中小企業の街、東大阪発「一日一語」

仕事の報酬は仕事

仕事をしていて、事案によってはヤル気の出ないこともあろうかと思います。

「この仕事をやっても、割に合わないのでは？」

「どうもこの仕事の意図がよくわからない！」

と思った時がそうでしょう。

そういった時、その仕事について、３つの目線で考えてみては、いかがでしょうか？

●その仕事を成し遂げれば、お客様にとってどのようなメリットがあるのか？

●その仕事を成し遂げれば、自分にとってどのようなメリットがあるのか？

●その仕事を成し遂げれば、会社や職場の同僚にとってどのようなメリットがあるのか？

３つとも明確になれば、それに越したことはありませんが、３つのうち１つでも明確になれば、ヤル気が出てくるのではないでしょうか？

もしも、何らメリットが考えられない事案であれば、それはそれで引き受けないのが正解かもしれませんが、それを引き受けなかったことにより、以後自分には仕事が回ってこない可能性もあります。

どこまで行っても、「仕事の報酬は仕事」であるということを、常日頃忘れずに意識したいものです。

 

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高級商品を開発して売る

前回記述した浪花酒造有限会社についての続きの話になります。

同社１０代目当主の成子和弘氏は、日本酒が売れなくなってきた時代にも関わらず、２００８年には、日本一高い日本酒として、山田錦を１９％まで精米した純米吟醸酒「究極の技 浪花正宗」を開発されました。

価格としては、７２０ｍｌで１５７５０円、１升瓶の１８００ｍｌで３１５００円と、日本酒にしては、非常に高額に思います。（http://www.nakao.ecnet.jp/nakaohp_076.htm）

果たして、開発された成子当主自身がそれほどの高級酒が売れるかと思いきや、問屋からはホームページを見て多数問合せが入ったとのことで、その年の洞爺湖サミットにも採用されました。

しかも現在ではロンドンのデパートでも取り扱われてるとのことです。

購入されるユーザー層は高級料亭や、個人の富裕層といった客層に限るのかどうかはわかりませんが、あえて高額商品を開発して、話題さえ作れば、ある意味、売りやすくなるのかもしれません。

なかなか自社に当てはめるには難しいところですが、業種が違えば、売り方によっては高級商品を売ることができることについても、学ばせて頂きました。

 

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売れない時代のアイデア商品

ものが売れない時代と言われる中であっても、売れる商品づくりを目指し、あらゆる業界でアイデア商品の開発に注力されてることと思います。

そんな中、異業種ながら大変好意にさせて頂いてる大阪府阪南市の江戸時代に創業された酒蔵、浪花酒造有限会社（http://www.naniwamasamune.com/）の１０代目当主、成子和弘氏は、若者の日本酒離れ、更には少子化により、日本酒の需要が低迷する中、ワンカップの日本酒で、「たこ焼きに合う酒」、「お好み焼きに合う酒」を社員さんと共に開発されました。（http://naniwamasamune.com/hp/product/）

 

 

 

 

私自身も飲んでみたところ、どちらも辛口でソース味の食べ物に合う感じがしました。

発売してまだ間がないことにより、まだまだ認知度も低いとのことで、あとはいかにして宣伝していくかとのことですが、このような、売れない時代のアイデア商品を開発することについては、業種業界関係なく、ふとした素朴なアイデアをいかに実現化させるかといったことがポイントであるかを学びました。

 

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ＰＤＣＡが回っているか？

Ｐ（プラン：計画）、Ｄ（ドゥ：実行）、Ｃ（チェック：評価）、Ａ（アクション：改善）を回していくＰＤＣＡサイクルについては、何かと耳にすることがあろうかと思います。

ＰＤＣＡを回していくことにより、継続的改善を実施し、スパイラルアップしていかなければなりませんが、実は非常に難しく、なかなか簡単にはいきません。

「ＰＤは回っても、ＣＡまで回っているか？」と問われれば「回っていない。」、「ＰＤをひたすら繰り返していないか？」と問われれば「その通り！」となってませんでしょうか？

ＰＤＣＡを継続的に回していくことは、経営課題やＩＳＯ９００１や１４００１の活動に限りません。

日常の業務において、あるいは私生活習慣においても、永遠の課題ではないでしょうか？

私自身もそうですが、ＰＤをひらすら繰り返すことからの脱却を目指しています。

 

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「素戻り人」にならない

年始に目標を立て、目標に向かって行動していこうとします。

ところが月日が経てば、日常の生活や仕事に追われ、いつしか目標が頭の中から自然消滅してしまう経験がありませんでしょうか？

研修等で勉強したあともそうですが、勉強したからには、それを活かして更に自分を成長させようとしますが、普段と何ら変わらない職場環境や生活習慣では、１週間も経てば意識改革前の自分に戻ってしまいませんでしょうか？

