前回、「To Doをタスクにして早いうちにやり切る」ということについて記述しましたが、タスクについて踏み込んで考えてみます。
日常業務では、次から次へとタスクが降って湧いてくるのが日常茶飯事ですが、複数のタスクを同時に、短期間に並行して切り替えながら実施することもあります。
このように複数のタスクを同時並行で実施するものを「マルチタスク」と言われ、一方で、タスクが一つ終われば次のタスクに取り掛かるものを「シングルタスク」と言われてます。
一見、「マルチタスク」が効率的と思われますが、「シングルタスク」の方が効率的と言われることもあります。
その理由として、
1)タスクを切り替える度に集中力がリセットされ、結果集中力が保たれない。
2)新しいタスクに敏感になったり、やりやすそうな作業が優先され、その結果本当の優先順位を見誤る。つまり、頭や時間を使う重要なタスクが後回しにされる。
このように聞くと、確かにそのような気もしてきます。
「マルチタスク」も「シングルタスク」も、どちらかが正解でもう一方が誤りということではないでしょう。
どうしても日常が「マルチタスク」になりやすい中、「二兔追う者は一兎も得ず」という結果になってしまうようであれば、集中して「シングルタスク」を実施する方が妥当かと思います。
「マルチタスク」か「シングルタスク」かの判断は内容によりけり・・・
このことを踏まえ、やるべきことを列挙する際にも振り分けて考えてみては、いかがでしょうか?
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