中小企業の街、東大阪発「一日一語」

自分のことは自分で責任を取る

相手が一番、自分は二番に関連する話です。

人に好かれる秘訣とは、相手に関心を寄せることと言われてます。

どこまでいっても、自己中心、自分さえ良ければといった考え方では、到底人から好かれるとは思われません。

相手が一番、自分は二番ということです。

自分のことに関心を強く持ち、他人には無関心では、コミュニケーションもうまくいかないでしょう。

勿論、自分の大きな決断に対する責任は、自分で取るしかありません。

決断事項や責任事項については、他人を巻きこむことなく、自分でやるしかありませんが、責任事項に限って、どうも他人の責任にしようとする傾向はありませんでしょうか？

これは、自分自身の、自己都合による、自己中心的な、リスク回避でしかありません。

自分のことは自分で責任を取れる人も、人に好かれる要因の一つではないでしょうか？

自分のことは自分で責任を取る・・・

実に当たり前のことではありますが、どれほど実践できてますでしょうか？

　　

 

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相手が一番、自分は二番

１９４５年８月は広島、長崎に原爆が投下され、各地では、慰霊平和祈念式典が行われてます。

ありがたいことに、今や平和であることが当たり前、普通であり、それなりに幸せな環境、満たされた環境も整備されてます。

ところが、うつ病患者や、自殺者は増加傾向にあるのも実状です。

更には、あれもこれもと我欲が出て、沢山の不平不満を抱えて生きている人も多いように思います。

一体どんな世の中になってるのか？

軽く整理してみたく思います。

それは、自己中心的であったり、全体を見ず狭い範囲の中で物事を判断する、自分だけの利益を追求する等々、自分以外の人へ心を向けるような、相手が一番、自分は二番といった心構えが欠けているからではないでしょうか？

自分優先、自分が一番とすると一見実入りが多いように感じます。

ところが、自分が一番という人を総合的に観察していると、相手が一番、自分が二番といった、相手のことを一番に考える人が、最終的に一番上に立つ人物になってるように思えます。

相手が一番、自分は二番・・・

果たしてこの心構えを築き上げてますでしょうか？

自分さえ良ければと思う人が、幸せになれるとは、思えません。

　　

 

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顧客の５大ネガ

思い切って、高い買い物をする時、心配なこと、不安なことが頭によぎってしまうと、買うことをためらいませんでしょうか？

日常の生活必需品は別として、住宅や乗用車等、特にローンを組んで高額な買い物をする時、誰しも思い切って買うかどうか、悩むのが普通ではありませんでしょか？

大体、高額な買い物をする時の心配や不安は、大きく５つのカテゴリーに分かれるように思います。

１）時期・・・果たして、買うなら今？

２）金額・・・これほどの高額なお金を出して、買うほどのものか？

３）効果・メリット・・・どれほどの効果・メリットがあるのか？

４）優位性・・・他にもっと良いものがあるのでは？

５）継続性・・・この先も、自分にとって良い状態を続けることができるのか？

これら５つのカテゴリーについて、自分なりに明確に答えを出せれば、心配、不安が取り除かれ、心おきなく、思い切って買ってもよろしいかと思います。

自分が高額な買い物をする場合とは逆の立場で、高額な商品を売る営業職であれば、これら５つについて、顧客に対して明確な提案ができ、顧客の心配、不安を取り除くことができれば、契約に近付くように思います。

これら５つのネガティブなカテゴリーを、「顧客の５大ネガ」と言われてますが、まずは自分が高額な買い物をする時、あてはめてみて、自分自身の心配、不安を取り除いてみては、いかがでしょうか？

　　

 

