中小企業の街、東大阪発「一日一語」

質問話法により、自分で答えを出させる

「部下が自分で考えて、主体的に動いてもらいたいが、現実はそうではない。１から１０まで指示しないと動けない！」

多くの管理者が悩んで嘆いてることと思います。

とはいえ、指示待ちの部下をつくってしまったのは、紛れも無く指示命令型の管理者かもしれません。

指示命令型の管理者は、様々な経験を経て、成果も出し、それなりの自信もあることから、部下に指示命令することにより、部下を動かし、部門の業績を上げようとすることでしょう。

そこで、指示命令に従わない、言うことを聞かない、反論する部下に対しては、育成するより、容赦なく潰してしまうこともあり得ます。

また、常に指示命令事項が正しければまだしも、全てが正しいとも限りません。

こうなると、上司、部下の関係はズタズタです。

それでは、部下が自分で考えて、主体的に動いてもらうためのコミュニケーションの方法とは、どういう方法かと言えば、指示命令ではなく、質問するということではないでしょうか？

いわゆる、コーチング手法と言われる方法です。

一例を挙げれば、「もっと効率よく仕事せよ！」と指示命令するより、

「どうすれば、もっと効率よく仕事ができると思う？何がムダと感じる？」

といった質問を投げかけ、答えを部下本人に導かすという方法です。

そうすれば、おのずと部下は自分で考え、自分で答えを出します。

勿論、自分で答えを出したらそれで終わりではなく、自分で出した答えに対して、主体的に動くように促せばよろしいでしょう。

質問話法により、自分で答えを出させる・・・

管理者が部下を育成する手っ取り早い方法とも思いませんでしょうか？

 

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動じない人は精神的に強い人か、物事に鈍感な人

何があっても、精神的に揺さぶられることなく、動じない人がいます。

一般的には、精神的に強い人が動じないと思っています。

ところが実は、物事に鈍感な人も、何があっても動じません。

精神的に強い人は後天的であり、物事に鈍感な人は先天的であるかもしれません。

後天的とは、生まれてから後に身につくさまであり、先天的とは生まれつき備わっているさまを意味します。

どうも鈍感な人と言うと、マイナス的なイメージもありますが、ある意味、何があっても精神的に揺さぶられることなく動じないとなれば、落ち込むことがない、へこたれることもない、思い悩むこともないでしょうし、健康的な精神力があるかもしれません。

真面目な人で、敏感な人が多いことでしょうが、過剰に敏感な人になってしまうと、小さなことでクヨクヨしてしまい、落ち込んでしまい、思い悩んで立ち上がれないことすらあり得ます。

精神的に強く、敏感な人もおられるでしょうが、ある意味、バランスを崩しやすいかもしれません。

自己分析しようが、上司が部下を分析するように他人を分析しようが、精神的に強いのか、弱いのか、あるいは、物事に敏感なのか、鈍感なのか、見極めてみて、自分自身の気の持ちよう、他人への接し方を変えていくことにより、プラスに導くことが可能のように思いますが、いかがでしょうか？

 

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売るものの付加価値は一体何か？

あるセミナー講師より聞いた話です。

「無料や安いセミナーであれば、講師は抽象的なことしか話をせず、具体的な話は無い。受講者が具体的に聴きたいと思うようなセミナーは、具体性という付加価値を売っている限り、それなりの高額な受講費用はする。１冊１０００円、２０００円程度の書籍にしても、表面的で抽象的なヒントが書いてあるだけ！」

非常にわかりやすい話でした。

セミナーそのものは、形のある商品を売ってる訳ではありません。

セミナーの内容によっては、付加価値があって、受講者の満足度が高ければ、それなりの高額な受講費用であっても、安く感じることすらあるでしょう。

つまり、形のあるものであろうが、形の無いものであろうが、売る側が付加価値を付け、顧客の満足度が高ければ、それなりの高額な商品であっても充分売れるということです。

勿論、売る側が、「売るものの付加価値は一体何か？」を事前に把握しておく必要もあります。

売るものの付加価値は一体何か？

営業職であれば、今一度、このことを考える必要性があるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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６秒間の呼吸により心を落ち着かせる

人間である以上、他人から激しく叱られたり、罵倒されたりしたような場合、他人の言動で心が動揺してしまい、精神的に不安定になってしまうことがあります。

この後は落ち込んでしまったり、元気が無くなったりもすることでしょう。

ところがここで、６秒間呼吸をすれば、相手に気持ちを乗っ取られることなく、心を落ち着かせることができ、冷静になれると言われてます。

１秒や２秒程度の呼吸では、そこまでいかないようです。

どうしても、他人から激しく叱られたくない、馬頭されたくないと思うあまり、人の目ばかりを気にして生きるようになってしまっては、これまた苦痛でしかありません。

他人から激しく叱られようが、罵倒されようが、６秒間呼吸をして、冷静になり、自分に対して改善点を気付かせてもらってると前向きに考えれば、苦痛とは感じなくなるとは思いませんでしょうか？

