中小企業の街、東大阪発「一日一語」

世の中に必要とされるものは必ずある

「景気が悪く業績が低迷し、ものが売れない！」

と売る側は言いたくなるのは日常茶飯事でしょうが、買う側としても、

「景気が悪いので不要不急なものは買わない！」

と財布のヒモを緩めない傾向なって久しいように思います。

ところが、景気が悪いと言ったところで、何ともなりませんし、解決につながりません。

「我が社ができることで、世の中に必要とされていることは何か？」

これさえ考えれば解決の糸口が見つかるでしょうが、そう簡単に業態を変える訳にもいかず、思ったより難しい課題かと思われます。

このことを会議等で議論し、数多くのアイデアを出していき、その中から取捨選択していけばよろしいでしょう。

世の中に必要とされるものは必ずある・・・

このことを肝に銘じて、「売れない！」と嘆くばかりではなく、現状打破してみてはいかがでしょうか？

 

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ＧＮＰで説得力のある話し方を

説得力のある話し方や、会議の進め方の手法として「ＧＮＰ」と言われるものがあります。

Ｇ・・・Goal （ゴールとなるあるべき姿） 

Ｎ・・・Now （今現在の状況）　

Ｐ・・・Problem （あるべき姿と現状との差となる問題点）

会議の冒頭に議長が「ＧＮＰ」の順番で話をし、その後会議を進めていくという手法を見受けられることが多いように思います。

要は問題提起するにも、いきなり問題点を最初に述べて、その後に詳しく説明すると、聴いている側としては話の内容が理解しがたいことが多いので、問題提起をするには「ＧＮＰ」の順番が妥当ではということです。

結論を最初に述べるという観点で考えれば、ついつい問題点を最初に言ってしまいがちかもしれませんが、結論として導きたいことは、ゴールとなる問題を解決した状態ですので、やはりゴールとなるあるべき姿を最初に話すのが理にかなっているように思います。

ＧＮＰで説得力のある話し方を・・・

是非身に付けたいスキルとは思いませんでしょうか？

 

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スキルは学ばなければわからないもの

前回、「コミュニケーションとは、言葉と気持ちのキャッチボール」について記述しましたが、関連する話です。

コミュニケーションスキルの基本中の基本である、頷く、相槌を打つといったことや、相手の話を聴く時は自分の心臓やヘソを相手に向ける、少し前かがみの姿勢で相手に関心があることを示す、自分が話をする時は、相手の目を見て話をするといったことは、キッチリと教わらないとできないものかと思います。

更に自分が話をする時は、最初に結論を伝え、次に結論に関する説明をし、最後に今一度結論で締めくくるということや、できるだけ数値化できることは数値化して具体的にわかりやすく伝えるということも同様に、キッチリと教わらないとできないものかと思います。

このようなことは、日常生活で知る機会はありません。

テレビやラジオで放送されることもありませんので、書籍やインターネットを活用して、自分なりにコミュニケーションスキルを磨くということも、必要かと思います。

スキルは学ばなければわからないもの・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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コミュニケーションとは、言葉と気持ちのキャッチボール

「毎日何かとコミュニケーションしているし、とりわけコミュニケーションについてわざわざ勉強する必要は無いのでは？」

と思われる人が多いように思います。

コミュニケーションは日本語に訳せば「やりとり」ですが、単に言葉だけのやりとりではないように思います。

言葉のやり取りと同時に、気持ちのやりとりも、あるように思います。

よってコミュニケーションとは「言葉と気持ちのやりとり」とも言っても過言でないでしょう。

更にコミュニケーションは、キャッチボールに例えられることも多いですが、キャッチボールは球の正確な受け取り方、相手が球を受け取りやすいように投げる投げ方を学ばないことには、まともなキャッチボールにはなりません。

言葉と気持ちを正確に受け取ることができる、相手が受け取りやすいように言葉と気持ちを投げることができるようになるには、やはり勉強が必要かと思います。

コミュニケーションとは、言葉と気持ちのキャッチボール・・・

このように考えられませんでしょうか？

 

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全ての責任が自分自身にあり

「あれが悪い、これが悪い！」、「あの人が悪い、上司が悪い！」、「会社が悪い！」、「景気が悪い！」となど、自分以外の何かのせいにして、自分を正当化したり、自分に言い訳をしてしまいたくなることもあるでしょう。

勿論、自分ではコントロールできない天候について「雨が降ったので自分にとっては最悪だった！」と思いたくもなるでしょうが、いずれにせよ、自分以外の何かのせいにして、自分を正当化したり、自分に言い訳したところで、何にも解決にはつながりません。

「このゴルフクラブは自分に合わなかったのでスコアが良くなかったが、別のゴルフクラブに変えたらスコアが調子良くなった！」

となることもあるでしょうが、この場合も、最初に合わないゴルフクラブを選んだのは、自分自身です。

つまり、全ての責任が自分自身にあると言えるでしょう。

全ての責任が自分自身にあり・・・

こう考えれば自分以外の何かのせいにすることなく、解決の糸口が見つかるように思いませんでしょうか？

 

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計画には軌道修正がつきもの

毎日毎日、いくら綿密にやることの計画を立てていても、計画通りに行かないのが常かと思います。

「今日はこの仕事に集中して取り組もう！」と思っていても、トラブルやクレームの連絡が入ってそちらの対処を優先せざるを得なくなったり、打合せをしようとしていた相手が急病で打合せができなくなったりとなど、予期せぬことが発生し、悩まされることもあるでしょう。

