中小企業の街、東大阪発「一日一語」

ぐっとこらえる心構え

言いたいことを言ったがために、結果的に一言多く言ってしまった、余計なことを言ってしまったことになり、後悔してしまうことも無きにしもあらずではと、思います、

言い方が悪かったために、誤解を招いたり、相手との関係悪化につながってしまうこともあるでしょう。

そういった後悔をしないためには、ぐっとこらえるしかないと思います。

言いたいことを我慢せずにパッと言うのは、子供と同じです。

ぐっとこらえて、少し時間をおき、もう少し頭の中を整理して、その結果、言わなくてもいいと思ったら言わないと持っていくのが、大人です。

ぐっとこらえることは、事なかれを推奨しているわけではなく、言うべきことは、きっちりと言って伝える必要があります。

ただ、自分の欲に任せて、何でもかんでも口に出すのは、いかがなものかと、思います。

言いたいことを言わないと気が済まない性格を改善し、ぐっとこらえて様子を見るという心構えを持つことが果たしてできますでしょうか？

　　

 

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人が動くには、理由が必要

上司が部下に対して、指示命令により動かすことは一般的です。

ところが、指示命令に従う部下にとっては、「何故これをやるのか？」といった理由や目的を理解してればよろしいでしょうが、理由や目的を理解せずして、指示命令事項として「やれ！」と言われて仕方なく命令に従っても、決して前向きに取り組んだことにはならないでしょうし、良い結果にもなりにくいかと思います。

どう考えても、人に動いてもらうには、その理由をキッチリ説明し、理解してもらわないことには、全力を出し切って動いてもらには難しいことでしょう。

上司が部下に対しては勿論のこと、部下が上司に対してもそうでしょうし、同じ職場の同僚、家族対してもやはり、他人に動いてもらう理由を明確に伝える必要があると思われませんでしょうか？

人が動くには、理由が必要・・・

「いちいち、理由を説明せんでもええやろ～！」

と思われるかもしれませんが、相手には伝わらない限り、わかりません。

他人が動くいてもらうための理由の必要性をつくづく実感します。

　　

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時間についての概念

１日２４時間という、生きていく上で貴重な資源である時間は、年齢性別も、職場の肩書も、全く関係なく、誰しも平等に与えられてます。

時間についての概念ですが、今でも鮮明に覚えているのが、私が小学校の頃の朝礼において、いつまでもざわざわしていて朝礼が始まらない時、教頭の口から出た話で、

「時間の無駄使いは、命の無駄使いである！」

という一文でした。

小学生ながらこの時ばかりは目からウロコのように感じました。

普段の生活や仕事において、「時間を潰す。」と表現する人がおられるでしょうが、私からすれば、これほど勿体ないことはないと思います。

それに対して私は、たとえ１分でも１秒でも、わずかな時間さえあれば、隙間時間として活用できることを実施せずにはおれません。

なかなか読めない本を読む、考え事をする等、その１分１秒の行動の積み重ねが、自分にとって成果が出る、自己成長につながるといった結果をもたらすはずです。

時間についての概念は、どのように考えておられますでしょうか？

時間を潰すのか、１分１秒でもできることを実施するのか、自分の人生も、あとあと大きく変わってくることと思いますが、いかがでしょうか？

　　

 

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真似をしてはいけないのは、芸術家のみ

仕事で成果を出してる人がいれば、その人の仕事の手順方法を社内で横展開するといったことは、普通かと思います。

何も社内でなくとも、成功者の書いた書籍を読んで参考にし、自分でも実践してみるということでもよろしいでしょう。

つまり、「学ぶとは真似ること」と、私は思っております。

中には、「人の真似をやってはいけない、やりたくもない！」と言うプライドの高い人もおられるでしょうが、真似をしてはいけないのは、芸術家のみ かと思います。

ごくごく一般のビジネスマンでも経営者でも、芸術家ではありません。

真似から入って学んでも全然よろしいかと思います。

学ぶとは真似ること・・・

謙虚に真似して学んでみては、いかがでしょうか？

　　

 

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人とのご縁を大事にしたいのであれば

人とのご縁を活かせることが得意という人の特徴は、スピーディーな対応を実践し、約束の期限も守るということに尽きると思います。

ご縁のあった人に、その場ではこれといった会話をする時間が無くても、名刺交換頂いたことに対して翌日にはメールやハガキでお礼を伝えること、質問や問い合わせを受ければ、即座には回答できない内容であっても、その場では「いついつまでには回答します。」と回答期限を決めて、追って回答するといった対応ができるかどうかといったところでしょう。

「この人とは、親交を深めたい！」、「末永くお付き合いしたい！」

と思ったなら、スピーディーな対応を実践できてますでしょうか？

じっと待っていても、先方から連絡頂けることなど、期待できません。

自分からメールやハガキを、場合によっては電話を活用し、「この人とは・・・」と思う人とのご縁を大事にしたいのであれば、自分からアクションを、どれほど起こせてますでしょうか？

　　

 

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自分の得意分野を仕事に活かす

私自身、世界地理は苦手ですが、日本地理については、ほぼ日本全国土地勘があります。

学生の頃から、鉄道を主として利用した旅行が好きで、全都道府県に足を踏み入れました。

勿論、鉄道が整備されておらず、行った事の無い市町村も多々あります。

ところが、鉄道を中心とした公共交通機関の時刻を掲載した時刻表（http://www.kotsu.co.jp/jikoku/jr_jikoku/）を、小学生の頃から愛読していたことから、鉄道網を把握してますので、ＪＲの駅名を言われれば、大体どの辺りにあるかわかります。