６秒間の呼吸により心を落ち着かせる・・・

私自身も実践してみます。

 

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値引きや安売りで売れるとは限らない

売る側にとって、買ってもらいたいがために、いくら値引きをして値段を安く提示しようが、買う側が満足しそうになければ売れるはずがありません。

仮に消費者としても欲しいと思って買ったものが、品質が悪く、使い勝手も悪いとなると、ゴミになってしまうだけです。

消費者が一時的に使うだけで、長持ちしなくてもよいというような商品であれば、逆に安くないと売れないことでしょう。

よって、消費者や顧客のニーズは様々で、しかも変化も早く、一時的な流行も、ブームが終わればすたれて売れなくなります。

ここで一つ言えることが、「安物買いの銭失い」は誰もが避けたいと思うのではないでしょうか？

安物を買ったがために、後々、何度も修理に出し、修理費用がかさんでしまうこともあります。

また、最初から少々高い値段と感じても、どうせなら長持ちするものを買いたいと誰しも思うことでしょう。

値引きや安売りで売れるとは限らない・・・

このことは、今一度肝に銘じる必要はありませんでしょうか？

 

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成果を出すための行動には期日が必須

自分の人生において、自分がやりたいことについての目的・目標を明確にするということは、過去に何度も記述しました。

改めて、目的・目標に向かって行動して成果を出すために、必要事項を考えてみます。

１）一番最初に、自分が何をやりたいのか、また、その目的は一体何かを明確にする。

２）次に目標を設定する。その目標の達成期日も決める。

３）期日までに目標を達成するためには、一体何をする必要があるのか、行動を分解し、行動ごとにも全て期日を決める

４）期日ごとの行動を実施する

なかなかうまく成果が出ない人の特徴として、３）の行動ごとにも全て期日を決めることをせずして、複数に分解した行動をあれもこれもと一度に実施しようとしてしまうようです。

成果を出すための行動には期日が必須・・・

改めてこのように思いませんでしょうか？

 

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相互理解のリードタイムの短縮を

コミュニケーションにおいて、効率の良し悪しがあります。

効率の良いコミュニケーションは、会話もスムーズで、しかも、お互いに会話の内容を理解し合えてる状態です。

一方、効率の悪いコミュニケーションは、会話が噛み合わない、お互いに会話の内容が今一つ理解し合えてない状態です。

よって、相互理解できるリードタイムは、効率が良ければ短い、効率が悪ければ長いということになります。

コミュニケーションの手段として、会話のみならず、書面やメールによる文面や、内容によっては図を書いて示すこともあります。

会話だけで済む話か、あるいは文書化や図式化しないと伝わりにくい話かは、内容によって使い分けは必要でしょう。

また、専門用語が飛び交うような会話では、お互いに専門用語の意味を知っていないことには、会話になりません。

当然のことながら、自分は専門用語を知ってて、相手は知らない場合は、専門用語の意味の説明も必要となってきます。

いずれにせよ、お互いに忙しい限りは、いかに短い時間で相互理解できるかが、ポイントとなってきます。

相互理解のリードタイムの短縮を・・・

コミュニケーションの効率の向上も、永遠の課題とは思いませんでしょうか？

 

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個人の人間関係、組織の人間関係

磁石は、Ｎ極とＳ極は引き付け合おうとします。

ところが、Ｎ極とＮ極、Ｓ極とＳ極といった同じ磁極同士では、反発し合います。

一方人間関係については、「類は友を呼ぶ」という法則から、消極的な思考の人は、消極的な思考の人しか引き寄せません。

また、積極的な思考の人には、同じような考え方をする人が引き寄せられます。

そう考えれば、成功している人、幸せを実感している人、仕事で成果を出している人など、自分自身が、どういった人と主に付き合っていこうかと真剣に考えることと思います。

とはいえ、同じ職場の人の場合は、なかなか成果の出ない人がいたとしても、関わらない訳にはいきません。

チームプレーである以上、その人が成果を出せるように、自分自身も周囲の人もフォローしていく必要があります。

個人の人間関係、組織の人間関係・・・

様々考えようはありますが、人間関係については、誰しも何らか悩みながらも良い関係を構築していきたいと思っているはずです。

 

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