中小企業の街、東大阪発「一日一語」

まずは素直に実行

上司から、手間暇がかかりそうで、面倒くさそうな指示・命令を受けたとしても、

「はい、かしこまりました！」

と素直に答えて実行に移す人がいれば、

「何故、私がそれをやらなければいけないのですか？」

「それをやれば、私にとってどんなメリットがあるのですか？」

と理由や目的を質問で切り返したり、反論したりして、指示・命令に対して実行したがらない人もいます。

たまたま自分が忙しく、手が一杯の時に指示・命令されても断りたくなるという場合もあるでしょうし、指示・命令内容が、あまりにも一般常識から逸脱した理不尽な内容であれば、理由や目的を質問することは、妥当かとも思います。

しかしながら、手間暇がかかりそうで、面倒くさそうな指示・命令であっても、正当性がある内容であれば、素直に実施する、しかも、どうすればサッサと効率よくできるかを考えて実施すれば、アイデアを出す訓練にもなり、これはこれで自己成長にもつながると思いませんでしょうか？

何かと理由を付けて押し問答して、指示・命令を断ってばかりでは、そのうちに重要な仕事の依頼すら、されなくなることもあるでしょう。

まずは素直に実行・・・

上司からの指示・命令、お客様からの仕事依頼は、可能な限り素直に実行し、それを積み重ねていけば、そのうちに重要な仕事も任されるようになると思いませんでしょうか？

 

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政治経済を侮れない

「整理整頓」と一般的に言われてますが、「整頓整理」とは言われません。

これは、「整理（捨てる）」が先にあり、「整頓（必要なものを必要な時にすぐに取り出せる）」が次ということを意味しているように思います。

同様に、単語の順番を組み合わせた言葉は多々あることでしょう。

日常会話でも、「政治経済」とは言われることはありますが、「経済政治」とは言いません。

つまり、「政治」が先にあり、「政治」によって「経済」は大きく変わるということでしょう。

日常生活においても、「政治」の動向を軽視するわけにはいかないように思います。

「政治の事など、我々一般庶民には関係ない！」

「訳の分からん政治の事など考えてられん！」

「投票みたいな面倒なことに、行く気もさらさらない！」

といった感じで、「政治」に無関心すぎるのも、果たしていかがなものかと思います。

「政治」の動向により、「経済」が左右されてしまう限り、仕事も日常生活も、「政治」の動向を少しでも気にかけながら、「経済」を予測して対応する必要があると思いませんでしょうか？

インターネットやＳＮＳの情報だけを頼りにするのも、危険な感じがします。

政治経済を侮れない・・・

日常生活においても、今一度、この認識は必要と思いませんでしょうか？

 

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誰に何ができるか

「自分が何になりたいかではなく、誰に何ができるか？」

このような一文を見つけました。

「何になりたいか？」と質問されれば、一般的になりたい職業を答えるでしょうし、「幸せになりたい」、「お金持ちになりたい」となど、ありたい姿を答えることもあるでしょう。

「誰に何ができるか？」という質問には、なりたいことに対する目的が問われているということです。

なりたいことに対して、「その先の目的は一体何か？」ということです。

「少子高齢化が進む地元を元気にしたい！」、「家族を幸せにしたい！」となど、掘り下げていけば具体的目的も見えてくるように思います。

そう考えると漫然と「何になりたいか？」だけをぼんやりと思うのではなく、「誰に何ができるか？」を自分なりに考えてみても、自分の人生の目的につながるように思いませんでしょうか？

誰に何ができるか・・・

一度自分の人生の目的を明確にしてみるのも、いかがでしょうか？

 

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令和になっても必要とされること

「額に汗して、気合いと根性で頑張る！」

昭和世代には美徳とされていたことです。

しかしながら平成から令和になり、時代の変化により価値観も変化し、美徳とも言われなくなってきたような気がします。

今や、頑張らなくても効率よく成果を出すことが有能とさえ言われることもあります。

それでは、額に汗して、気合いと根性で頑張ることを全く封印したとしても、成功した人生が送れるかと言えば、そうとも限らないような気がします。

何の根拠も無くとも、額に汗して、気合いと根性で頑張ることができれば、いざという時に、誰かのせいにしたり、逃げ腰になったりせず、いかなる困難に直面しても、それを乗り越えることもできるのではと思います。

頑張らなくても適当にこなす、しんどくない程度にこなすだけでは、いざ覚悟する、腹をくくるということにおいても、果たして決断できるかどうかも疑問になってきませんでしょうか？

令和になっても必要とされること・・・

一度、考えてみてもよろしいと思いませんでしょうか？

 

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解釈と事実を分け、事実を認知する

「あるべき姿」と「現実」との「差」を「問題」と一般的に定義されてることはご承知のことと思います。

予期せぬトラブル発生も「問題」として捉えることもあります。

そこで、問題解決にあたっては、様々な手法があるでしょうが、これまでは「何故を５回、６回と繰り返し、真因の追及をする」という手法が一番簡単に解決の糸口を見つける方法と私個人的に考えてました。

ところが、もっと簡単な方法があるということも学びました。

問題発生時には、どうしても「解釈」を問題としてしまいがちでしょう。

「彼はスキルが低い！」

「この仕事を彼にやらせるには難しいに決まってる！」

等、「解釈」であっても、決して「事実」とは言い難いということです。

「解釈」には感情的や感覚的なことも含まれてしまいます。

感情的なことを問題にしたところで、解決の糸口は見つかりません。

そこで、具体的な「事実」を列挙してみることにより、解決の糸口が見つけやすくなるのではということです。

「あの人はお客様に対して、問合せに対する回答を３日間も忘れていた！」

「忙しいからと言って月１回の機械のメンテナンスをやらなかったために、機械が故障し、生産に支障をきたした！」

等、これらのように感情的、感覚的なことは抜きにして、具体的な「事実」を列挙していけば、解決の糸口が見つけやすくなるように思いませんでしょうか？

解釈と事実を分け、事実を認知する・・・

これが問題解決の糸口を見つける簡単な方法と思いませんでしょうか？

 

