部門の長が定年になる、あるいは転勤になる、または更に上級の部門長となったりすることにより、次の部門長に業務の引き継ぎをする必要があります。
後任の部門長は、前任の部門長より、引き継いだ業務のみならず、プラスアルファで更に成果を出そうと前向きに考えます。
勿論、このことはバイタリティがあふれて素晴らしいことです。
自分のペースで落ち着いて慌てずに部門の成果を更にプラスアルファしていけば良いものの、どうしてもすぐさま成果を出そうと焦り、それがうまくいかないと尚更焦り、悪循環に陥ってしまうこともあり得ます。
どういった仕事でも、プラスアルファの成果は、そう簡単に出せるものでもありません。
少なくとも現状のやるべき仕事を一通りマスターしてからプラスアルファの仕事を考えるべきところを、真面目な性格であれば責任感というプレッシャーもあり、そこに焦りが生じるのも無理はありませんが、返ってマイナスの成果となり、あとのリカバリーに膨大な労力を要するのであれば、「後任の部門長は部下を引っ張っていけるのか?」と周りからも過度な心配をされてしまいかねません。
何をやるにも焦りは禁物・・・
部門長や管理職に限らず、どういった仕事であれ、落ち着いて状況を把握した上で、慌てて焦ることなく、いきなり大きな成果を求めるのではなく、小さな成果を積み上げていくという考え方は、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html