中小企業の街、東大阪発「一日一語」

肩の力を抜くことと、手を抜くことと混同しない

「肩の力を抜いて、リラックスしましょう！」

よく言われる言葉です。

心も体も落ち着いて、自分本来の力をもっと出そうということです。

肩どころか、常に全身に力が入ってるようでは、エネルギーが維持できません。

ところがたまに、肩の力を抜くことと、手を抜くこと（手抜き）と混同してしまう人もおられるようです。

手抜きにより、品質低下を招き、顧客の信用、信頼を裏切る形になってしまえば、大変なことになりかねません。

あまりにも過剰な対応の見直しとして、改善的手抜きという言葉もありますが、単に横着、ズボラ、いい加減な性格による手抜きは、根本的な性格面から改善を要することとなります。

肩の力を抜くことと、手を抜くことと混同しない・・・

混同してしまうと大変なことになりかねませんので、注意したいものです。

　　

 

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お客様や働く社員に、よろこびを与えることを目的にできているか？

企業が利潤を追求する限り、売上第一主義、利益第一主義といったことを掲げることは普通でしょう。

勿論、企業にとっては、利益を出して、税金を支払うことは、重要なことです。

ところが、やたらめったら、利益を上げることを目的に掲げてしまうと、企業がいびつになりかねません。

利益とは、企業がお客様に与えたよころびに対して、お客様がお金で投票した結果、得られるものです。

よって、利益を上げることを目的にするのではなく、お客様や働く社員に、よろこびを与えることを目的にすべきではないでしょうか？

お客様によろこびを与えることが自分のよろこびであるといった循環が形成されれば、最終的に利益を上げられないはずがありません。

お客様や働く社員に、よろこびを与えることを目的にできているか・・・

考えさせられる一文です。

　　

 

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自分の持てる全てを注ぎ込めば、与えた以上の見返りがあるものだ！

「自分の持てる全てを注ぎ込めば、与えた以上の見返りがあるものだ！」

有名なフランスの作家、サン・テグジュペリの言葉です。

いくら頑張っても、なかなか成果が出ないことを悩む人が、少なからずおられることでしょう。

与えられた仕事を頑張って取り組むのは当たり前のことではあっても、それでは果たして、自分の持てる全てを注ぎ込んでるかと言えば、まだ多少の余力もあり、そこまではやってないかもしれません。

勿論、あとあとのことを考えれば、多少の余力を残す必要があるかもしれません。

また、いきなり全部の仕事に自分の全てを注ぎ込むことも、なかなかできないでしょうし、小さなことでも、まずは何か一つの仕事を取り上げてみて、その仕事に自分の持てる全てを注ぎ込んでみれば、いかがでしょか？

自分の持てる全てというのは、これまでの何十年かの自分の人生の中で、経験、学び、遊び等も含んでのことです。

一見、その仕事に直接関係なさそうに見える経験や遊びであっても、視点を変えることによって役立ったり、発想の転換を促したりと、意外に役立つこともありえます。

まずは、小さなことからでも、自分の持てる全てを注ぎ込む経験をしてみることでしょう。

それから人生がガラリと変わるかもしれません。

　　

 

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自分の人生は我流

誰しも、常に正しい答えを求め、知りたがることと思います。

正しい方法、正しいやり方、正しい生き方等、実は答えがありません。

「正しい」とばかり強調していては、喧嘩になるだけです。

裁判は最たるもので、お互いに「自分は正しい！」と突っぱねます。

正しいと言えるようなものがはっきりとないのであれば、自分の人生に本流などないことになります。

自分の人生は全て我流でしょう。

自分にとって価値ある目標を前もって設定し、段階を追って実現することが、人生の成功と定義されてる以上、自分にあったやり方を見つけて、自分のスタイルを作っていくしかありません。

勿論、人生の成功者と呼ばれる人を参考にすること、真似できることは真似するのも、それはそれでよろしいでしょうが、全部が全部、他人（成功者）の真似をできるはずもありません。

自分の人生は我流・・・

改めて、認識したいものです。

　　

 

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やらされる仕事は苦しい、やる仕事は楽しい

仕事に取り組む際、やらされ感を持ちながら仕事をやっていては、苦痛で仕方ありません。

一方、自分から能動的に、前向きな姿勢で仕事に取り組めば、全く苦痛を感じることなく、むしろ楽しく感じることでしょう。

たとえ、毎日の仕事がワンパターンなルーティンワークであったとしても、「この仕事で自分が会社や世の中の役に立ち、貢献できている！」と前向きに考えれば、どれほど自分の仕事に誇りを持て、やりがいを感じることもできるか、言うまでもありません。

全ては気の持ちようです。

どう感じるかは、自分次第であり、感じ方には自分の責任が伴います。

やらされる仕事は苦しい、やる仕事は楽しい・・・

今一度、能動的に考えてみては、いかがでしょうか？

　　

 

