「掛け値」とは、実際の価値より値段を高くつけることです。
よく言われる、「掛け値無し!」は、ふっかけていない、実際の評価のままという意味になります。
人の話でも掛け値という言葉が使われます。
この場合は、大げさに言ったり誇張して話すことです。
二つとも意味合いは同じで、実際よりも大きく見せるということです。
人の話には、多かれ少なかれ掛け値があるように思います。
実際よりもちょっと大げさだったり、嘘ではないけど、ある部分を誇張していたり、本人に悪気はなくとも、そんな膨らましがあるのが人の話ではないでしょうか?
しかしながら、人の話を信用するなということではありません。
人の話を全て疑っていたら、疲れてしまい、人間不信にもなってしまい、自分で自分が嫌な人になってしまいます。
相手の話を、そのまま額面どおり受け取るのではなく、
「その真意は何か?」
「本音は何か?」
「言いにくいことは何か?」
そんな相手が言葉にしていないことを、推し量ることが大事ではないかと思います。
人の話には掛け値があり、実際に言いたいこととは違っていることがある、ということです。
本当に言いたいことを想像し、相手の「心の声」を聞き分けることが必要ではないでしょうか?
「掛け値」だらけの話を真に受けていては、お人好しにも程があると思われてしまいかねません。
人の話に裏があるということではなく、相手の言いたいことを推測できる力が必要かと思いますが、いかがでしょうか?
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