「教育とは、井戸に雪を入れ込んでいくような儚い仕事である」
と、以前にも記述したような記憶があります。
井戸に雪を入れても、水ですぐに溶けてしまい、一向に雪が蓄積されないほど儚いように、教育すれば、たちまち戦力になって、すぐに結果が出るものではなく、教育には根気が要るという意味合いの例えです。
教育学の森信三先生の語録では、同じ意味合いで以下のように表現されてます。
「教育とは流水に文字を書くように果ない業である。だがそれを厳壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ」
ゆとり世代と言われてる昨今の20代前半の社会人に対しては、どこの会社でも教育にこれまで以上の負荷がかかるということも、新聞紙上で拝見することがあります。
だからと言って、若手の採用を控えていては、企業の将来性に疑問が膨れてしまいます。
少子化問題にも直面し、ただでさえ、景気の良し悪しに関わらず、就労人口が減っていくのが目に見えてます。
いつまでもベテランを雇用するにも、体力的なことを考えれば、限度があります。
よって、若手を採用し、いかに根気強く教育していくか、これが全ての業種業界における生き残り課題の一つかと思いますが、いかがでしょうか?
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