営業職であれば、自分のお客様は、ユーザーや代理店といった社外におられることは明確です。
製造業の工場内においては、「次工程はお客様」ということが、よく言われます。
製造部門と営業部門との部門間においては、製造部門がつくったものを、営業部門に売って頂くという考えから、「製造部門にとっては、同じ会社内の営業部門がお客様」という位置付けになるでしょう。
それ以外の部門(総務・経理・人事・労務などの管理部門や、企画・開発部門、設計部門など)においても、直接的に社外のお客様と関わらないのであれば、製造部門同様、社内の関係部署になるでしょう。
更に部門内や組織内においては、自分の上司がお客様と言われることもあります。
そこで社内間において、どの部門が、あるいはどの社員がお客様の位置付けになろうと、決して横柄・傲慢・不遜な態度をとることなく、お互いに尊重し合って、協力しあうことが重要です。
上司だからといって、偉そうな態度をとってしまっては、部下は尊敬に値しません。
共通して言えることは、「給料はお客様から頂いてる」ということです。
元をただせば、営業部門が日頃接している社外のお客様から売上金を回収することによって、給料を頂くことになりますが、営業部門以外の部門にとっては、先の先のお客様から、給料を頂いてると考えれば、社内間の連係プレーは必要不可欠です。
今一度、「自分のお客様は一体誰か?」ということを考えてみましょう。
決して仕事をおろそかにはできないはずです。
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