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自分の引き出し

自分の引き出しとは言っても、机の引き出しではありません。

自分の頭の中にある記憶やノウハウの詰まった引き出しのことです。

必要な時にいつでも、自分の引き出しを開けて情報を取り出して、活用することができてますでしょうか？

はっきり言いまして、私自身は暗記が大の苦手です。

耳で聞いた情報や、文字による情報が記憶に残ることはありません。

むしろ、重要事項であれば、メモやノートに書き残し、頭の中を即刻真っ白にクリアにします。

ところが、頭ではなく、自分が体験して体で覚えたことは、案外を自分の引き出しに収納され、必要な時に引っ張り出して活用できるものです。

セールストークや、人前で話をすることなどは、最たるものでしょう。

中には体験したことであっても、繰り返し自分で実践をしないことには、引き出しに収納されないこともあります。

一方、小さい頃に体験したことであっても、年月が経とうが、引き出しの中が蒸発することなく、残ってる記憶もあります。

自分の引き出しの収納量が多く、しかもいつでも活用できればよろしいですが、活用できない記憶やノウハウでは、不要物同然になってしまいかねません。

自分の引き出しについて、どのように考えておられますでしょうか？

　　

 

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やりたいことをやれる環境にありながら、何でやりたいことをやらないのか

「あなた方は、それほど幸せな環境にありながら、何でやりたいことをやらないのでしょうか？」

アジアで最も貧国のバングラデシュでバッグを生産し、それを日本で販売されてるマザーハウスを設立されたバッグデザイナー、山口絵理子氏の言葉です。

バングラデシュでは、飲み水にも困るような、ただ生きるだけでも難しい極貧生活をされてる人々を目の当たりにした山口氏の投げかけた言葉には、説得力があります。

いくら厳しい状況に置かれたとして、ただ生きることさえ困難な極貧生活と比べれば、日本で暮らす我々にとっては、それはそれは天国みたいな幸せな環境であると、言えませんでしょうか？

やりたいことをやれる環境にありながら、何でやりたいことをやらないのか・・・

「ガツン！」と来ませんでしょうか？

　　

 

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売ろうとする商品に完璧主義は考えもの

自分に厳しく、完璧な行動を求めようとすることは、それはそれでよろしいかと思います。

ところが、自分が売ろうとする商品に対する完璧主義は考えもので、この世に完璧な商品は、ありえないということです。

品質面、性能面等、あれもこれもと、要求事項を挙げればキリがないでしょう。

勿論、他社にはない独自性、差異性があり、それが付加価値として、高額な商品になっても売れるということであれば、それはそれでよろしいのですが、顧客がそこまで求めていないのであれば、必要最小限のニーズに基づいた商品で充分売ることができます。

過剰な品質や性能では、単にコストアップになってしまうだけで、競争力の低下になりかねません。

品質不良によるクレームが発生してしまうような商品を売る訳にもいきませんが、売ろうとする商品に完璧主義にはならず、必要最小限のニーズを満たせるような商品で、競争力をつけて売っていくか、永遠の課題です。

 

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潜在需要をうまく聞き出し、新規開拓につなげる

新規で顧客を開拓していこうとしても、自社と類似品の購入であれば、相手としては既に他社と取引があり、自社が入る隙がないという話はよく聞きます。

ところがそれはごく普通のことで、相手の会社が創業されて以来、決まった商品については、長年決まった取引業者との付き合いも深く、なかなか新規の業者とは取引されないということも日常茶飯事です。

そういった時、単に価格を下げて話を持ち出すのでは、芸がありません。

うまく顧客の潜在需要について、聞き出す必要がありますが、たとえ、既存の取引先があっても、既存の取引先では対応が不可能なこと、満足できていないことが少しでもわかれば、もしそこを自社では対応可能とわかれば、それを提案することにより、新規取引も可能となるでしょう。

こういった潜在需要をうまく聞き出して表面化し、対応できるという技術は、自分で磨いて、ものにする必要があります。

新規開拓が得意な人は、こういった技術も身に付けておられるはずです。

新規開拓が苦手という人であっても、自分を磨けばできるようになるはずです。

勿論、初対面の場合の第１印象でシャットアウトされないためにも、服装・身だしなみ、礼儀・礼節についての意識も必要不可欠です。

　　

 

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環境を整備するのは、自分でやるしかない

辛いこと、苦しいことがあると、ついつい「条件が整っていれば・・・」と外部要因や環境を嘆いてしまうこともあるでしょう。

非常に、厳しい言葉を見つけました。

・環境を変えてくれたら助かるのにと思うものは、いくじなしである。

・環境が悪いから自分が悪くなるのも仕方あるまいという人は、無責任な弱虫である。

外部要因や環境が自分にとって都合の良いように変わることなど、ほっておいても永遠にありえません。

むしろ、自分にとって都合の良い環境を整備するのは、自分でやるしかないように思います。

外部要因をあてにはせず、自分でできることとして、たとえ辛いこと、苦しいことがあっても、それを乗り越えるべく、内部要因を変えていくことに力を注ぐことを考え、実践していくことが妥当かと思いますが、いかがでしょうか？

 

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