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物事には発言責任を伴う

上司とは意見が合わない部下、部下とは意見が合わない上司、同じ職場内の同僚同士でも意見が合わない等、他の人と意見が合わないということは、何なりとあろうかと思います。

自分は自分の意見、信念を貫き通したいということがあるかもしれません。

その際、両者で折り合いをつけるには、どちらが自分の意見に対して責任を持ち、成果を出すかということになるでしょう。

勿論、自分の意見、信念を貫き通したいのであれば、自分自身が責任を持って成果を出すという意気込みが必要ですし、それがなく、単に言いたいことだけを言うのであれば、話になりません。

相手も自分の意見、信念を責任を持って貫き通したいという意気込みが感じられるのであれば、場合によっては自分が折れることにより、折り合いをつけることが良い場合もあるでしょう。

いずれにせよ、無責任発言では話になりません。

物事には発言責任を伴う・・・

このことは、どんな場合でも該当するように思いませんでしょうか？

 

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徹底的に取り組み、夢中になる

何かに没頭して夢中になり、寝食も忘れ、時が経つのも忘れてしまうということはありませんでしょうか？

仕事でも、仕事以外でも、何かに夢中になることは、アクセル全開でエネルギーを最大限に発揮している状態でしょうが、これは自己成長への最大の原動力と思いませんでしょうか？

何らかの外部からの影響でテンション、モティベーションが上がって夢中になるということもあるでしょうが、テンション、モティベーションはさておいても、物事に夢中になることもあります。

仕事であれば、成果を出している人は、その仕事に対して夢中になっていることでしょう。

仕事と自分のやりたいことが合致していれば、どれだけ働いても全く辛くもなく、疲れも感じず、もっともっと極めたいという気持ちが湧いてくるかもしれません。

中には、本来自分がやりたいとは思わないような仕事や雑務であっても、自分の心境はさておき、一度トコトン徹底的に全力でやってみれば、最初は嫌々ながら、仕方なく、面倒に思ってやっていたことであっても、やっていくうちに面白みが出てきて、最初は予測もしていなかった良い成果を出せることもあり得ます。

このことにおいては、テンション、モティベーションに関係なく、成果を出していることになります。

徹底的に取り組み、夢中になる・・・

自己成長したいのであれば、まずは実践してみては、いかがでしょうか？

 

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有意義な会議になっているか

会議をやるなら、有意義な会議にしたいと、誰しも思うことでしょう。

主に発言者の報告を聞いて周知徹底するといった目的の会議もあるでしょうが、誰しも忙しい限り、ムダな会議をしたいと思う人は皆無です。

ところが、特定の人しか話をせずに、独演会になってしまうと、話している側は有意義に感じても、聞いてる側は「また自慢話が始まった！」と言わんばかりに有意義には感じていないことが多いかもしれません。

また、上席者の意見には誰も反対できないような空気感が漂っていては、有意義な会議とは言い難いかもしれません。

会議においては、議長の腕の見せどころで、いかに出席者全員が有意義に満足感のある会議するか、いかにして特定の人の独演会にはさせないようにするか、誰もが発言しやすい空気感を作るか等、会議は議長の進行次第でいかようにでも転ぶと思います。

有意義な会議になっているか・・・

議長の進行にもよりますが、出席者全員が主体性を持ち、有意義な会議にしたいと思いませんでしょうか？

 

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成熟した大人になれてるか

子供の頃は、お菓子を貰ったりすれば、子供同士で分けるといったことをやっていたように思います。

ところが大人に成長するにつれ、自分中心に自分の利になることに目が行き、自分さえ良ければといった考えになり、いつしか人と分け与えるということが希薄になってしまい、むしろ、他人から奪えるものは奪うといった欲の塊（かたまり）になってしまっていないでしょうか？

子供の頃に成熟していた分け合う心が、大人になって分け合う心が薄れてきて未熟になるといった、おかしな現象に思います。

やはり大人になっても、成熟した心で分け合うといった心構えがあってこそ、リーダーシップがあり、人徳もあるように思いませんでしょうか？

成熟した大人になれてるか・・・

これは自分自身も、部下や後輩に対しても、見直してみる必要はありませんでしょうか？

 

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目的は相手を動かすこと

社内会議の資料作成、顧客へのプレゼンテーション資料作成等、資料作成にはそれなりの労力、時間を要します。

可能な限り、資料は簡潔明瞭に相手に伝わるように、短時間でページ数を少なく作成したいと思われることでしょう。

そもそも、資料作成が必要かどうかということも、根本的に考え直す必要があるかもしれません。

しかしながら、どうしても口頭だけでは伝わりにくいため、補足的に資料を必要最小限に作成する必要はあるでしょう。

そこで、資料作成の目的を改めて考えてみると、「相手を動かすこと」にあるように思いませんでしょうか？

社内会議の資料であれば、情報を周知徹底した上で、プロジェクト等を資料の通りに動かす、顧客へのプレゼンテーション資料であれば、最終最後は顧客が契約書にハンコを押すということが目的になるように思いませんでしょうか？

以前には、「コミュニケーションの究極の目的は、相手を動かすこと」と記述したこともあります。

つまり、資料はコミュニケーションの補足のための道具という位置付けになります。

目的は相手を動かすこと・・・

このことをしっかりと認識していながら、コミュニケーション、資料作成ができてますでしょうか？

 

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