「~しなければいけません!」
あるいは、「~しなさい!」
といった肯定的とはいえ、義務的、命令的に言われることは、誰しも気に入らないものでしょう。
とはいえ、子供の頃は親や先生からは、
「~してはいけません!」
というような、否定的で禁止的な言葉を多く繰り返される中で育ってきたのではないでしょうか?
もし、「~してはいけません!」
と、大人になっても繰り返し言われ続けられたら、否定的、消極的な心構えが身に付いてしまい、それなら何もしない方が、人に迷惑を掛けずに済むのではと、考えてしまいかねません。
何もしないでは、人間的成長は望めません。
表現や、言葉の投げかけは実に難しいもので、
「~してもいいですよ!」
といった肯定的で許可的な表現であれば、一番良いのかもしれませんが、実際に「~してもいいですよ!」と言うことは、あまりないかもしれません。
「勉強しなさい!」
とは言われても、
「勉強は、やりたい時にやればいいよ!」
とは、あまり言われません。
勿論最終的に、勉強するかしないかは、人からとやかく言われなくても、自分が判断・決断するものです。
そう考えれば、何をするにも、判断・決断するのは自分自身です。
社会人として、業務命令であれば、指示・命令されたことに従わざるを得ないこともありますが、自分の人生という観点であれば、自己責任さえ持っていれば、何をするにも、自分で判断・決断する権利があるといった考え方は、いかがでしょうか?
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