また、仕事が定時に終われば、その後のプライベートな予定を入れていても、上司や顧客から急ぎの依頼をされ、残業をせざるを得なくなるということもあろうかと思います。

計画が狂ったとしても、１週間以内、あるいは１ヶ月以内にでもリカバリーできれば、まだよろしいでしょうが、今日のこの日を逃すと後がないといった場合は、何とも悔やまれるはずです。

計画には軌道修正がつきもの・・・

このように考えたくもないでしょうが、予期せぬ出来事があれば、どう軌道修正をかけるか、それも自分の力量と思いませんでしょうか？

 

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幸せの基準は人それぞれ十人十色

前回の「他人の評価を気にして生きることほど愚かなことはない」に関連する話です。

会社員として、組織の一員として、やり甲斐のある仕事に就いて幸せに感じている人に対して、

「組織の一員よりも、独立起業でもして自分の好きなようにすればもっと幸せになるのでは？」

と言ったところで、言われた本人にとっては、何もピンとくるはずがありません。

逆に自分の幸せな状態を、他人に崩されるようなものでしょう。

更には、今勤めている中小企業でトップセールスになって、幸せを感じている人に対して、

「どうせなら大企業に転職して、そこでトップセールスを狙えば？」

と言ったところで、元々大企業志望の人ならともかく、今現在は充分満足に思い、幸せな状態を崩してまで人の言うことを素直に聞いて大企業に転職するとは考えられません。

誰しも、本人が幸せに思っている状態に対して他人がつべこべ言って支配しようとするのは、その人のエゴであり、押し付けであり、やさしさでも心配りでも気配りでもなく、本人にしてみれば迷惑この上ありません。

これは親が子に対して、上司が部下に対してでも、同様でしょう。

幸せの基準は人それぞれ十人十色・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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他人の評価を気にして生きることほど愚かなことはない

他人に対して、「あの人は雰囲気が暗い！」、「あの人は無口だ！」となど、他人のことをとやかく言いたくなることがあるかもしれません。

もしその人がそういった性格により、周囲に迷惑をかけてしまっていることがあれば、あるいはその人本人も自分の性格を変えたいと思っているのであれば、周囲が具体的に改善点をアドバイスし、その人本人の責任で改善すればよろしいかと思います。

ところが、とりわけ周囲に迷惑をかけている訳でもなく、周囲から何を言われようが、その人本人がそれで自分自身のことを納得し、それで幸せに思っているようでしたら、何ら問題はなく、放っておけばよろしいことでしょう。

とどのつまり、その本人が幸せかどうかが問題であり、他人の評価を気にするものでは無いように思います。

他人の評価を気にして生きることほど愚かなことはない・・・

このように思いますが、他人の評価を気にしすぎて、自分を押し殺してしまっていることはありませんでしょうか？

 

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社会人にとって必要なコミュニケーション能力とは

昨今の学生や若手社会人は、Face to Face での対面コミュニケーション能力が低下傾向にあると言われてるようです。

ＩＴ技術が進歩し、パソコンやスマートフォンで短い文章での文字情報のやりとりには慣れているものの、人と対面でコミュニケーションする回数が圧倒的に少なくなっていることが要因とのことです。

若い世代の全員が全員ということでもないでしょうが、電話で会話するより、あるいは実際の対面での会話やオンラインでの会話よりも、メールやＳＮＳのメッセージでのやりとりが圧倒的に好むようで、同時性コミュニケーションよりも、非同時性コミュニケーションに比重を置いているようです。

しかも、ＳＮＳ等でも見受けられる通り、文字情報での自己主張には長け、自分本位の考え方を強調するものの、人との協調性、共感力、説得力といったことが乏しくなってしまっているようです。

これでは社会人として果たしてどうかと、危機感も感じることでしょう。

社会人にとって必要なコミュニケーション能力とは・・・

改めて考えてみてもよろしいでしょうし、ベテランの社会人としても、若い世代を理解した上で今一度、伝えるべきことは伝えることが使命と思いませんでしょうか？

 

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人財育成には労力と時間が必要不可欠

暴力には３つあると言われており、「力の暴力」、「言葉の暴力」、「感情の暴力」の３つですが、怒ることは「感情の暴力」に該当するでしょう。

いかなる暴力であっても、何の問題も解決されることはあり得ません。

この３つの暴力使って国民をコントロールしようとする国家に住みたいと誰も思わないでしょうし、あるいはこの３つの暴力を使って部下をコントロールしようとする上司と一緒に仕事をしたいとも思わないでしょうし、そういった風土がまかり通った会社で働きたいとも思わないはずです。

暴力で人を動かしたところで、明るい未来は見えてきません。

暴力は強い立場の人から弱い立場の人になされるでしょうが、自分に甘く、内面的に弱い人の卑劣な行為でしかないように思います。

人を理解させたり、納得させたり、説得させたりするのは、非常に労力と時間を要します。

それゆえ、人は安易に力任せに３つの暴力を使って手っ取り早く、楽して解決しようとしてしまうでしょうが、それでは解決にはつながりません。

人財育成には労力と時間が必要不可欠・・・

手っ取り早く人財育成でき、即戦力になることなど、あり得ません。

部下や後輩であろうが、自分の子供であろうが、手っ取り早く力でねじ伏せようとしてしまっていませんでしょうか？

 

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