顧客満足度の向上、社員満足度の向上と良く言われますが、顧客でも社員でも、どのようにすれば満足度が上がり、最終的には企業にとって良い結果を出せるか、永遠の課題です。
簡単に言えば、満足・快適要因を増やす、もしくは、不満・不快要因を無くす・減らすということに満足度を向上させることができます。
マズローの欲求5段階説に基づいた、自己成長につながれば、非常に高度に満足度が向上されることと思います。
生理的欲求、安全の欲求、親和の欲求、自我の欲求、自己実現の欲求5段階です。
生理的欲求と安全の欲求は、人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求であり、親和の欲求とは、他人と関りたい、他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求であり、自我の欲求とは、自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める認知欲求のことであり、自己実現の欲求とは、自分の能力、可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求のことです。
優秀な人ほど、欲求の5段階を駆け上がるのは早いが、自己実現を果たし、自己超越の域に達する人は極めて少なく、数多くの人が階段を踏み外し、これまでにその人にとって、当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなるような状況に陥ってしまいます。
マズローの欲求5段階説まで考え出すと、難しくなってしまいますので、まずは身近なことで、不満・不快要因を無くす・減らすことにより向上する満足度とは一体何かということを考えてみては、いかがでしょうか?
顧客でも、社員でも、小さな満足度の積み重ねにより、企業にとっての業績に、あとあと響くように思います。
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