広告業界や人材業界では、知らない人がいないと言われる程の有名な、「伝説の求人広告」があったということを最近知りました。
新聞の片隅に掲載され、この広告に5000人以上の応募があったと言われる、「伝説の求人広告」は以下の通りです。
"Men wanted for hazardous journey.
Low wages, bitter cold,long hours of complete darkness.
Safe return doubtful. Honour andrecognition in event of success."
翻訳すれば、以下ような意味になるようです。
「至難の旅に男子を募集しています!
報酬は僅か、厳寒の中の仕事、そして暗黒の長い日々が続く仕事で、生きて帰れるかもわかりません。
しかしながら、仕事の成功の暁には名誉と賞賛を得られるかもしれません。」
これで果たして応募があるのかと思うようなうたい文句です。
そこで、これは一体何の求人広告かと言えば、1900年、冒険家 Ernest Shackleton(アーネスト・シャクルトン)が、
「南極探検隊員」を募集するために、「London Time」紙に掲載した求人広告で、5000人以上の応募があったとのことです。
ということは、働き甲斐というのが、必ずしも報酬だけにあるとは言えないように思います。
報酬以外の夢やロマンといった、働き甲斐をいかにして訴えるか、非常に難しいことでしょうが、これは仕事をする上でも、大変考えさせられるような話ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
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