中小企業の街、東大阪発「一日一語」

指示命令事項の目的を質問する

上司から、指示命令されたことに対して、嫌々ながら、面倒に思って、仕方なく上司の指示通りに仕事をするということは、誰しもあることでしょう。

中には、あまりにも理不尽でやってられないような指示命令もあるかもしれません。

単に上司に逆らって、「嫌です！」、「やってられません！」というだけでは、業務命令に反してるとみなされ、自分の立場が悪くなるだけです。

そこで、どうしても納得がいかず、「はい、即実行します！」と素直に言えないような指示命令を出された場合は、一呼吸おいて、上司に対して「この仕事の目的は何でしょうか？」と聞いてみてはいかがでしょうか？

この時に上司が明確な目的を話せずに、「やれと言ったことは問答無用でやれ！」と言われたならば、上司が理不尽となります。

指示命令事項の目的を質問する・・・

優秀な人は、上司に対してうまく質問ができます。

根本的に、その職場で、その上司の下で働くことの自分自身の目的も明確にしておく必要もあろうかと思いますが、いかがでしょうか？

 

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思い込みで短所、デメリットばかりを着眼して避けない

業種業界によっては、かなりテレワークが進んでいる企業があります。

一方では、肉体労働のようなテレワークをやりようがない業種もあります。

テレワークができる業種であっても、何が何でもテレワークがベストという訳にはいきません。

通常通り勤務先に出社して仕事をする良さ、通勤時間が削減されるメリットを活かすテレワークや在宅勤務の良さといった、それぞれの良さがあれば、それぞれ何かとデメリットに感じることもあるでしょう。

勤務先に出社する場合は、就業時間を終えて帰宅するとなると、仕事に対するオン、オフのスイッチが明確です。

在宅勤務で、通勤時間が削減されるとはいえ、朝から晩まで自宅で引きこもって仕事をするにも、仕事に対するオン、オフのスイッチの切り替えがやりづらい面もあり、精神的にかなり疲れます。

何が良い悪いというより、何においても長所と短所、メリットとデメリットが存在し、比較やスイッチの切り替えにより、見えてくることでしょう。

思い込みで短所、デメリットばかりを着眼して避けない・・・

このことにより、いろいろなものが見えてきて、世界観まで広がるように思いませんでしょうか？

 

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自分にとって価値ある情報を取捨選択するのは自分次第

書籍、新聞、テレビニュースのみならず、セミナーや研修会もあれば、インターネットまで普及し、情報が溢れてる（あふれてる）昨今では、全てが全ての情報を自分の頭の中にインプットできるはずもありません。

数ある情報の中から自分でどの情報を取捨選択するかは、自分自身で決めるしかありません。

自分にとっては価値ある情報であっても、他人にとっては何ら価値の無い情報といったものがあれば、自分にとっては価値は無くとも、他人にとっては価値ある情報といったものもあります。

情報の取捨選択においては、あくまでも自分の価値観を基準に考えればよろしいかと思います。

そこで、得た情報の中から、自分が頭の中にインプットしておきたい情報を選択すれば、インプットをやりっぱなしではなく、アウトプットして活用しないことには意味がありません。

他人の成功事例、失敗事例に関する情報といったこともあるでしょうが、そういった貴重な情報を活かすとは、真似できることはやってみる、他人が失敗したことを教訓に自分なら失敗回避のために何をどうするかを考えることができます。

自分にとって価値ある情報を取捨選択するのは自分次第・・・

改めてこのように思いませんでしょうか？

 

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役職者は割に合わないのは想定内

「役職が上がったところで、上から押さえつけられ、下からは突き上げられ、割に合わないし、しんどいだけ！」

係長や課長といった役職が付くと、このようにボヤきたくなる管理者は、日本全国どこの企業にも少なからずおられるようです。

何を言っても部下が拒絶反応を起こし、協力しようともしない、その上、酒を飲みながら好き勝手に会社や上司に対する悪口や陰口を口に出し、しかも上層部からは部下への社員教育がなっていないと叱られ、人の上に立っていながらも、被害者意識を持つという、何ともやり切れない思いで毎日仕事をしているとなると、辛いばかりかと思います。

そこで、役職が付いたり、上がったりすると、役職者はその分責任の度合いは重くなるのは勿論のこと、上からも下からも批判され、悪口・陰口を言われ、嫌われることも仕事のうちと割り切らないことには務まらないとの覚悟が必要でしょう。

部下に成果を出させて育成して成長させ、部下自身に仕事にやりがいを持たすことは言うまでもありませんが、それを実現させるためにも、役職者としては腹をくくることが必要不可欠かと思います。

役職者は割に合わないのは想定内・・・

かなり厳しく、きつく辛い話ですが、役職者ではなくとも、人生においては覚悟する、腹をくくるという場面に必ずや遭遇するでしょうし、人生楽ありゃ苦もあることを改めて、認識する必要はありませんでしょうか？

 

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ピンチが自分を成長させる

生きていれば誰しも、大小様々なピンチが訪れることがあるでしょう。

「こんな時にピンチって、勘弁してほしい！」

「一難去って、また一難。もうええ加減にしてほしい！」

と起こっている現象に腹を立て、何とか乗り越えようとしても、うまくいかないことに腹を立て、腹を立てながらもピンチを乗り越えなければ何ともならないとプレッシャーを感じ、辛く苦しくなるばかりで、自分の人生は呪われてると思うかもしれません。

そういった心境の真っ只中にいると、周囲に気配りする余裕が無くなり、自分自身も「ピンチはチャンス！」と言ってる場合ではないと思ってしまうかもしれませんし、周囲から励まされても、「私は今、窮地に追い込まれている！何を呑気なことを言ってるのか！」となど、余計に腹立たしくもなるでしょう。

