中小企業の街、東大阪発「一日一語」

一人前になるまで根気を要して教育する

「こんな初歩的なことなら理解できるはず！」

「これくらいの単純な仕事なら問題なくやれるはず！」

と上司は部下に対して、期待することは一般的です。

ところが、期待通りにならず、初歩的なことでも理解できていない、簡単な仕事もできていないというのが実情といったことは、ありませんでしょうか？

よほどスキルの高い人で、優秀な人あればともかく、入社歴の浅い部下となると、期待通りになるまで、つまりは一人前になるまでには時間を要すると考えた方がよろしいかもしれません。

新入社員であれば入社即一人前になることは、ほぼあり得ません。

一人前になるまで根気を要して教育する・・・

部下育成は、これしかないように思いませんでしょうか？

 

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自分の体験を記録し、次世代のために残す

COVID-19の騒動については、既に１年以上経過しました。

歴史に残る大きな出来事ですが、この１年、未経験のことばかりでしたので、その場その場、その時その時、必死に対応することで精一杯でした。

「この１年、自分は何をしてきたのか？」

と具体的に思い出そうとしても、うまく思い出せません。

しかしながら、この１年を日記のように記録を残してきた人も少なからずおられることでしょう。

もし記録をキッチリと残していれば、次世代、そのまた次世代へと、このようなことがあれば気を付けて備えることができます。

「何が起きたのか？」という事実記録

「何をしたのか？」という行動記録

「何を感じたのか？」という感情記録

「今度どうすれば良いか？」という提言

まで記録で残せば充分でしょう。

人間は忘れる動物ですので、この１年は激動でしたから、ほっておけば記憶が時間と共に薄れていきます。

自分の体験を記録し、次世代のために残す・・・

記録を残せば次世代にとっては役に立つかもしれないと、思いませんでしょうか？

 

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意思決定力を磨き、成功する自分の未来は自分で作る

今の自分があるのは、これまでに「どういった意思決定をし、どういった行動をして、どういった成果を残してきたか？」という結果の積み重ねかと思います。

但し結果に対して、満足しているかどうかは別になります。

これからの未来の自分は、「今から、ここから、どういった意思決定をし、どういった行動をして、どういった成果を残していくか？」という結果を積み重ねていくことになります。

過去の結果を変えることはできませんが、未来の結果はこれから自分で作り上げていくものです。

つまり、自分の望む未来を手に入れるためには一番最初に「意思決定」をしていくための「意思決定力」を磨いていくということでしょう。

意思決定力を磨き、成功する自分の未来は自分で作る・・・

自分の人生においては、必要不可欠と思いませんでしょうか？

 

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幸せになりたいのであれば、自分の人生の目的を明確に

「お金をかけずに幸せになれる方法があれば知りたい！」

このように思う人も世の中には少なからずおられることと思います。

また、このように思う人は恐らく、お金があれば幸せになれると考えているのではないでしょうか？

しかしながら、「　お金持ち　＝　幸せ　」とも限らないでしょう。

勿論お金があれば、人生の選択肢が増えることは間違いないと思います。

いくらのお金があれば幸せと言えるのかは、人それぞれ基準が異なるでしょうが、「お金を○○円手に入れる」というのは目標ではあっても、目的にはなりません。

根本的に、目標金額のお金を手に入れたとすれば、「お金を使って何をするのか？」といった目的をハッキリさせることが重要でしょう。

高額なお金を持っていても幸せを感じない人がいれば、逆に、お金がなくても幸せを感じる人も世の中には多々おられるように思います。

要はお金の有無にかかわらず、自分の人生の目的か明確かどうかが、幸せかどうかの判断基準となりませんでしょうか？

幸せになりたいのであれば、自分の人生の目的を明確に・・・

これは基本中の基本と思いませんでしょうか？

 

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良い関係性を築くには共通点を探り出す

昨日今日初めて会った人と、いきなり良い関係性を構築するのは、ほぼあり得ないことと思います。

特にお見合いなど、何回か会う回数を重ねて、結婚前提でお付き合いするかどうか決めるでしょうし、仕事上、取引関係を構築すべく担当者同士が良い関係性を構築していくにも、それなりの時間は要することでしょう。

そこで、何らかの共通点があると、良い関係性を構築しやすくなるようにも思います。

例えば、お互いに出身地の都道府県が同じであったり、同じ高校や大学を卒業していたりすると、小さな信頼関係が築け、距離感が縮まるといったようなことです。

ゴルフや釣りなどで、お互いに趣味が共通しているような場合でも同様でしょう。

良い関係性を築くには共通点を探り出す・・・

一番手っ取り早いように思いませんでしょうか？

 

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良い商品を売るにもマーケティングが必要

どれほど品質、価格、納期面でも競争力のありそうな商品であっても、勝手に自然と売れる訳ではありません。

ある売れ筋の商品について、既に自分以外の人が多々販売実績をたたき出していたとしても、果たして自分でもうまくうれるかどうかは、何とも言えません。

同じ商品でも、売る人が違えば販売実績の結果は違ってくるはずです。

もし、売れ筋の商品があったとしても、売るための戦略や、売れる仕組みの構築、更には売る人の努力もあるはずです。

ところが「売れ筋商品」、「ドル箱商品」と言われる商品さえ取り扱えば勝手に自然と売れると思い込む人も多いようで、これは大きな誤解であることを知っておく必要があるでしょう。