こういった、周りの環境や流れにより、変わる前の「素」の自分に戻ってしまうことを「素戻り人」と言われますが、この「素戻り人」にならないためには、さまざまな努力が必要で、並大抵の努力では、何ともなりません。

まずは自分自身が目標に向かう目的は一体何かをはっきりさせ、変わろうと思うなら、強い意思を持たなければなりません。

最終的には、「素戻り人」になるもならないも、自分の意思決定次第です。

 

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スクラップ・アンド・ビルド

「スクラップ・アンド・ビルド」と言えば、これまでの概念ややり方を全て白紙にし、１から新たの構築していくという例えで使われることでしょう。

やりたいことをやるにも、「スクラップ・アンド・ビルド」の概念が必要ではないかと思います。

時間はだれしも１日２４時間と平等に与えられています。

やりたいことがあれもこれもあるからと言って、寝る時間を削って、徹夜するにも限度があり、長続きはしません。

新しくやりたいことをやるには、これまでやっていたことの中で、今後必要ではないのではと思われることは、思い切ってやめる決断（スクラップ）をし、そこで空いた時間に新しいことをやる（ビルド）しかありません。

でないと、現状のまま、新しいことに取り組んでも、中途半端になりかねません。

新しくやりたいことをやるには「スクラップ・アンド・ビルド」・・・

いかがでしょうか？

 

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ワンマンの意味

ワンマン社長だとか、「あの人はワンマンだ！」ということで、ワンマンという単語がよく使われることと思います。

ワンマンの意味として、権力者、自己中心、わがまま等、あまりよろしくない解釈をされがちではありませんでしょうか？

私自身は、最終的に全責任を負う一人の人という解釈をしています。

社長であれ、組織の長であれ、全ての結果に対して責任を負わなければならないからには、何かとリスクを伴い、割に合わない損な役割を果たすこともあり、時には周りの反対を押し切ってでも、決断をしなければならないこともあります。

そういったことから、リーダーはワンマンでなければならないかもしれません。

違った解釈をしてしまうと、話がかみ合わなくなるということで、つくづく日本語の難しさを実感します。

 

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すなお

素直な人は、運が付くように思います。

す・・・すごい！

な・・・なるほど！

お・・・教えて下さい！

人の話を聞いて、どれほど自分の心に響くか、謙虚になれるかということでしょう。

特に人の成功事例については、「すごい！なるほど！教えて下さい！」の聴く姿勢に３拍子が揃えば、教える方ももっと教えたくなるかもしれません。

素直な人に成功者が多いのも納得できるかと思いますが、いかがでしょうか？

 

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自社の名乗り方の工夫

新規顧客開拓活動において、まずはアポイントを取っていくためのテレフォンアポイント（通称：テレアポ）をする際に、普通は単に「○○株式会社の□□と申します。」と自社名と自分の名前を名乗ることから始まります。

電話に応じた人は、聞きなれない会社名、取引も無さそうな会社名なら、担当者は責任者に取り次いでほしいと言われても、電話による売り込みと思われて、断ろうとされます。

だれもが知ってる有名な上場企業の社名ならともかく、知名度もなさそうな自社名を名乗ったところで、何の事業をやってる会社なのか、わかりませんし、あとになって説明を付け足す必要があります。

ところが、「△△の業種に特化し、▲▲を主に提供し、業界ではトップシェアの○○会社の□□と申します。」

と最初のうちに簡潔明瞭に名乗れば、担当者や責任者に取り次いでもらえる確率は高まりそうに思われませんでしょうか？

いかにして、自社そのものをブランド化できる話し方をするかが重要ですが、簡潔明瞭に自社のことを伝えるためにも、自社の名乗り方を工夫してみるのは、いかがでしょうか？

 

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腰骨を立てる

「姿勢を正しくする」、「背筋をまっすぐ伸ばす」という表現は一般的によく使われますが、「腰骨を立てる」とは聞き慣れません。

しかしながら、｢腰骨を立てる」とインターネット検索すれば、情報満載です。

求人応募に来られた人が面接の際に、猫背になったり、ふんぞり返ったりしては、決して採用されることがない程、人から見られる第一印象は、決してよろしくありません。

腰骨を立てることは、単に人から見られる好印象のみならず、自分自身の内臓の働きを良くすることにもつながります。

椅子に座る際には、事務用回転椅子であれば、座を高くし、座の前半分に座り、背は背もたれにつけないように座り、その状態で腰骨を立てれば、自分自身引き締まりますし、人からは好印象に写ります。

自分自身の健康維持を目的に、腰骨を立てることもよろしいのではと思います。

 

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