あるメルマガ配信で、参考になる文面がありました。
「目標だけでは人は動かない」というタイトルですが、わかりやすく参考になりますので、一部を抜粋、編集して記述します。
【以下、抜粋、編集文】
営業職、製造職問わず、どこの会社でも何かと数値目標を設定されてることと思います。
「今月は、この特定の商品を何台売る!」
「今月の契約件数は何件取る!」
「不良率を何%以下にする!」
となど、非常に明確な数値目標が掲げられ、そのための手段、方法についての会議等も頻繁に行われていることと思います。
会社によっては言葉だけではなく、壁に張り出すなどして、数値目標を目に焼き付け、目標達成に向けて社員を叱咤激励している会社もあろうかと思います。
しかしながら、「笛吹けど踊らず」と言ったことはありませんでしょうか?
こう言った会社に良くありがちなのが、誤った目標思考に陥っているということです。
ところで、目的と目標の違いについて、明確に説明できますでしょうか?
目標とは、いつまでに、何を、どれくらい、どうするのか、といった手段・手順・方法のことであり、目的とは、何のために、なぜするのかという行動の理由のことを意味します。
人は「目的」と「目標」が揃った時、初めて自主的に、かつ、たとえ困難な状況でも粘り強く行動するようになります。
よって人は目標では動議付けされません。
人は目的にのみ動議付けされるというのが正解でしょう。
わかりやすい一例で言えば、ロケット花火を瓶にさし、夜空に50メートル飛ばす目標があったとしても、ロケット花火を瓶にさすだけでは、飛びません。
ロケット花火を飛ばすにも、導火線に火を付ける必要があります。
この導火線に火を付ける行為が、目的付けとなります。
目的を見失っている部下に対して、片手に目標を掲げ、もう片方の手で拳を振り上げて叱咤激励をしても、行動を引き出すことはできません。
自分の心に火を付ける目的があるからこそ、人は行動を起こし、徹底することができます。
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