良い商品を売るにもマーケティングが必要・・・

いくら「売れ筋商品」、「ドル箱商品」と言われようが、ターゲット層（誰に対して）、商品（何を）、どのように、いくらで売るかを、改めて決めておく必要があると思いませんでしょうか？

 

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営業活動には一点集中の必勝法を活用

飲食店などで、「お勧めのメニューは何ですか？」と尋ねてみる時、

「当店は何でもおいしいです。全てお勧めです。」と言われる店より、

「当店のお勧めは○○です。」と言われる店の方が、

「是非ここで食事をしたい！」と思いませんでしょうか？

これは「一点集中の必勝法」と言われることで、相手にあれもこれもと目移りさせるより、一点集中を印象付ける方が受け入れられやすいということです。

確かに飲食店に限らず、販売商品などでもメニューとしてたくさんの種類のものを取り揃えておけば、顧客に対して「好きなものをお選び下さい。」という選択肢が広がります。

しかしながら顧客は、あれもこれも一度に数多く飲んだり食べたり、形のあるものを買ったりはできません。

一推しで売りたいものを強調して顧客に伝え、関心を引くことにより、顧客の財布のヒモは確実にゆるむと思いませんでしょうか？

営業活動には一点集中の必勝法を活用・・・

勿論内容にもよりけりでしょうが、一点集中の必勝法の活用を考えてみては、いかがでしょうか？

 

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水と人は動かさなければ腐る

中小企業が人事異動をやりたがらないという話はよく聞きます。

その理由として、同じ人にずっと担当させていた方が、業務が安定して遂行され、圧倒的に楽ということに尽きるからと思います。

総務、経理、システム管理といった管理部門は専門的な知識も必要になるし、製造部門では技術者の育成に時間がかかるし、営業部門であれば顧客との間に築いてきた人間関係や、コネクションがものをいう面も確かにあるでしょう。

人事異動となると、こうしたことをゼロベースから再構築することでもありますので、確かにかなり面倒ではあることは間に見えてます。

ところが、それは危険も裏腹です。

まず一人の社員にずっと同じ仕事を任せていると、「仕事の属人化」を招いてしまします。

例えば優秀な営業担当者がいたとして、その人にずっと同じ仕事をさせていれば、在職中は売上も確保できるでしょう。

ところが、いざその人が定年を迎えたり、諸事情により退職することとなれば、言うまでもなく、業務途端に立ち行かなくなってしまいます。

一人にずっと同じ仕事を任せるもう一つの問題は、業務がブラックボックス化してしまうことです。

「この仕事は○○さんしかできない！わからない！」

ということが長く続けば、誰もその人の仕事をチェックできなくなり、業務内容によっては、不正の温床にもなりかねません。

人事異動して間がないうちは混乱もするでしょうが、せいぜい数日のことです。

水と人は動かさなければ腐る・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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「マルチタスク」か「シングルタスク」かの判断は内容によりけり

前回、「To Doをタスクにして早いうちにやり切る」ということについて記述しましたが、タスクについて踏み込んで考えてみます。

日常業務では、次から次へとタスクが降って湧いてくるのが日常茶飯事ですが、複数のタスクを同時に、短期間に並行して切り替えながら実施することもあります。

このように複数のタスクを同時並行で実施するものを「マルチタスク」と言われ、一方で、タスクが一つ終われば次のタスクに取り掛かるものを「シングルタスク」と言われてます。

一見、「マルチタスク」が効率的と思われますが、「シングルタスク」の方が効率的と言われることもあります。

その理由として、

１）タスクを切り替える度に集中力がリセットされ、結果集中力が保たれない。

２）新しいタスクに敏感になったり、やりやすそうな作業が優先され、その結果本当の優先順位を見誤る。つまり、頭や時間を使う重要なタスクが後回しにされる。

このように聞くと、確かにそのような気もしてきます。

「マルチタスク」も「シングルタスク」も、どちらかが正解でもう一方が誤りということではないでしょう。

どうしても日常が「マルチタスク」になりやすい中、「二兔追う者は一兎も得ず」という結果になってしまうようであれば、集中して「シングルタスク」を実施する方が妥当かと思います。

「マルチタスク」か「シングルタスク」かの判断は内容によりけり・・・

このことを踏まえ、やるべきことを列挙する際にも振り分けて考えてみては、いかがでしょうか？

 

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To Doをタスクにして早いうちにやり切る

やるべきことを列挙する際、期限が決められているものと、期限が決められていないものの、大きく２つに分けることができることと思います。

緊急性はなく、先延ばしにしても差し支えなく、期限が決められていないとはいえ、遅かれ早かれ実施すべきものは、期限を決めて実施しないことには、次から次へと緊急性のあるやるべきことが降って湧いてきますので、あとあと自分が困ることになりませんでしょうか？

「やることリスト」で、期限が決められているものは「タスク」と言われ、期限が決められていないものは「To Do」と言われてます。

To Doをタスクにして早いうちにやり切る・・・

To Do を先延ばしにするばかりで、いつまで経っても手が付けられていないということはありませんでしょうか？

 

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