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「責任を取る！」の意味とは？

テレビのニュースを見ていると、企業の社長や、役人の不祥事が発覚した場合、

「責任を取ります！」

と、よく言われます。

ここで、「責任を取る　＝　責務を辞任する」という意味で捉えられてるのが、一般的かと思います。

それほど、今の立場を辞任することは一大事であり、残りの人生を棒に振るような意味になります。

これは、日本古来の、切腹文化が残っているとも言われてます。

原因追及や、再発防止策を考えるよりも、まずは職務を辞任することが先決といった風習が、現代でも感じませんでしょうか？

 ところが、「責任を取る　＝　職務を辞任する」ということに、私自身は違和感を感じます。

「辞任すれば、それで責任を取ることに、果たしてなるのか？」

ということです。

私は「責任を取る！」ということは、自分が楯になって、相手や周囲を守ることではないかと、思います。

いかなる問題、アクシデントが起きても、決して逃げることなく、決して他人のせいにすることなく、自分がリーダーシップを持って原因究明や、問題解決にあたり、相手や周囲を守るといった方が、妥当には思われませんでしょうか？

その問題、アクシデントにより、自分の周囲に迷惑や災難がふりかからないよう、自分が楯になって守ることが、「責任を取る！」という意味に、思われませんでしょうか？

「本件については、私が責任を取る！」

という意味は、

「何かあったら、失敗したら、私が辞任する！」

という意味ではなく、

「何かあろうが、失敗しようが、私が楯となり、みんなを守るから安心して進めてもらいたい！」

という意味が妥当では、思われませんでしょうか？

「責任を取る！」の意味とは？

今一度、考えてみては、いかがでしょうか？

　　

 

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教育には根気が必要

砂漠であれば、住民は雨が降って欲しいと願います。

ところが思うようには、なかなか雨が降りません。

そこで、祈祷師が登場し、祈ります。

勿論、祈ってすぐに短時間で雨が降ることはありません。

時間をかけて、何回かに分けて祈って、ようやく雨が降ります。

つまり、雨が降るまで祈れば、必ず雨が降ります。

早い話、途中でやめない、できるまでやり続けるということの例え話です。

これが、ギャンブルで勝つまでやり続けようとしても、結果的に大損することがあり、お勧めできるような話ではありません。

教育といったことであれば、この例え話は、応用できます。

例えば、上司が部下に対して、相手に理解してもらいたいことについては、１回や２回で理解を得られないなら、何度も伝え続ける必要があります。

教育には根気が必要です。

教育とは、一晩で花は咲かない、井戸に雪が積もるまで雪を落とし込む儚い（はかない）ものとまで、言われてます。

また、一方的な教育より、お互いに成長しあう共育になれば、一番理想的です。

必要なことであれば、途中で投げ出すことなく、やり続けることができてますでしょうか？

　　

 

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雑用優先の法則

「明日、良い仕事をするための最高の準備とは、今日、良い仕事をすることである。」

アメリカの作家、エルバート・ハバードの言葉です。

確かに、よく考えてみればわかることですが、今、目の前にある仕事に手を抜くような人が、明日に良い仕事をするはずがありません。

そのことが理解できない人は、明日非常に大事な仕事があるとしても、今日の些末な雑用は手を抜こうと考えてしまいかねません。

ところが、たとえ些末な雑用であったとしても、

「今日は手を抜こう！」

などと考えてるようであれば、結局その人の仕事の質は、ドンドン下がっていくのは、目に見えてます。

仕事は、大事な部分だけ、やれば良いという訳にもいきません。

仕事は雑用みたいな些末な部分も、非常に大事な部分も、目には見えないようなつながり方で、あっちこっちと、結び着いています。

ある時、雑用と思って手を抜いた仕事が、思いもよらないところで、大事な仕事とつながっていたということも起こりえます。

それが仕事というものです。

それゆえ、明日大事な仕事があるので、きっちりと仕事をしようとするのであれば、今日の雑用にも手を抜かず、きっちりと良い仕事をすることが重要でしょう。

勿論、仕事には優先順位もあり、長期的な見方の中で、順番を考える必要もありますが、「雑用優先の法則」もあることを、忘れずにいたいものです。

　　

 

