「心のコップ」ということでよく例えられることがありますが、日本酒好きの私にすれば「心の盃」と例えることにしています。
「心のコップ」をインターネットで検索すれば、何かとヒットします。
人の話を受け入れる状態になっていれば、「心のコップ」が上を向いていると言われ、人の話に対して拒絶反応を起こしている状態になっていれば、「心のコップ」が下を向いてるとか、ふさがってると言われます。
ここで、お酒と盃について考えれば、自分が相手に対してお酒を注ごうとしても、盃を手に取らない、あるいは盃をひっくり返されていれば、お酒を注ぐことができません。
よって親子関係や、上司部下、先輩後輩の関係でも、お互いに「心の盃」が上を向いていないと、良好な関係にはなりません。
「心の盃を両手にとって、上を向けよ!」と命令しても、はなから拒絶反応を起こしているようであれば、何ともなりません。
相手が自分で盃を両手にとって上を向けてもらうには、自分から相手の接し方を変え、心底、自然と盃を手に取るような働きかけが必要です。
しかしなから、これは非常に難しい話で、なかなか簡単にはいきません。
過去と他人を変えることはできません。
自分が変わって、相手に良い影響を及ぼし、相手が自分で気付いて変わってもらうしか方法がありません。
余談ですが、子供相手の場合は、やはり「心のコップ」として例える方が適正でしょう。
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