動機には、自分のための動機と、他人のための動機の2種類あります。
就職活動においても、そもそも就職する動機が、
1)とにかく自分の生活のために給料がほしい
2)親のスネをかじりたくない
3)欲しいものを自分の給料で買いたい
といった自分のための動機がありながらも、そういったことは普通は面接では言わず、
1)世の中の役に立ちたい
2)会社に貢献したい
と他人のための動機を面接では述べることでしょう。
自分のための動機を表に出さず、他人のための動機を表に出すのは、人間の本能として、特に就職面接においては、一般的です。
そのことが悪い訳ではありません。
むしろ、自己中心よりも他者中心といった心構えは重要です。
自分のための動機しか明確にできないようでは自己中心でしかありません。
ところが、他人のための動機しか明確にできないというのも、バランスが良くありません。
そこで就職活動に限らず、今一度認識すべきことは、動機には自分のための動機と他人のための動機の2種類あり、それぞれを自分なりに明確にした上で、仕事ややりたいことに取り組むのがあるべき姿ではと思いますが、いかがでしょうか?
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html