前日の、「自分が発生させたクレームの報告の重要性」に関連する話です。
上司の側として、部下のミスやクレームの発生そのものに対して、部下を叱るのではなく、ミスやクレームの発生について、報告をしなかった場合に叱ることが必要です。
ミスやクレームの発生そのものに対して叱ってしまうと、部下はそれを恐れて何もしなくなってしまうという危険性があります。
部下を甘やかすのではありません。
一度目のミスやクレームの発生に対しては、2度と同じことを繰り返さないよう、部下の報告に対して、一緒に対策を練ることが必要です。
ところが、何度も同じミスを繰り返すようでは話になりませんので、部下本人の能力の無さによるものなのか、根本的に何か仕組みが悪いのか、検証しなければなりません。
上司としても、「怒る」のではなく、部下を育成することを目的に、うまく「叱る」という力量が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html