中小企業の街、東大阪発「一日一語」

利益は顧客によろこばれた結果

営業活動をしていると、社内外共にライバルが存在するのが世の常です。

社内間でも競争意識を持たせて、両者ともに伸びる結果に結び付けるという狙いであれば、それもそれでよろしいかと思いますが、的外れな競争意識を持ったことにより、「勝った、負けた！」ということにこだわってしまい、顧客のことは度外視となってしまっては、本末転倒です。

社外間での競争意識においても、いくら顧客にとっては安い価格で購入したいとはいえ、単なる価格の叩き合いになるようでは、受注したところで自社の利益も残りません。

薄利での受注となれば、あとあと仕事の対応の品質にも悪影響を及ぼしかねません。

これでは、顧客としても、はたしてよろこんで頂いてるのかどうか、何ともわかりません。

社外間競争においては、いかに顧客によろこんで頂くか、これが重要なポイントではないでしょうか？

利益は顧客によろこばれた結果・・・

社内外ともにライバルを意識しすぎて、肝心なことを忘れてませんでしょうか？

　　

 

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自分に仕事がくるようにする、自分から仕事を取る

会社に勤めて、会社の名刺で営業活動をする限り、飽くまでも会社対会社の取引になります。

そこで、窓口担当として、自分が担うこともあります。

たとえ、会社間取引であっても、窓口担当である自分個人に対して、

「あなたが担当で良かった！」

「あなたから買いたい！」

「あなたに仕事を依頼したい！」

と、このように、どれほど自分個人が指名されてますでしょうか？

もし、窓口担当である自分が評価されず、

「担当者を変えてくれ！」

と、取引先から自分の上司に対して電話でもかかってきてしまったら、たとえ失礼をお詫びしようが、改善に努めようが、

「あなたから買いたい！」

「あなたに仕事を依頼したい！」

と言われるまでリカバリーするには、相当な時間、労力を要します。

それが会社レベルまで火がついて、

「おたくの会社とは、取引を停止させてもらう！」

と言われてしまうと、更に大変です。

形のあるものを売ろうが、形のないサービスを提供しようが、まずは取扱商品については会社として選ばれるでしょうが、次に、営業担当として、自分が選ばれるかどうか、これが重要なポイントになろうかと思います。

更にわかりやすく表現するならば、会社にきた仕事を分けてもらうという考え方より、自分に仕事がくるようにする、自分から仕事を取る、といった考え方を持てば、自然と営業戦略も見えてくるように思いますが、いかがでしょうか？

　　

 

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言葉のリメイク

「太ってはりますね！」

「疲れた顔をしてはりますね！」

など、誰が見てもそう思うとはいえ、このようなストレートな表現をしてしまうと、人間関係を壊しかねません。

相手に、客観的に見たことを伝えたいと思っても、事実を捻じ曲げず、しかも相手との人間関係も壊すことなく伝える表現方法としては、「言葉のリメイク」があります。

例えば、

「太ってはりますね！」　⇒　「ええ体格してはりますね！」　もしくは　「貫禄がありますね！」

「疲れた顔をしてはりますね！」　⇒　「仕事に頑張ってはるんですね！」

これらのように、言葉をリメイクすれば、相手が気を悪くすることなく、失礼に当たりません。

ついつい、ストレートな表現をしてしまいがちかもしれませんが、良い人間関係を構築していくにも、言葉のリメイクについて、勉強も必要かと思いますが、いかがでしょうか？

　　

 

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危機的な状況からの脱出

危機的な状況に陥った時、いかにして脱出するか、誰しも永遠のテーマになることでしょう。

客観的に考えれば、自分が危機的な状況に陥るにも、原因は自分にあるのではと思います。

外的要因もあるかもしれませんが、外的要因を簡単に改善することはできません。

まずは内的要因を洗い出し、自己改善をしていくことが先決ではないでしょうか？

危機的な状況から、うまく脱出した人の考え方は大概、「全ては自分が源、自分を変えるしかない！」と思われてるはずです。

やはりどこまでいっても、自分の考え方、心構えの持ち方によりけりかと思いますが、いかがでしょうか？

　　

 

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下積み、不遇の時期に、どんな考え方、行動をするか？

「虹が欲しければ、雨は我慢しなさい！」

アメリカのシンガーソングライター、女優の、ドリー・パートン氏の言葉です。

どれほど華やかで、栄光に満ちあふれたかに見える人生を送るような人には、辛い下積みの時期や不遇の時期が、あるものです。

そういった、辛い下積みの時期や、不遇の時期があったからこそ、栄光があるということです。

今もし、そういった辛い下積みや不遇の時期を歩んでる人がいるとすれば、そういった時期の考え方や行動が、非常に大事であるということです。

いくら辛い大雨が降ったとしても、雨はいつか必ず上がります。

その雨が上がって晴れ渡った時、そこに美しい虹を架けることができるかどうかは、雨の時期に、どんな考え方や行動をしたかで決まるということを、言いたいのかと思います。

特に新入社員となれば、研修期間や下積みのうちに、どんな考え方、行動をするか、先々の大きなポイントになってきます。

　　

 

