歓談する時間すら取らなくても許されるといった考えがあるかもしれませんが、決してそれはプラスの要因とは思われません。

どうも、いつもせわしなく見え、しかも何かから逃げようとしてる印象すら受けてしまいます。

忙しい人に限って、実際には約束の時間は厳守しますし、人との交流する時間を非常に大事にします。

また、予定が重なっても、調整して可能な限り、価値ある交流であれば顔を出そうとします。

忙しいことは言い訳にならない・・・

特に約束事についての時間や期限は、忙しい人こそ厳守してるように思いませんでしょうか？

 

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何をやるにも焦りは禁物

部門の長が定年になる、あるいは転勤になる、または更に上級の部門長となったりすることにより、次の部門長に業務の引き継ぎをする必要があります。

後任の部門長は、前任の部門長より、引き継いだ業務のみならず、プラスアルファで更に成果を出そうと前向きに考えます。

勿論、このことはバイタリティがあふれて素晴らしいことです。

自分のペースで落ち着いて慌てずに部門の成果を更にプラスアルファしていけば良いものの、どうしてもすぐさま成果を出そうと焦り、それがうまくいかないと尚更焦り、悪循環に陥ってしまうこともあり得ます。

どういった仕事でも、プラスアルファの成果は、そう簡単に出せるものでもありません。

少なくとも現状のやるべき仕事を一通りマスターしてからプラスアルファの仕事を考えるべきところを、真面目な性格であれば責任感というプレッシャーもあり、そこに焦りが生じるのも無理はありませんが、返ってマイナスの成果となり、あとのリカバリーに膨大な労力を要するのであれば、「後任の部門長は部下を引っ張っていけるのか？」と周りからも過度な心配をされてしまいかねません。

何をやるにも焦りは禁物・・・

部門長や管理職に限らず、どういった仕事であれ、落ち着いて状況を把握した上で、慌てて焦ることなく、いきなり大きな成果を求めるのではなく、小さな成果を積み上げていくという考え方は、いかがでしょうか？

 

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覇道より王道

王道とは仁徳によって統治することを意味し、反対語で覇道とは、武力や権謀をもって支配・統治することを意味します。

少々わかりづらい解釈ですので、噛み砕いた解釈をすれば、王道は大きな努力で小さな成果を得る道、覇道は小さな努力で大きな成果を求める道といったところでしょうか？

明らかに覇道は効率的です。

しかしながら、小さな努力で大きな成果を出すことは、よっぽど運が付いてない限り不可能かと思います。

やはり、大きな努力で小さな成果を出すことが安定的であり、しかも小さな成果を積み重ねていけば、先々は大きな力になるはずです。

覇道より王道・・・

今一度、認識させられました。

 

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経営から継栄へ

日本では、毎年３万５千件を越える会社が倒産、もしくは廃業しているという統計が取られてます。

倒産、自主廃業を合わせて１時間に４社、１５分に１社が消滅していることになります。

非常に恐ろしい話です。

会社の倒産や自主廃業も、会社の成長も、経営の結果に他なりません。

プロセスの良し悪しで結果が左右されますが、「結果オーライ」で運良くプロセスを重視せずして良い結果が出る時代でもなくなりました。

特に時代の変化の激しい昨今では、時代の変化に対応できるかどうかが大きなキーポイントでしょう。

旧態依然の経営手法や営業手法、更には製造手法、物流手法でうまくいくとは到底思えません。

そこで、継続的に繁栄する会社、持続的に成長する会社をつくる経営を「継栄」と言っても過言ではないように思います。

継栄こそが、王道経営の本質かもしれません。

継栄は経営層だけにしかできないものではなく、経営層が従業員共々、一緒にやっていくものです。

継続的に繁栄する会社、持続的に成長する会社が勝ち残り、先々は長寿企業になると思いませんでしょうか？

経営から継栄へ・・・

こういった発想の転換が必要と思いませんでしょうか？

 

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