それでも、ピンチを乗り越え、知識や知恵が身に付いてば、小さなことでも間違いなく自分が一歩前進、一歩成長しているように思えるはずです。

ピンチが自分を成長させる・・・

今一度、ピンチをネガティブの捉えず、ポジティブに捉える必要があるとは思いませんでしょうか？

 

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やればできるのに、やらない言い訳をして避けない

電話、ＦＡＸ、メール以外の道具を使って、オンラインやリモートでコミュニケーションを取る時代となりました。

それでも、まだまだ Face to Face の面談や会議、会食といったアナログ手法は、心を伝えるには切っても切れないことと思います。

ところがどうしてもオンラインやリモートとなると、道具を使い慣れないことには「やっぱり従来通りのアナログが良い！」となってしまい、人によっては避けたがることもあるでしょう。

状況によっては、人とリアルでの面会ができない、移動もできないという条件下となると仕事である以上、オンラインやリモートを使わざるを得ません。

やればできるのに、やらない言い訳をして避けない・・・

根本的にこの考え方が必要と思いませんでしょうか？

 

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レヴィンの組織変革プロセス

組織改正となると、新鮮味を感じて楽しみにする人がいれば、現状維持バイアスがかかって、従来通りの組織の方が慣れてるし、組織のメンバーとも気心知れて楽という人もいるでしょう。

零細企業になれば、転勤も人事異動も組織改正も無いでしょうが、大企業は勿論のこと、中堅中小企業クラスにもなれば、ある程度の転勤、人事異動、組織改正は実施されるはずです。

そこで、どうしても組織改正となると、落ち着くまでに時間を要し、最初は混乱することも日常茶飯事かと思います。

そこで、ドイツの心理学者クルト・レヴィンが提唱した「レヴィンの組織変革プロセス」に基づき、３つのプロセスを経て、新しい組織を構築していけば良いのではとのことです。

３つのプロセスとは、

解凍　⇒　変革　⇒　再凍結

ということで、最初は氷を解凍して水にするように、組織を解凍して何とでもしやすいように液状化させ、次に水を氷にするための型にはめるように、形成させたい組織に変革させ、最後は水を再凍結させて氷になるように、組織も固めて再凍結させるということです。

レヴィンの組織変革プロセス・・・

時代の変化が早い昨今では、必要に応じた組織改正もやらざるを得ないように思いますが、いかがでしょうか？

 

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リーダーとマネージャーとの違い

リーダーも、マネージャーも、どちらも管理者と言えば管理者ですので、私は同じようなものと思っておりました。

ところが厳密には、以下のようにそれぞれマネジメントする対象が異なると、教わりました。

●リーダーは、人をマネジメントする

●マネージャーは、仕事をマネジメントする

確かに、「リーダーシップ」と言われることについては、複数の人の中で、自分が率先して行動する、あるいは人を束ねるという意味で使われますので、リーダーは人をマネジメントするということは、腑に落ちます。

一方、仕事をマネジメントするということについては、自分の仕事の進捗状況を管理することは管理者でなくとも勿論のことで、マネージャーは部下の仕事の進捗状況も管理することも任務となります。

「プレイングマネージャー」と言われることについては、自身がプレイヤーとして自分の仕事の進捗管理もしつつ、部下の仕事の進捗管理もします。

役職は関係なく、自分の仕事の進捗状況は自分で管理するとなると、誰もが「セルフマネージャー」でもあるかと思います。

「セルフマネージャー」をランクアップしたものが、「プレイングマネージャー」と言えるかもしれません。

リーダーとマネージャーの違い・・・

改めて、謙虚に学ばせてもらいました。

 

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少ない投資で、より大きな効果を得る

中小企業の同業他社同士の競争となると、必然的に「どんぐりの背比べ」になろうかと思いますので、知恵で競争することが重要かと思います。

単なる価格競争に巻き込まれてしまうと、共倒れにもなりかねません。

勿論、ハード面で設備機械やＩＴに投資して競争力を付けることもできるでしょうが、ソフト面で技術力、営業力、人間力といった形の無い知恵にまつわる力を付けることにも投資して、競争力を付けることも一つの方法でしょう。

いずれにせよ、企業であろうが、個人であろうが、生き残りをかけて勝ち残るにも、より良い人生を送るにも、いかにして有効に投資するかがカギとなることと思います。

少ない投資で、より大きな効果を得る・・・

非常に難しい見極めの積み重ねを迫られてるようにも思いませんでしょうか？

但し、大きな努力で小さな成果を出すことの積み重ねも忘れる訳にはいきません。

 

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必要に応じて「集団同調性バイアス」を引き出す

「現状維持バイアス」や「集団同調性バイアス」といった「バイアス」という単語を、たまに耳にされることがあろうかと思います。

「バイアス」とは、「先入観」という意味です。

「現状維持バイアス」については、これまでも何度か記述はしましたが、「変化することなく、現状のままが馴染んで都合良いという先入観」と言えるでしょう。

「集団同調性バイアス」とは、「周囲にいる人と同じ行動をしていれば安心するという先入観」とでも言えようかと思います。

「バイアス」については、ネガティブなことで使われがちですが、何も悪い意味ばかりで使われるものでもありません。

団体行動においては、「集団同調性バイアス」が働いておらず、各々好き勝手なことをされていては、まとめ役が困ります。

また、災害時においても、「集団同調性バイアス」を働かして周囲と同様に避難しなければ、助かる命も助からないことすらあり得ます。

但し、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」といった感じで、自分以外の人が赤信号で渡ってるからといって、「集団同調性バイアス」が染み付いて、自分も赤信号を渡るようでは、いかがなものかということです。

必要に応じて「集団同調性バイアス」を引き出す・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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