中小企業の街、東大阪発「一日一語」

既存顧客訪問の目的は、既存顧客の確保である

既存顧客への訪問の際、既に取引がある以上、客単価の向上といった売り込みが訪問の第１目的ではと、私は考えていました。

 

しかしながら、知人のブログで、

 

「既存顧客訪問の目的は、既存顧客の確保である。」

 

という記載があり、「はっ！」とさせられました。

 

取引を開始するまではせっせと通い、契約したとたんに訪問しなくなるのでは、顧客は決して快くは思ってくれないということです。

 

また、訪問しなければ、その間に他社に顧客を取られる可能性もあります。

 

最近注文が少なくなってきたかと思えば、顧客は他社へ注文してしまってるということです。

 

訪問というよりは「巡回」、つまり既存顧客のパトロールとして動き、警官のパトロールの目的が泥棒をつかまえることではなくて犯罪防止にあるように、訪問の目的は売り込みではなくて既存顧客の確保であるという考え方をすべきなどと、詳細を記述されてました。

 

このような考え方もまたありか、と気付かされました。

 

 

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果たして「３Ｋ」を満たせることがあり得るのか？

最近、あるキャリアカウンセラーの先生から聞いた話ですが、学生の就職活動において、「３Ｋ」の条件を満たそうとする学生は、なかなか内定がもらえないし、就職したところで長続きしないとのことでした。

その「３Ｋ」というのは、「危険・きつい・汚い」ではありません。

「危険・きつい・汚い」というのであれば、むしろ避けて通りたい条件で、満たしたい条件ではありません。

それではこの「３Ｋ」とは一体何かと言えば、「休日が多い・給料が高い・勤務時間は定時で終わる（残業がない）」とのことです。

果たして「３Ｋ」を満たせることがあり得るのでしょうか？

あまりにも単純なことに、唖然としてしまいました。

　　

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中小企業とおできは、・・・

「中小企業とおできは、大きくなると潰れる」

知り合いの会計士の先生の名言です。

中小企業は、拡大路線よりも潰れない会社にするということを、改めて認識させられます。

大企業であれば、拡大路線でいこうが、業績が悪化すれば簡単に希望退職を募集するなど、いかようにもできるでしょうが、中小企業ではそう簡単にはいきません。

会社の規模を問わず、納税は重要ですが、中小企業にとって重要なのは、「雇用を維持する」ということではないかと思います。

「ヒト・モノ・カネ」の中の、やはり「ヒト」が中小企業では一番の財産ではないでしょうか？

潰れない会社にするには、人財育成が欠かせません。

過去には、中小企業から大企業へ発展した会社も多々ありますが、今後の少子化の時代においては、非常に難しいように思います。

「中小企業とおできは、大きくなると潰れる」

非常に納得させられました。　

　　

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ハッピーブライダル金庫

まだまだ弊社のようなオフィス家具業界では経済環境が厳しい中、弊社の代理店で、主に金庫を販売されてる金庫店が、独自で「ハッピーブライダル金庫」の普及を提案されてます。

非常にわかりやすい提案文言を作成されましたので、抜粋した内容を箇条書きに参考までに紹介させて頂きます。

●金庫は昔から「縁起をかつぐもの」という言い伝えがある

●現金は銀行に預けるものの、通帳・保険証券・パスポート・権利書・年金手帳など、家庭には守るべき書類がある

●マンションなどにはクローゼットが整備され、今や婚礼家具は花嫁道具としての慣習は薄れてるが、守るべき書類の保管場所としては不充分

など、この他にも文言がありましたが、最終最後には、

安心安全な家庭作りのスタートに「ハッピーブライダル金庫」！

という締めくくりです。

ものが売れない時代に、人財力での差別化を私自身は重要であると考えておりますが、このような提案力を身に付けるのも、やはり知恵を出して提案できる人財力が必要ではないかと思い、勉強になりました。

　　

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人間の最大の罪は、不機嫌である！

ゲーテの名言の中に、

「人間の最大の罪は、不機嫌である！」

という言葉があります。

不機嫌は、自分の周りの人を幸せにすることはありません。

マイナスの影響はあっても、決してプラスの影響はありません。

非常に単純明快な名言ですが、改めて気付かされました。

　　

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人生は偶有性

偶有性とは、「予想できることと、不確実なことが混在している状態」を意味します。

人生は、まさに偶有性だと思います。

ある程度予測できることと、不確実なこととが、入り組んでいます。

全てが計画通りにうまくいくならば、思い描いた通りに最高の人生を送れるでしょうが、いくら人生計画を立てても、すんなりと計画通りに進むことが稀で、予測できない事態が起こることのほうが、むしろ日常茶飯事ではないでしょうか？

しかしながら、あまりにもリスクばかり考えていたら、何もできません。

私自身も非常に難しく思いますが、人生には予測できることと、不確実なことのバランスを考えていけば、過大な損失だけは避けることができるように思いますが、いかがでしょうか？

　　

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伝説の求人広告

広告業界や人材業界では、知らない人がいないと言われる程の有名な、「伝説の求人広告」があったということを最近知りました。

新聞の片隅に掲載され、この広告に５０００人以上の応募があったと言われる、「伝説の求人広告」は以下の通りです。

"Men wanted for hazardous journey.

