前回の「他人の評価を気にして生きることほど愚かなことはない」に関連する話です。
会社員として、組織の一員として、やり甲斐のある仕事に就いて幸せに感じている人に対して、
「組織の一員よりも、独立起業でもして自分の好きなようにすればもっと幸せになるのでは?」
と言ったところで、言われた本人にとっては、何もピンとくるはずがありません。
逆に自分の幸せな状態を、他人に崩されるようなものでしょう。
更には、今勤めている中小企業でトップセールスになって、幸せを感じている人に対して、
「どうせなら大企業に転職して、そこでトップセールスを狙えば?」
と言ったところで、元々大企業志望の人ならともかく、今現在は充分満足に思い、幸せな状態を崩してまで人の言うことを素直に聞いて大企業に転職するとは考えられません。
誰しも、本人が幸せに思っている状態に対して他人がつべこべ言って支配しようとするのは、その人のエゴであり、押し付けであり、やさしさでも心配りでも気配りでもなく、本人にしてみれば迷惑この上ありません。
これは親が子に対して、上司が部下に対してでも、同様でしょう。
幸せの基準は人それぞれ十人十色・・・
このように思いませんでしょうか?
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