「カクテルパーティー」と聞くと、おしゃれな服装で、おしゃれなカクテルを飲みながら談笑するパーティーのことを私はイメージします。
私自身、カクテルパーティーには行ったことがありませんので、実際の雰囲気等もよくわかりませんが、一般的な会合で開催されることの多い、立食形式の懇親会パーティーであれば、行ったことがあります。
立食形式で飲食をしながら人と会話する場合、周囲の話し声もそれなりに響くため、会話する相手の話は集中して聞くことでしょう。
このように、自分が目の前の人の話を集中して聞き取れる現象のことを、「カクテルパーティー効果」と呼ばれてます。
周囲の話し声が耳に入ってくる状況でも、話を聞くべき人の話であれば、集中して聞こうとする心理が働くはずです。
セミナー等で、話す側の講師が一人で、話を聞く側の受講生が複数という、1対多の状況で、周囲の雑音が無い状況であっても、話を聞く側は、しっかり聞く人がいれば、聞き逃す人もいて、どうしても個人差が生じます。
聞く側の姿勢・態度の問題もありますが、話す側としても、話を聞いてもらうべく、「カクテルパーティー効果」を利用して、集中して聞いてもらう雰囲気作りも必要かと思います。
「カクテルパーティー効果」で人に話を聞かせられるか?
非常に難しい課題かもしれませんが、人の上に立って話をする場合、営業の仕事で顧客にPRする場合等、あらゆるところで「カクテルパーティー効果」をうまく活用すれば成果につながるように思いますが、いかがでしょうか?
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