 Low wages, bitter cold,long hours of complete darkness. 

Safe return doubtful. Honour andrecognition in event of success."

翻訳すれば、以下ような意味になるようです。

「至難の旅に男子を募集しています！
報酬は僅か、厳寒の中の仕事、そして暗黒の長い日々が続く仕事で、生きて帰れるかもわかりません。
しかしながら、仕事の成功の暁には名誉と賞賛を得られるかもしれません。」

これで果たして応募があるのかと思うようなうたい文句です。

そこで、これは一体何の求人広告かと言えば、１９００年、冒険家 Ernest Shackleton（アーネスト・シャクルトン）が、
「南極探検隊員」を募集するために、「London Time」紙に掲載した求人広告で、５０００人以上の応募があったとのことです。

ということは、働き甲斐というのが、必ずしも報酬だけにあるとは言えないように思います。

報酬以外の夢やロマンといった、働き甲斐をいかにして訴えるか、非常に難しいことでしょうが、これは仕事をする上でも、大変考えさせられるような話ではないかと思いますが、いかがでしょうか？

　　

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仕事の哲学１０か条

前回の「会社の哲学５か条」に続き、同じく、強い会社組織をつくるための勉強会の「パート２」となりますが、「仕事の哲学１０か条」という考え方があるとのことでした。

１．働く目的は自由を得ることである（社会人は不自由からスタートする）

２．信頼は約束と実行から生まれる（信頼の貯金は、周りの協力を得ることができる）

３．仕事の報酬は仕事である（自己成長、良い仕事の好循環）

４．面白い仕事とつまらない仕事があるのではない（自分の考え方一つ。下積みを嫌がらないこと）

５．配属はポーカーのカードである（どこに配属されるのかはわからないが、配属先で貢献すべき）

６．時間は長さではなく、濃さで価値が決まる（長時間労働より、具体的な成果が大事）

７．結果を得たければ原因の種を蒔け（多くの人は先に結果を欲しがってしまうが、先に結果を出すような原因作りをすべし）

８．圧倒的な量が質に転化する（下積みの場数）

９．努力は運を支配する（努力が認められれば、周囲の協力が得られる）

１０．三角形の二辺は一辺より短い（急がば回れ）

これまた、１０か条すべてが理解でき、納得した訳ではありませんが、１番目の項目で、「何故働くのか？」と問いかけられれば、こういった非常に単純明快な答えもあるということで、気付かされました。

　　

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会社の哲学５か条

先日、強い会社組織をつくるための勉強会に出席しました。

そこで、印象に残ったこととしては、「会社の哲学５か条」という考え方があるとのことでした。

まずは、「会社の哲学５か条」を以下の通りまとめます。

１．会社は皆で創る作品である（当事者意識を醸成。会社は壊れやすいので、一挙一動が大事）

２．社員は時間投資家である（投資行為は自己判断と自己責任が原則であり、社員は会社に時間投資している）

３．採用は営業活動である（入りたい人より、採りたい人をくどくべし）

４．納税は最高の社会貢献である（納税をせずして、国に文句を言うのはいかがなものか）

５．経営者は哲学思想の伝道師である（哲学思想の体現者となること）

４番目の項目については充分に踏まえておりますが、５か条全部を私自身が賛同できるかどうかは、自分でも不明は部分があります。

１，２，３番目の項目については、「なるほど！」と、納得しました。

まずは１番目の項目、「会社は皆で創る作品である」ということについてから、深く考えていきたく思っています。

　　

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フェアープレイで正々堂々とぶっちぎる（打っ千切る）

「ぶっちぎる」という単語は、普通はひらがなで使うことが浸透されていますし、パソコンや携帯電話で漢字変換しても、「打っ千切る」とはなりません。

しかしながら、漢字としては、「打っ千切る」が正解のようで、最近知ったことですが、一般的に漢字では使われませんので、私は従来通り、ひらがなで使います。

意味としては、今更言うまでもないでしょうが、「競争で、相手を大きく引き離す」ということです。

また、脳科学的に、「ぶっちぎる」という発音は、人の心理や行動に、プラスの影響を及ぼすようで、眠っている潜在能力を引き出すことができる「言霊（ことだま）」の一つなのかもしれません。

但し、「ぶっちぎる」にも、競争相手を妨害したり、反則行為をするのは、道徳的に許されるものではありません。

「企業間競争であれ、社内間の競争であれ、競争相手に対しては、フェアープレイで正々堂々とぶっちぎる」

だれしも心に留めるべきことではないかと思いますが、いかがでしょうか？

　　

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