中小企業の街、東大阪発「一日一語」

「２・６・２の法則」に基づいたマネジメントができているか？

よく言われることですが、集団になると、「２・６・２の法則」が成り立ってしまうということです。

集団で人が集まると、上位２割、中位６割、下位２割ということですが、スキルや能力等、あらゆる点で自然と分かれてしまうことから由来された法則です。

それでは、下位２割をカットすれば、上位、中位だけ残り、それなりのレベル人だけが集まった集団になるかといえば、そうもいきません。

残った人数の中からも、「２・６・２」に分かれてしまいます。

よって、下位２割をカットすれば良いというものでもありません。

組織のリーダーであれば、「２・６・２」のそれぞれの特性を活かしたマネジメントが必要になるはずです。

「２・６・２の法則」に基づいたマネジメントができているか？

管理者としては非常に難しいながら必須課題とは言えませんでしょうか？

 

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自分の人生のために「エグゼタイム」を捻出してみる

企業において、上級管理職が本人しかできないような高度な生産的な時間（お金を生むような時間）のことを「エグゼタイム」と呼ばれてます。

日常業務の中で「仕事」と「作業」を切り分け、「作業」は委託化、外注化したり、あるいは思い切って切り捨てたりして、生産性のある「仕事」に集中できるようになれば、「エグゼタイム」を捻出することになります。

この考え方は、何も上級管理職でなくとも、一般社員の立場であっても、通用するかと思います。

「我々は一般社員であり、上司から「作業」をするよう指示・命令される立場なので、なかなか自分なりの生産的な時間を捻出することはできない！」

と言いたいかもしれませんが、上司から指示・命令された「作業」であっても、それを実施することにより上司にとって、もっと言えば会社にとってプラスの成果につながるのであれば、間接的に貢献する重要な業務ですので、それもおざなりにする訳にはいきません。

また、業務ではなく生活面においても、やらなくてもよいことをやってしまい、自分の趣味の時間等持てないという状況にはなってませんでしょうか？

自分の人生のために「エグゼタイム」を捻出してみる・・・

一度、やってみたいとは思いませんでしょうか？

 

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「カクテルパーティー効果」で人に話を聞かせられるか？

「カクテルパーティー」と聞くと、おしゃれな服装で、おしゃれなカクテルを飲みながら談笑するパーティーのことを私はイメージします。

私自身、カクテルパーティーには行ったことがありませんので、実際の雰囲気等もよくわかりませんが、一般的な会合で開催されることの多い、立食形式の懇親会パーティーであれば、行ったことがあります。

立食形式で飲食をしながら人と会話する場合、周囲の話し声もそれなりに響くため、会話する相手の話は集中して聞くことでしょう。

このように、自分が目の前の人の話を集中して聞き取れる現象のことを、「カクテルパーティー効果」と呼ばれてます。

周囲の話し声が耳に入ってくる状況でも、話を聞くべき人の話であれば、集中して聞こうとする心理が働くはずです。

セミナー等で、話す側の講師が一人で、話を聞く側の受講生が複数という、１対多の状況で、周囲の雑音が無い状況であっても、話を聞く側は、しっかり聞く人がいれば、聞き逃す人もいて、どうしても個人差が生じます。

聞く側の姿勢・態度の問題もありますが、話す側としても、話を聞いてもらうべく、「カクテルパーティー効果」を利用して、集中して聞いてもらう雰囲気作りも必要かと思います。

「カクテルパーティー効果」で人に話を聞かせられるか？

非常に難しい課題かもしれませんが、人の上に立って話をする場合、営業の仕事で顧客にＰＲする場合等、あらゆるところで「カクテルパーティー効果」をうまく活用すれば成果につながるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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想定外の事態を乗り切る

人生は、想定内で収まることばかりではないように思います。

仕事であろうが、遊びであろうが、家の玄関を出る時、「午前中の予定はこれ、午後の予定はこれ、夜の予定はこれ！」といった感じで、その日１日の予定をイメージする人は多いことでしょう。

ところが、いざその日の予定通りに動こうと思っても、想定外のことが次から次へと起こるのも、日常茶飯事かもしれません。

「折角苦労して受注した案件のキャンセルの連絡がお客様から入った！」

「同僚が急病で、同僚のフォローしなければならなくなった！」

「旅行先で携帯電話を落とした！」

「同窓会で食事中に、子供が怪我をしたと身内から電話連絡があった！」

どれもこれも急なことばかりで、しかも同時多発的に発生します。

人生は、想定外なことばかりかもしれません。

よって、生きていく限り、常に非常時、突発的事態に対応でき乗り越える力量が必要ではないでしょうか？

想定外の事態を乗り切る・・・

気落ちしている場合ではなく、いかにして乗り切るかを考える必要がありませんでしょうか？

 

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「安心・安全」で気をゆるめない、手抜きしない

「安心・安全」をキーワードに、価値観として重要視する人は世の中に多いことと思います。

勿論、何事にも「安心・安全」は保障されたいものです。

「安心して暮らしたい！」、「安全に過ごしたい！」

となど、「安心・安全」に対する需要も多く、ビジネスにつながることも多々あります。

買い物をする際、食品に対しては「安心」できるものでないと誰も買いません。

公共交通機関は「安全」に運行されたいものです。

このあたりは、誰しも理解できます。

ところが、「安心・安全」により、気のゆるみ、手抜きが起こってしまうのは、いかがなものかと思われます。

「安心して働ける会社に就職したい。」と思って就職活動をする人の中には、「何ら仕事で成果を出せなくても最低賃金は保障されたい！」と考えてる人もおられるようで、これでは採用されるのは非常に難しいと思いませんでしょうか？

