中小企業の街、東大阪発「一日一語」

人間の行動、４つの志向

最近学んだことについて、私なりに噛み砕いた文面で、披露します。

人間の行動には、４つの志向があると言われています。

●職人型行動志向

●社交型関係志向

●指導者型直観志向

●分析型思索志向

個人個人、自分はどういった志向かということもさることながら、自分以外の人はどういった志向かということを把握しておけば、円滑なコミュニケーションができると言われています。

どの志向が良い悪いということはなく、個性そのものです。

それぞれ、非常に奥が深く、意味を説明すると長くなりますので、次回以降４回に分けて、私なりに噛み砕いて、わかりやすく連載していきます。

 

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返報性の法則

●挨拶をすれば、相手も挨拶を返してもらえる

●手紙やメールの発信に対して、返信してもらえる

これらのようなことは、日常では当たり前のことですが、「返報性の法則」というのがあり、円滑なコミュニケーションには必ずといっていいほど、見受けられます。

返報とは、人がしてくれたことに対して報いること、という意味です。

コミュニケーションのうまい人は、自然と「返報性の法則」が身に付いています。

最近、知った法則の名前です。

 

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伸びる人財の共通点

ある会社の人事担当の方から、「伸びる人財の共通点」ということを教わりました。

その会社において、まとめた基準だそうです。

伸びる人財の共通点

１．素直である

２．好奇心旺盛である

３．忍耐力があり、あきらめない

４．準備を怠らない

５．几帳面である

６．気配りができる

７．夢を持ち、目標を高く設定することができる

確かに、この７つとも、伴っていれば「伸びる人財」でしょう。

あるいは、本人が自分で気付いて、７つのうち、できることからでも１つずつ実践していけば、おのずと本人が自分で伸ばすことになるでしょう。

但し、個々の性格のこともあり、強制的に７つとも身に付けさすということは、至難の業だと思います。

他人を簡単に変えることはできません。

上司であれば、人財を育成する過程において、いかにして部下本人が自分で気付かせて、自己変革をしようとするかが、永遠のテーマになろうかと思いますが、いかがでしょうか？

 

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名刺は充分に常備

以前にある方から、

「営業職なら、名刺は箱ごとカバンの中に常備しておきなさい。」

とアドバイス頂いたことがあります。

しかしながら私自身は、名刺は名刺入れには入るだけの枚数は常備しておりますが、箱ごとまでは、カバンの中には常備しておりません。

「そこまで余分に常備しなくても・・・」

と思うところもありますが、幸いに、何十枚かの名刺を常備しているものですから、一度に数多くの名刺交換の場でも、名刺切れが生じたことがありません。

アドバイス頂いた方から、後になって教わった話で、

「もし、名刺切れが生じてしまえば、相手には危機意識が欠落していると思われてしまうこともある。」

とのことでした。

何も名刺に関することばかりではありませんが、準備不足や忘れ物が生じるということは、危機意識の欠落が浮き彫りになるということを、私なりには受け止めました。

日常の些細なことからも、危機意識を持っているか否か、改めて自分自身も気付かされました。

　　

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年輪経営

木の年輪のように、ゆっくりと着実に、無理して急成長を求めずに、身の丈にあった成長をしていく経営のことを、「年輪経営」と言います。
 
弊社としても、本年で創業１００周年目となりますが、今思えば、「年輪経営」により、今日まで会社が永続してきたのではないかと、思います。

会社の成長とは、単に売上額や、社員数が増えるということではなく、毎年着実に、決算後には、利益を出して内部留保を蓄積していくことではないでしょうか？

「成長」と「膨張」と混同して、「膨張」してしまっては、会社の健康バランスも崩してしまいます。

１００年以上続いてる会社には、私の知る限り、小規模の会社が多いです。

社員数増員や、事業所展開を無理してやらなくても、着実に「年輪経営」をされてこられた結果ではと、つくづく感じます。

「どうすれば、この会社が永続するか？」を基準に、「年輪経営」を実践していく所存です。

 

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清掃十徳

私が家庭用のモップ交換でお世話になっている、清掃会社の取締役部長から、同社の社内報を頂きました。

その社内報には、「清掃十徳」ということが、書かれてありました。

さすがは清掃会社だけあって、清掃という仕事を通じて、人間的に成長する内容がまとめられてあり、深く感銘を受けましたので、参考までに披露します。

（掲載については、了承を頂いてます）

 

