達人は、自分の得意なことをやり、不得意なことをしません。
私自身は凡人であり、そうそうに何でもできる、オールマイティーな超スーパーマンには、程遠いです。
小中学校の頃でも、得意な科目があれば、不得意な科目もありました。
中学校内においては、「勉強ができる」と言われる人が何人もいましたが、その人たちの通信簿が、主要5科目(国語、数学、英語、社会、理科)以外の科目(体育や美術や音楽など)も含め、「オール5」だったという人は、聞いたことがありませんでした。
恐らく「勉強ができる」と言われた人たちは、主要5科目に絞って、「オール5」であったのかもしれません。
そう考えれば、仕事においても、会社であれ、個人であれ、得意、不得意あるいは強み、弱みがあるのは当然です。
会社としては地域であったり、業種であったり、商品であったり、何かの得意分野にターゲットを絞って、営業攻勢をかけようとします。
個人であっても、営業なのか、設計なのか、ものづくりなのか、財務なのか、何か得意分野や志望分野があって、その組織に配属されて、仕事をしています。
会社としての強み、弱み、個人としての強み、弱みを分析し、強みについて、もっと伸ばしていくのが、一番手っ取り早い戦略です。
弱みについては、思い切って切り捨てるか、少しでも強みに持っていこうとするのか、判断を要します。
あれもこれもでは、欲張りすぎて、うまくいかないように思います。
会社であれ、個人であれ、得意分野や強みについては、トコトン達人となれば、この不況感を乗り切ることができると思いますが、いかがでしょうか?
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