それが仕事上で活かされてるのは、出張することにおいては、交通網を間違うことはないということと、商談において、訪問先の所在地に関する話題、相手の出身地の話題になれば、話を合わすことができ、そこで相手との距離感を縮め、商談も和やかに進めることができるということです。

こういった自分の趣味的なことで、仕事に活かすことができるものも、何かしらあるはずです。

「これなら自分の得意分野！」といったことを、仕事に活かせる方法を考えてみるのも楽しいかと思いますが、いかがでしょうか？

 

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Ｐ／Ｌ、Ｂ／Ｓにはない会社の価値、評価

会社の通信簿として、決算書に記載されてる損益計算書（Ｐ／Ｌ）、貸借対照表（Ｂ／Ｓ）、更には最近ではキャッシュフロー計算書もあります。

金融機関は、企業のこれらの数字を見て、企業の格付けや、融資額の上限を決めたりします。

ところが、決算書には表されない、会社の価値や評価といったものが、実は存在します。

社員満足度（ＥＳ）、顧客満足度（ＣＳ）とったものが代表的でしょう。

ＥＳやＣＳを数値化することは難しく、一般的にどこの会社でも実施されてません。

ＥＳの向上、ＣＳの向上と言われても抽象的で漠然としたもので、社員や顧客にヒアリングやアンケートにて集計し、ＥＳ、ＣＳを数値化できている会社は、日本経営品質賞を受賞できてる優良企業でしかありません。

数値化まではできていなくても、社員が自社に勤めて、やりがいを感じるか、顧客が自社のファンになって頂いてるかといったことを、ある程度の勘や予測でも、描けるのではないかと思います。

Ｐ／Ｌ、Ｂ／Ｓにはない会社の価値、評価・・・

これらを高めていくのは、経営層や管理職だけではありません。

社員１人１人も真摯に仕事に取り組むことにより、高めていくことができようかと思いますが、いかがでしょうか？

　　

 

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点を野にして、視野にする

いろいろな人の考えを知ることは、大切かと思います。

同じ本を複数人数で読んだとしても、一人一人、感想は異なるはずです。

本の中の、ある項目において、他の人は自分とは全く異なる感じ方があったり、別の項目のところで、他の人は感動することもあったりするでしょう。

このように、人それぞれ違う考えや感性を知ることは、他人の視点を知ることになり、自分にとっては、新しい気付きにもなることでしょう。

この新しい気付きで、ある視点をたくさん知っていくと、その「点」はやがて面を埋め尽くし、「野」になり、それが視野になるはずです。

点を野にして、視野にする・・・

人間力向上のためにも、知っておく必要があろうかと思いますが、いかがでしょうか？

  

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問題と、トラブル、クレームとの違い

「自分の部門や組織には問題がありますか？」

と質問されれば、どこの会社の管理職でも、

「問題は山積みで、大変です！」

こういった答が多いかと思います。

本来、問題とは、あるべき姿と現状とのギャップのことを意味します。

このギャップを埋めることが、問題解決となります。

特に管理職であれば、問題発見能力と、問題解決能力を要求されます。

ところが、非日常に生ずるトラブルやクレームも、その他の日常的な問題と共に、ごちゃ混ぜにしてしまってませんでしょうか？

「問題は山積みで、大変です！」

と答えるのは、あるべき姿と現状とのギャップが山積みと言うより、次から次へとトラブルやクレームが発生し、その対応に追われて大変と言ってるということではないでしょうか？

トラブルやクレームで、１度発生した事案は、２度と同じことを繰り返さないように、対策を考え、再発防止のためにも仕組みを改善します。

同じようなトラブルやクレームが一向に無くならないのであれば、根本的な悪い仕組みが改善されていないということです。

決して、単なる人の問題といったことではないはずです。

トラブルもクレームも、発生しないのがあるべき姿と考えれば、発生してしまうことを、問題と捉えてしまうことでしょう。

仕事の内容によって、人それぞれ力量が異なりますので、力量が身に付いていないことを問題とすることもあり、これはこれでよろしいかとも思いますが、この場合は人を育てるといった管理職の課題でもあります。

ここでまた、

「部下に何度も同じことを言っても、わかってない！身に付かない！できてない！」

といった声も聞こえてきそうですが、これは根気よく、何度も言い続けるしかありません。

教育には根気が要ります。

問題と、トラブル、クレームとの違い・・・

どうも混同しがちではないかと、思いますが、違いを理解し、解決、対策、改善といったそれぞれ異なる課題をできてますでしょうか？

 

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人生は、美しい偶然の連続だ！

多くの映画監督は、撮影に入る前にきちんとしたイメージを持ってスタジオに来るものの、いざ撮影に入ると、思い通りにいかず、停電になったり、照明が足りなかったりすれば、怒り出すようです。

ところが、アメリカのデビット・リンチ監督は違い、そういった予期しないハプニングを全て受け入れ、そのハプニングを活かすように、現場でイメージを作り直して撮影をしていくとのことです。

そこで、デビット・リンチ監督のこの名言です。

「人生は、美しい偶然の連続だ！」

非常に器の大きな人と思える一言です。

予想していなかったあのこと、このこと、考えてもいなかった大失敗や、予測が外れて、とんでもないことが起きた事件。

それらをマイナス思考で終わらすのではなく、失敗から学びや成長につなげ、発想を転換させてピンチをチャンスに切り替え、更には事案ごとに、たくさんの人とのご縁もあれば、別れもあるといったことなど、それらは全て美しい偶然という考え方です。

美しい偶然が連続して目の前に現れる、それが人生だということです。

このことは、自分の考え方一つです。

人生は山あり谷ありと考えるのも、美しい偶然の連続と考えるのも、自分次第ではないでしょうか？

 

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