清掃で会社を変える！自分を変える！

清掃十徳

   １．清掃すると、心が落ち着く

   ２．清掃すると、物へのいたわりが生まれる

   ３．清掃すると、能率を工夫できる

   ４．清掃すると、心が優しくなる

   ５．清掃すると、自分自身にヤル気が出る

   ６．清掃すると、職場が活性化する

   ７．清掃すると、「雑用」の大切さを知る

   ８．清掃すると、幸せな気分になれる

   ９．清掃すると、充実感がわき起こる

１０．清掃すると、更に大きな自分になれる

 

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五感を磨けば、第六感（直感）が働く

リーダーの日常業務においては、直感が求められることが多々あります。

最後の最後に判断すべきことは理屈ではなく、進む方向を決めるのは、リーダーの直感ということがあるでしょう。

だからうまくいくリーダーもいれば、うまくいかないリーダーもいるものです。

理屈でうまくいく仕事であれば、誰がやってもうまくいっているはずです。

では直感（第六感）はどうやって磨けばいいのかといえば、常に五感（視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚）を磨くということではないでしょうか？

常に五感を磨くには、仕事だけでなく、仕事以外のプライベートにおいても、意識していくしかないと思います。

見る・聴く・食べる・触る・においを嗅ぐという五感の行動は、むしろプライベートの方が多く経験することではないでしょうか？

私自身も、直感が働くことについては、まだまだ難しいと感じています。

 

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ワーク・ライフ・バランス

最近、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をよく耳にします。

自分なりに調べましたら、「仕事と生活の調和であり、仕事と家庭の両立という意味ではない 」ということです。

「仕事」と「生活」が自転車の両輪となり、満足のいく人生を送っていくということです。

「ワーク・ライフ・バランス」の目的は、私生活を充実させ、仕事で成果を出すことにあります。

これまで、自分の人生は会社や組織に捧げ、仕事を最優先し、長時間労働により成果を出すことが美徳とされたというきらいがあったでしょうが、現代では、効率的に仕事を進め、残業を減らして成果を出すことが求められます。

長時間労働による過労死問題もあったからでしょうが、今や「ワーク・ライフ・バランス」は企業の大小を問わず、企業のＣＳＲの一環として取り組みが活発になってきたようです。

弊社ではまだまだ勉強不足ですが、まずはいかに残業を減らして成果を出すかということに、試行錯誤しながら取り組んでいってます。

 

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アサーション

「アサーション」という言葉を最近知りました。

「アサーション」とはコミュニケーション・スキルの1つで、私なりに解釈しやすいように要訳すれば、

対立しないことを前提に、言いたいことをハッキリ伝える積極的自己主張表現

ということになります。

更に簡単に言えば、

相手にも快く受け入れてもらえるさわやかな自己主張表現

とも言い換えることができるでしょう。

よって、わがままを言うことは、アサーションではありません。

「対立しないことを前提に」と言いつつも、「言いたいことをハッキリ伝える」となると、対立したり、摩擦が生じたりすることが日常茶飯事ではないかと、思います。

それほど「アサーション」とは、難しいコミュニケーション・スキルです。

私が「アサーション」をうまくできるかと言われれば、まだまだ確約した自信はありません。

コミュニケーションの場数を相当踏んでいくことにより、身に付けられるスキルではないかと思います。

特に営業マンであれば、お客様と対立することなく、言いたいことをハッキリ伝えばければならない、相手にも快く受け入れてもらうことから、「アサーション」は身に付けるべき力量ではと、感じさせられました。

 

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長たる者は部下のだれよりも損をすべし

組織をまとめるリーダーは、自分が率先して損な役割にまわることが多くて普通ではないでしょうか？

何も経済的に損するということではありません。

●組織をまとめるべく、何かと考える時間を要する

●部下に模範を示すべく、率先して職場の周りを整理・整頓・清掃する

●プレイングマネージャーであれば、部下と同じ仕事のみならず、プラスアルファ部下を指導育成するという労力を要する

これらの他にも、いろいろとあることでしょう。

長たる者は部下のだれよりも損をすべし

こう言えば、リーダーになることが果たして自分にとってはどうなのかと、疑問を持つ部下も出てくるかもしれませんが、「骨折れ損のくたびれ儲け」では決してありません。

リーダーとなると、給与も上がることから、それ相応に責任も重くなりますし、損な役割にまわることも多くで普通です。

給与だけ上がって、責任の度合いはそのままということは、ありえません。

長たる者は部下のだれよりも損をすべし

ある経営者から教わった言葉ですが、私の信条としても、大事にとらえてます。

 

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