中小企業の街、東大阪発「一日一語」

制限時間を設定し、最も短い時間で最良の結果を得る

時間と時刻とは、似て非なるものと思います。

・公共交通機関は時間通りに運行される

・約束の待ち合わせ時間を守る

・開店から閉店まで営業時間は決まっている

となど、単語は「時間」を一般的に使いますが、厳密には「時刻」が正解でしょう。

「この仕事は午前中の１２時までに仕上げる！」

は時刻を示し、

「この仕事は３０分以内に仕上げる！」

は時間を示しています。

１日のうちに多数の仕事をこなすにも、優先順位もあるでしょうが、１つ１つの仕事に要する時間を見積り、何時間以内、何分以内という制限時間を自分で設定し、制限時間以内に終えていくようにすればメリハリがつくように思います。

「何時までにやれば良い！」と思っているようでは、３０分で仕上げることができる仕事を１時間かかるようなこともあり、明らかに生産性が低下していることになります。

制限時間を設定し、最も短い時間で最良の結果を得る・・・

１日２４時間は誰しも平等に与えられた貴重な資源です。

このようにテキパキと仕事をこなしてこそ、社会人のあるべき姿と思いませんでしょうか？

 

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円（お金）より縁

生きていく上でお金は欠かせませんでしょうが、何もお金が全てではないように思います。

より多くの収入を得る上で、しかるべき立場にある時は、その立場に人が集まってくることでしょう。

しかしながらキャリア的にも世代交代となったりし、その立場から離れる時、これまで集まってきた人々は、いとも簡単に離れていくものかと思います。

いくら大金を持っているとしても、天涯孤独であれば果たして成功した人生と言えるでしょうか？

たとえ親兄弟、親戚身内と離れて、それなりの年齢になって一人で暮らしていても、友人知人も含めご縁のあった人とのつながりこそ貴重な財産であり、生きていく上での心の支えになるようにも思います。

円（お金）より縁・・・

社会人生活３０年以上経過すれば、このように感じてくるかと思いますが、いかがでしょうか？

 

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人とのご縁を大事にしたいと思うか

いろいろな人とご縁ができ、初めてお会いして以降、「また会いたい！」と思うような人がいれば、「特に何とも思わない。」と思うような人もいるでしょうし、中には「二度と会いたくない！」と思うような人がいるかもしれません。

中でも、何の利害も無いながら、「また会いたい！」と思うような人がいれば、自分から連絡を取ったりすることでしょう。

自分が会いたいと思い、相手も会いたいと思ってくれている関係であれば、良好な関係と言えるでしょうが、自分と相手とは、自分は会いたいが相手は会いたくないと思っている関係、自分は会いたくないが相手は会いたいと思ってくれる関係、更には自分は会いたくないし相手も会いたくないと思っている関係なのか、分類してみて、今後の接し方を考えればよろしいかと思います。

なかなか接する人全員と平等な接し方はできないものです。

人とのご縁を大事にしたいと思うか・・・

利害関係は抜きにして、どこまで考えることができますでしょうか？

 

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他人との接し方のスイッチを切り替える

どんな人でも、怒られること、文句を言われること、不満をぶつけられること、嫌味を言われることなどは、良い気がしないはずです。

仕事でもプライベートでも、他人からそういったことは言われたくないし、できれば避けたいことでしょう。

たとえ自分に非があってそうなったとしても、それでもやはりクドクドを言われたくないものです。

一度や二度ならまだしも、何回も蒸し返してクドクド言われたりすると、嫌になるのは目に見えてます。

それよりも、機嫌の良い人、愛想の良い人と一緒にいたいと思うはずです。

ならば、自分も他人に対してクドクドと接するのは避けるべきところが、ついつい他人に対してはクドクドと嫌味を言ったりしてませんでしょうか？

他人との接し方のスイッチを切り替える・・・

相手がクドクドと接してくれば、クドクドと切り返すのではなく、相手がどう接してこようが、自分は機嫌良く、愛想良く接することが、どこまでできますでしょうか？

このことが人格を問われるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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自分がされたくないことは他人にもやらない

誰しも、自分がされたくないこと、されれば嫌な気持ちになることは何なりとあろうかと思います。

例を挙げれば、

・約束の時間を守らない

・約束事を破る

・無視する

・借りたものを返さない

となど、これら以外にも多々あろうかと思います。

当然、自分がされたくないことは、他人にもするべきではないということは、頭ではわかっていながらも、ついついやってしまうことはありませんでしょうか？

１度でもされたくないことをされた側は、その人に対して信用も信頼もしなくなることでしょう。

人間関係が簡単に大きく崩れることになります。

自分がされたくないことは他人にもやらない・・・

当たり前のことながら、実はわかっていないということはありませんでしょうか？

 

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どの部分に注力するか戦略的に考える

一般的に売上の方程式としまして、

売上　＝　平均客単価　×　客数

で表されます。

更に一歩踏み込んで、１ヶ月間の売上として、１ヶ月以内のリピート率（購買頻度）まで考えれば、

月間売上　＝　平均客単価　×　客数　×　月間リピート率（購買頻度）

となります。

年間で考えれば、

年間売上　＝　平均客単価　×　客数　×　年間リピート率（購買頻度）

で表されます。

そこで、売上を２倍にしたいと考えた時、平均客単価、客数、リピート数のいずれかを２倍にすれば良いでしょうが、そう単純にできるものではなく、実はそれは至難の業です。

平均客単価、客数、月間リピート数をそれぞれ３割増しと考えれば、

１．３　×　１．３　×　１．３　＝　２．１９７

となり、２倍以上となります。

よって売上２倍は難しくとも、売上を分解し、項目ごとに分散して注力することにより、それなりの伸びにはつながることになります。

平均客単価、客数、月間リピート数のどの項目に注力するかも戦略となり、何とでもアイデアは出てくることと思います。

どの部分に注力するか戦略的に考える・・・

売上のみならず、どういった成果を出すにも、部分注力という考え方が成り立つように思いませんでしょうか？

 