「安心・安全」で気をゆるめない、手抜きしない・・・

この考え方は必要不可欠ではないでしょうか？

 

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老化現象が表われていないか？

高齢になれば、全ての人に老化現象が表われるかと言えば、そうとも限りません。

実年齢は７０歳、８０歳を過ぎても、元気で若々しい人は世の中に多々おられます。

一方、まだ２０代、３０代であっても、

「この人は老化現象が表われているのでは？」

と思うような人も見受けられます。

事例を挙げれば、

１）前例のないことには取り組みたくない（リスクを背負いたくない）

２）これまでのやり方、慣れ親しんだものを良しとし、新しいやり方、新しいものを受け入れにくい

３）素直に他人の意見を聞き入れない

４）思わしくない結果になれば、全て他責にする

５）過去と他人は変えることができないのに、自分の都合の良いように、何とか変えたがる

６）目先のことに追われ、中長期的な視点、未来志向に欠ける

７）決断力が無く、意思決定が遅い。（優柔不断）

これら以外にもあるでしょうが、思い付くだけで、これほどあります。

４０代、５０代のベテランになれば、当てはまる項目もあろうかと思います。

勿論、全てネガティブは内容ですので、年齢には関係無く、当てはまりたくないはずでしょう。

老化現象が表われていないか？

自分自身、客観的に見直す必要はありませんでしょうか？

 

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行動、実施に対する責任は全て自分にある

自分が方針を明確にした上で行動を起こす場合は、仕事であろうがなかろうが、行動に対する責任は自分自身にあります。

一方、会社や上司、他人の方針に従って仕事をする場合、責任の所在は自分には全く無いと思いがちでしょうが、実はそうとも言い切れないかと思います。

「他人に方針に従って、思い通りの結果が出なくても、自分の責任ではない！」

と言いたいところでしょう。

勿論、方針そのものの決定責任は自分ではなくとも、方針に基づいて実施すべきことを任される限り、実施責任は自分自身にあります。

自分が実施しようにも、どうも他人の方針に対して疑心暗鬼があれば、まずはそれを払拭すべく、方針決定者と話し合う必要があるでしょうし、それでも納得いかないのであれば、何ともなりません。

行動、実施に対する責任は全て自分にある・・・

このように思う必要はありませんでしょうか？

 

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最初に管理者が実践するのは自己管理から

管理者になると、何かと管理する業務が多くなります。

部下の行動を管理することから行動によってもたらされる結果の管理まで、部下以外にも部門全般の業務や職場環境の管理まで、多種多様に管理すべきものがあります。

そこで最初に管理者になって真っ先に実践すべきものは、何と言っても自分自身の自己管理ではないかと思います。

自分の健康管理もさることながら、心の感情の管理は必須ではないでしょうか？

管理者になれば、部下に対してイライラすること、怒りが込み上げてくることもあるでしょうが、やたらと感情に任せて怒鳴っているようでは、管理者としていかがなものかと思います。

勿論、ある程度叱る必要もある時はあるでしょうが、怒鳴り散らせば部下が動くというものでもありません。

むしろ部下として上司から怒鳴り散らされてしまうと、恐怖感が充満し、硬直してしまい、身動きできないこともあり得ます。

管理者であれば、自分の心の感情をも管理し、怒鳴り散らさずとも部下がヤル気を出すように促すことが最大の課題ではないでしょうか？

最初に管理者が実践するのは自己管理から・・・

自己管理ができないようでは、その他の管理ができるはずもないように思いますが、いかがでしょうか？

 

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冷静に軌道修正できる判断力を持つ

自分では必死になって頑張っても、いくら努力しても、残念ながら、うまく成果が出ないことがあります。

逆に運よく、自分では思った程頑張っていない、努力していないのに、うまく成果が出ることがあります。

運の良し悪しもあるでしょうが、当然のことながら、いくら「頑張ってます！努力してます！」と言ったところで、成果を出せないことには、周囲から何ら評価されることはありませんし、自己評価するにしても不合格でしかないでしょう。

中には簡単には成果を出すことは難しく、努力に努力を重ね、失敗を繰り返していくうちに、軌道修正をしながらも、ようやく成功にたどり着くこともあります。

簡単には成果が出ないことについて、ムダな努力と判断しがちでしょうが、努力に努力を重ねていき成果が出れば、これまでの苦労はムダではなかったと言えるでしょう。

冷静に軌道修正できる判断力を持つ・・・

これも成功するための必要な力量と思いませんでしょうか？

 

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勇気を失うことは全てを失うことである

ドイツの詩人、ゲーテの名言で、

「財貨を失うことは小さく失うこと。名誉を失うことは多く失うこと。勇気を失うことは全てを失うことである。」

という一文があります。

人の価値観にも差があるでしょうが、財貨よりも価値のあるもの、貴重なものもあることでしょう。

名誉についても、人それぞれ、大事にしているという人がいれば、何もこれといった名誉は無いと言う人もおられることでしょう。

ところが、勇気については、自分の心構え一つで、誰もが平等に持つことができます。

勇気を失うと、何も行動に移すことができず、何とも結果が出せません。

勇気を失うと、自分の人生全てを棒に振ることになると言っても過言ではないでしょう。

勇気を失うことは全てを失うことである・・・

非常に重みを感じる一文と思いませんでしょうか？

 

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