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競合のメリット

商売には競合が付きものです。

小額の買い物であろうが、今の時代はインターネットで商品の品質や、価格を比較することもできます。

そこで、買う側が

「ここから買おう！」

と決めれば、必ず買います。

それなりの価格のする買い物になれば、商品の品質や、価格の比較には多少時間をかけながらも、最終的に買う意欲があれば、必ず買います。

営業職の場合、顧客へ訪問して、商品説明をするものの、買う側は複数の会社の説明を聞いて、比較検討します。

営業職であれば、競合他社と比較される場合、どうしても鬱陶しく思ってしまいがちです。

ところが、買う側が比較検討するということは、間違いなく購買意欲やニーズはあるということです。

また、売る側複数が商品説明、提案、プレゼンテーションをすると、買う側はニーズを喚起され、買おうとする決断も早まる可能性もあります。

競合は鬱陶しいという見方が一般的ですが、違った側面から見れば、このようにメリットになるという見方もあります。

競合のメリット・・・

今まで鬱陶しく、むしろデメリットと思っていたことが、考え方一つでメリットとして考えることもできるということで、固定概念にとらわれないことも必要ではと、つくづく感じました。

　　

 

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他人の美点を探す、美しい言葉を使う

「美しい瞳であるためには、他人の美点を探すこと。美しい唇であるためには、美しい言葉を使うこと。」

有名な女優、オードリー・ヘップバーンの言葉です。

元々、生まれつきの美男美女がいるのは確かですが、いくら絶世の美男美女であっても、他人の粗探しばかりしたり、汚ない言葉を発してばかりでは、外見に良い影響を与えることはありません。

傍から見て、違和感を感じ、品の無さを感じ取ってしまいます。

逆に見た目はごくごく普通の素朴な人であったとしても、他人の美点を探すことが得意で、いつも美しい言葉を使うような人は、内面の美しさが外見ににじみ出してくるものでしょう。

そういった人こそが、真の美男美女であると、オードリー・ヘップバーンは伝えたいのでしょう。

他人の美点を探す、美しい言葉を使う・・・

これは誰しも実践可能ではないでしょうか？

　　

 

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幸運とは、努力がチャンスに巡り合うことである

「幸運とは、努力がチャンスに巡り合うことである。」

アメリカのテレビ番組の女性司会者、オブラ・ウィンフリー氏の言葉です。

彼女は、貧しい環境で育ったにも関わらず、奨学金で大学に行き、地方局で地道に努力を重ね、ついには全米でテレビ番組が流れるまでになったという実績があります。

この言葉を語った人が、それほどの人であったとわかれば、重みも違ってくるように思います。

人間誰でもチャンスに巡り合いたいと思うことでしょうが、ただそう思うだけで、何の準備もしていないことには、たとえチャンスに巡り合えても、そのチャンスを活かすことが、残念ながらできません。

つまりチャンスは、誰にでも訪れるものの、そのチャンスを活かして結果(＝幸運)に結びつけることができるかどうかは、いつ何どきチャンスが来ても大丈夫なように、準備(＝努力)を積み重ねているかどうかがポイントということではないでしょうか？

幸運とは、努力がチャンスに巡り合うことである・・・

やはり日頃からの地道な努力の積み重ねの必要性を、つくづく感じます。

　　

 

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アンテナを立てる

「インスピレーションが沸いてこなかったら、自ら迎えにいくまで！」

オーストリアの精神分析学者、ジークムント・フロイトの言葉です。

インスピレーションは、何もせず、トイレの中や風呂の中で、ボーッとしている時に沸いて来ることが多いものですから、ただ待っていれば沸いて来るものと、誤解されがちかもしれません。

確かに沸いて来るその瞬間は、何もせずにボーッとしているだけかもしれませんが、実はインスピレーションには準備が必要ということです。

それは、ある分野に興味を持って、アンテナを立てておくということです。

自分が全く興味がない分野のインスピレーションが沸いて来ることは、あり得ません。

自分が興味を持った分野について普段から学び、それについて考えに考え続ける中で、自然にその分野に関するアンテナが立つものです。

そうすれば、街を歩いている時、本や新聞を読んだりする時に、フッとそのアンテナに引っ掛かってくるものが出現することもあります。

トイレの中、風呂の中でボーッとしている時に、ふと、アイデアが沸いてくることもあります。

これがインスピレーションです。

この普段の準備のことを、ジークムント・フロイトは「自ら迎えにいく！」という表現をされたのでしょう。

アンテナを立てる実践を、どれほどできてますでしょうか？

　　

 

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フォローの風は自分で作って、その風に乗る

自分にとって都合良く、フォローの風が吹いてくることなど、滅多にありません。

自分にとって都合の良くない、アゲインストの風は、吹いてほしくなくても、やってきてしまうことは多々あることでしょう。

世の中の景気が良くなることを待つより、景気に左右されない戦略を考えるのも一つです。

個人レベルであっても、自分の動きにより、フォローの風は自分で作り、その風に乗って、成功者になる人もいます。

誰かが自分にとって都合の良いフォローの風を吹かせてくれることなど、いくら待っていてもありえません。

フォローの風は自分で作って、その風に乗る・・・

この実践は山あり谷ありでしょうが、成功者はこれを実践してきたことは間違いありません。

いきなり大きなフォローの風を作るのは難しすぎます。

小さなフォローの風から作ってみては、いかがでしょうか？

　　

 

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