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新しい出会いにより自己成長する

職場でも、社外の顧客や取引先の人でも、普段から頻繁に顔を合わす気心の知れた人とワイワイとしているのは楽しいものでしょう。

しかしながら、特定の人としか接しない、付き合わないとなると、自分自身の成長は止まるか、あるいは著しく遅くなるように思います。

同窓会や、学生時代の友人とのたまにしかない飲み会であれば、それはそれで気分転換にもなり、よろしいかと思いますが、仕事の場で顔見知りではない新しく接する人、新しい視点、新しい知見に触れるのを億劫がるのであれば、「私は成長したくありません！」と言うことに相等しいかもしれません。

特に大手企業になれば、転勤や人事異動は日常茶飯事ですので、

「転勤や人事異動は望まず、慣れ親しんだ職場にずっといたい！」

と言ってるようでは、出世は望めません。

事業所が１ヶ所しかなく、少人数の会社であれば、社内での人間関係さえ良ければ、あとは社外の人々との良好な関係を数多く築いていけば、自己成長につながることと思います。

新しい出会いにより自己成長する・・・

人見知りで悩む人も世の中には多いかもしれませんが、自己成長したいのかどうか、自分なりに考えてみればよろしいと思いませんでしょうか？

 

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幸せは自分が手に入れるのではなく、与えるもの

ある書籍を読んで、管理職の人がぼやくような文章を見つけました。

（以下文面）

自分なりに一生懸命働き、管理職としてそれなりの稼ぎはあります。

しかしながら子供にはお金のかかる時期で、しかも妻は専業主婦のため、給料の殆どは家族に持っていかれてしまいます。

勿論働くことは自分のためでもあるし、大切な家族のためでもあるので、それが嫌だということではありません。

ところが自分が思っている以上に家族は自分のことを思ってくれていない気がします。

会社でもそうです。

部下のためと思い、一生懸命部下育成にも励んでいます。

食事をすれば、なけなしのお小遣いから上司として部下にご馳走もします。

部下との関係も良好で、その甲斐あってか実績も上げてくれています。

でも、家族と一緒で部下もそうなのですが、自分が思っている以上に部下は上司である自分のことを思ってくれていない気がします。

お金も結構使っているので、家族同様、自分が一生懸命働いて得た給料を部下に吸い取られている気がしなくもないです。

そう考えると、家でも会社でも何か寂しく、切なさを感じ、たまに何もかも嫌になってしまうことがあります。

いっそのこと全てを投げ出して、自分のことだけを考えて生きられたら、もっと楽なのかとも思ってしまいます。

しかしながら現実はそうはいきません。

家族も大切、部下も大切、勿論自分自身も大切なので、全てを投げ出すなどできません。

そう考えると、「これが自分の人生のか！」とふと我に戻り、いつもと変わらぬ生活を続けている自分がいます。

（文面終わり）

さて、この管理職の人のぼやきをどう考えますでしょうか？

家族も部下も大切に思っているということで、素晴らしい管理職だと、個人的には思います。

しかしながら、どう考えても被害者意識を丸出しにしてるように感じてしまいます。

「家族や部下の幸せを願うために、自分は犠牲になっている！」

このように考えてしまっているように思います。

ここで考え方を少し変えてみれば、被害者意識は即刻無くなるように思いませんでしょうか？

「家族も部下も幸せならば、自分も幸せ！」

このように思えてこそ、献身と言えませんでしょうか？

幸せは自分が手に入れるのではなく、与えるもの・・・

このように考えることができれば、悩みも被害者意識も全く無くなるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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ムダをムダと思わない

成果を出すには、できるだけ効率良く、しかもムダがなく、時間、費用、労力もできるだけ最小限に抑えたいという風に思うことは一般的かと思います。

しかしながら現実はそうはいきません。

なかなかすんなりとは思うようにいかず、失敗したり、やり直したり、横道にそれたり、立ち止まったり、はたまた３歩進んで２歩下がるということもあるでしょう。

そこで現実は現実と捉え、失敗したからこそ成功につながるヒントを見つける、そのまますんなり前に進まなくても、着実に１ミリでも前に進んでいると、前向きに考えてもよろしいかと思います。

どうしても効率の向上を追求し、失敗は許されないという風土を感じてしまうこともあるでしょうが、非効率な成果の出し方、失敗経験からも学びは多々あり、そう考えれば非効率も失敗も決してムダではないとも思えませんでしょうか？

ムダをムダと思わない・・・

ある意味、このような考え方もできませんでしょうか？

 

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自己実現させたい真の目標は一体何か

自分が実現させたいと思うことは、ノートでも手帳でも、紙に書いて自分自身でも意識付けるということは重要かと思います。

頭の中で思い描くだけでは、正月の今年の抱負のように、時間の経過と共についつい薄れていき、しまいには真っ白に記憶から無くなってしまうこともあります。

また、自分が実現させたいと思うことの内容は、自分自身がワクワクしないことには意味が無いようにも思います。

「自分が実現させたい」というより実は「嫌々ながら、仕方なく、面倒に思いながらもやらなければならない」といったことであればワクワクしませんでしょうし、逆にやらなければならないことは嫌でも意識してしまい、実行しませんでしょうか？

自己実現させたい真の目標は一体何か・・・

ワクワクするような真の目標はありますでしょうか？

 

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