中小企業の街、東大阪発「一日一語」

既成概念、固定概念に囚われないこと（その２）

  

 

 

 

 

 

 

ある会社に伺った時、ロビーにあった杉の木です。

話を聞けば、彫刻家が設置したとのことです。

下の杉は樹齢１００年、上に乗ってる杉は樹齢２００年とのことです。

また、下の杉は曲がってます。

しかも上にも杉が乗ってますが、床にも、上と下の接する部分にも、一切、釘やボルトは使っていないとのことです。

更には、阪神淡路大震災の震度５の地震でも、、全く倒れなかったようです。

ここまでの前提を聞き、この杉を見て、この会社の従業員さんに、何かを感じてもらうべく、会社として設置されたとのことです。

ここで、何点か疑問が湧いてくることでしょう。

●杉の木が曲がるなど、ありえないのに、どのような技術で曲がってるのか？

●釘もボルトも一切使わず、何故バランス良く調和を保ってるのか、しかも地震でも全く倒れなかったとは？

意図することは、既成概念、固定概念に囚われず、常識を打ち破ることができるということなのでしょう。

前回記述したことの、「その２」となるような話ですが、この写真を見て、何かを感じ取ることができますでしょうか？

 

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既成概念、固定観念に囚われないこと

人は誰しも、経験のあること以外、確信することはできないでしょう。

どうしても、既成概念、固定観念に囚われてしまうように思います。

勿論、東京・大阪間を飛行機やリニアモーターカーで３０分以内で移動するなど、まだまだ技術的、物理的に不可能なことも多々ありますが、人によっては、潜在能力を出すことにより、不可能と言われたことを可能にすることもあるでしょう。

「どうせ無理！」、「できる訳ない！」

と言い切る前に、どうすればできるか、既成概念、固定観念に囚われないることなく、発想力、アイデア力があれば、何とかなるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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敷地面積の表し方

大会社の大工場になると、「面積は東京ドームの○倍！」と表現されることが多いように思います。

勿論、具体的な面積で、何平米、何坪と数字に表すこともあるでしょうが、どうもあまりピンとこないように感じませんでしょうか？

ひと昔は、「甲子園球場の○倍！」と言われてても、近年では甲子園球場ではなく、東京ドームになっており、ましてや、大阪ドームや名古屋ドームの○倍といった表現は聞いたことがありません。

それほど、日本は東京中心で考えられてしまってるのでしょうか？

それでは、東京ドームに行ったことのない人に、「面積は東京ドームの○倍！」と言ったところで、ピンとくるでしょうか？

私自身、敷地面積の表し方については、非常に難しいように感じます。

その他、何かと大きさを表すにしても、ピンとくる表現方法は、これといってなかなか無いのも実情でしょう。

ものの大きさを人に伝えることは、難しいものだと、つくづく実感します。

 

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日々の幸福は精密なハカリで測るべきはでない

ゲーテの名言に、

「日々の幸福は、精密なハカリで測るべきはでない。」

という言葉があります。

お金さえあれば、それで幸せかと言えば、決してそうではありません。

ましてや、お金をいくら以上持ってると幸せかとなど、測定できるものでもありません。

高知県では、日本一の幸福実感県というビジョンが掲げられてるようで、少子高齢化が進み、非常に経済が低迷する中、「高知の食べ物はおいしい！」、「高知の四万十川は綺麗で、泳げることに幸せを感じる！」といったことなど、些細なことでも、幸福を感じ取ろうとされてます。

日々の身近なことで、幸福に感じることは、実は何かとあるように思います。

それに気付くことなく、素通りしてしまい、お金にまつわることしか考えなくなったら、それこそ不幸に感じませんでしょうか？

日々の幸福は精密なハカリで測るべきはでない・・・

つくづく、思い知らされました。

 

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コミュニケーションの基本の原則

コミュニケーションについては、私自身も何かと個人的に勉強してますが、一方的に発信者が口頭や文書で発信しても、受信者には、必ずしも伝わってるとは限りません。

実は、自分が情報を発信したことそのものは、あまり重要ではありません。

自分が情報を発信したことで、受信者が何を感じるかが重要であるということです。

いくら発信者の自分では情報を伝えたつもりでも、受信者が何ら感じるものがないのであれば、伝わっていないことと同じになってしまいます。

口頭であろうが、文書であろうが、相手が感じるかどうか、これがコミュニケーションの技術になります。

コミュニケーションの基本の原則は、相手が何を感じるか・・・

今一度、このことを頭において、コミュニケーションの実践が必要とは思われませんでしょうか？

 