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成功者になるための、一番の近道とは・・・

「誰かが大いなる成功を収めたということは、他の誰もが成功できるという証明である。」

アメリカ合衆国第１６代大統領、エイブラハム・リンカーンの言葉です。

成功者というものは、いつの時代にも、単独で点在している訳ではなく、意外につながり合って、まとまって出現するものだということです。

それはどういうことかと言えば、自分の身近に成功者がいる人は、その人も成功者になりやすいということです。

成功者が成功者になっていく過程を身近で見てきているし、何よりも、

「彼が成功者になれるのであれば、私も成功者になれるはず！」

と言って、素直に確信することができます。

それで、

「私も成功者になれるはず！」

という確信の輪が、周囲に伝播していきます。

それにより、いつの間にか、成功者がまとまって出現するものということです。

それゆえ、自分も成功者になりたいと思うのであれば、自分が理想とするような成功者の近くにおることが、成功者になるための、一番の近道ということになります。

恐らくリンカーンは、そのことを知っていて、このような言葉を残したのではないでしょうか？

果たして自分の身近に、理想をするような成功者はおられますでしょうか？

　　

 

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仕事の充実＝余暇の充実

仕事をやっていても、息抜きしたいような時もあれば、なかなかやる気が出てこない時も、経験は誰しもあろうかと思います。

かねがね、仕事をするにおいても、目的・目標を明確にする必要があろうと、思っておりますが、もう少し、簡単に考えれば、アフターファイブを満喫するため、あるいは、週末には余暇を楽しむために仕事をするといった、考え方があってもよろしいのではと、思います。

仕事が中途半端な状態で、何らかの息抜きをやってみるにも、心境的には楽しさが、さほど湧いてこないようにも思います。

余暇を楽しむために、仕事に打ち込み、「仕事の充実＝余暇の充実」という考え方は、どう思われますでしょうか？

 

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価格の高い商品は、高品質、安心感を与える

価格が安ければ売れるか？

買い手によって、受け止め方は、さまざまかと思います。

とりあえず、その場しのぎ的に、必要な商品で、できるだけ安くということであれば、価格の安い商品が売れるかと思います。

但し、品質が良く、長持ちするものを使いたいといった場合、価格がそこそこ高額であっても、使用期間を考えれば、結局、お得になるでしょう。

私自身もこれまで、できるだけ価格の安いカバン、傘、衣類等選んで買ってきましたが、やはりそうは長くない期間で消耗してきて、買い替えをせざるを得ない状態になります。

今後、私自身も気を付けなければなりませんし、そう考えれば、何でもかんでも、安いものが売れるとは限らないようにも思います。

価格が高いと、高品質、安心感を与えることもできます。

それでもまだまだ、私自身もディスカウントショップ、ホームセンター等での買い物は、できるだけ安いものを選んでしまいます。

　　

 

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知識の差異性より、知恵の差異性へ

これまでは、ある程度知識の差異性で、商売ができたように思います。

例えば、買い手よりも売り手の方が商品についてよく知っていて、

「この商品の良いところは・・・」

と、お客様が知らないことを説明すれば、買って頂くことが可能でした。

これが、知識の差異性です。

ところが現代では、インターネットの普及により、お客様の方が売り手よりも、豊富な情報が持てる時代となり、売り手が商品説明をしたところで、

「既に知ってます！」

と言われてしまい、知識の差異性は無くなってきたように思います。

それでは、現代では何の差異性が必要かと言えば、知恵やアイデアの差異性ではないでしょうか？

活用方法、利用方法等、様々な知恵やアイデアを加えて商品を開発、販売するような、形のあるモノに加える、形の無い知恵やアイデアの差異性が必要に感じませんでしょうか？

そういった知恵やアイデアに、更にもうひとひねりを加えることができるかが、企業の社運や命運を分けるとは思いませんでしょうか？

知恵やアイデアの提案力の差異性は、まさに売る人そのものの差異性と言っても過言ではないように思います。

知識の差異性より、知恵の差異性へ・・・

同じ品質、価格、納期の商品を買うなら、誰から買いたいか？

買い手であるお客様に選ばれるかどうか、今一度、考えてみては、いかがでしょうか？

　　

 

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