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気付きにより人は変わる

何度も記述したことがありますが、過去と他人を変えることはできません。

部下であろうが、家族であろうが、自分以外の人にいくら「変われ！」と言ったところで、変わりません。

まして、自分で信念を持ち、それを通そうとする人は、人からの影響を受けて変わることはありません。

人が変わるには、気付くきっかけがないことには、なかなか変わりません。

外部からは、相手に気付いてもらうきっかけ作りなら、できます。

１対多の場合、相手の人数の７％気付いてもらえれば、ありがたい限りであり、更に、内容として伝わるのも７％程度かと思います。

また、自分自身も自分で気付き、変われるかどうか、感性を磨くことも必要でしょう。

変わるということは、成長することですが、日々自分が成長したい、部下や家族に成長してもらいたい、そのように思ってませんでしょうか？

 

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仕事にエネルギーを注ぐには？

プライベートで、叶えたい夢を持ってる人、やりたいことが多い人、欲しいものが何かとある人ほど、実は仕事に対するエネルギーやモチベーションが高いように思いませんでしょうか？

現実的過ぎて、何ら夢がない人、やりたいことがあっても、「どうせ無理！」と思い込んでしまってる人は、間違いなく、仕事へのエネルギーが低いことと思います。

仕事にエネルギーを注ぐには、まずはプライベートでやりたいこと、欲しいものを見つけることが、実は最初にすべき行動ではと考えられませんでしょうか？

そう考えれば、仕事とプライベートは紙一重であり、プライベートが充実してる人ほど、仕事も人一倍やるのではと思いますが、いかがでしょうか？　

 

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わかっているようで、わかっていない

自分の顔を自分で見ることはできません。

鏡を使えば見ることはできても、直接的に自分の目で自分の顔を見ることはできません。

自分の背中も自分で見ることができないように、人の体は、自分で直接見えないところがたくさんあることがわかります。

特に自分が体調不良になった場合、何の病気かは正確には、病院に行って、医者に診察してもらわないとわかりません。

自分の体さえ、自分で直接見ることができませんので、自分のことは、自分が良くわかっていると思いがちでしょうが、実はわかっていないことが、結構あるのではとは思いませんでしょうか？

自分のことは、実は自分でさえも、よくわかっていないのではという、謙虚な気持ちを持つ必要があるのではないでしょうか？

わかっているようで、わかっていない・・・

何事にもそうですが、つくづく実感します。

 

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ラストホリデーの法則

毎週日曜日は仕事の休みが保証されていても、子供の学校行事、町内の子供の野球やサッカーの応援、家族サービス、はたまた親戚身内や友人知人、会社関係の人の結婚式等、立て続けに毎週日曜日に予定が入り、自分個人のやりたいことが、なかなかできない日が続くということは、経験ありませんでしょうか？

今日が休みで、明日から当分休みが無いとなると、今日は一体どのように過ごされますでしょうか？

このように考えていけば、自分のやりたいことが、浮き彫りになるように思います。

特に何をしたいでもなく、家族と一緒にいれば、それで良いのか、ゴルフをしたいのか、仲の良い友人知人と会食したいのか、はたまた、家に引きこもってパソコンを触っていたいのか、自分の価値観において、一番大切なことが見えてくることでしょう。

このことを、「ラストホリデーの法則」と、私が勝手に名付けました。

一番大切なことは、一番大切なことを、一番大切にする・・・

このような名言もあります。

「ラストホリデーの法則」により、自己理解が深まり、自分の人生観まで見通せるようになろうかと思います。

１日２４時間は、誰しも平等に与えられた貴重な資源です。

当分休みがない、今日が貴重な休みなら、どのように過ごしますでしょうか？

 

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進捗会議のフォーマット（一例）

組織ごとに会議をする時、組織の長（リーダー）の独演会になってしまっては、会議になりませんし、参加メンバーも半分以上聞き流してしまうことと思います。

また、途中でリーダーが口をはさんでしまうと、自分にとって都合の悪いことは、報告しなくなってしまいかねません。

一例ですが、進捗会議の場合、報告にフォーマットを以下の通り決めてしまえば、ぶれない、脱線しない会議になろうかと思います。

１．数字

２．得意先情報

３．仕入先、取引先情報

４．業界情報

５．自分の意見

順番に一人ずつ報告し、リーダーが話をするのは、最後の最後のコメントだけにしてみては、いかがでしょうか？

そこでようやく、アドバイス等の議論を交わすようにすれば、精度の高い会議のなろうかと思いますが、いかがでしょうか

 

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