「忙しい」とは「心を亡くす」と書きます。
本当に「忙しい人」は心を亡くしているのでしょうか?
「仕事ができる人は忙しい」ということはあり得ますが、「忙しい人は仕事ができる」とは限りません。
そこで今一度、「忙しい人」について考えてみました。
●「忙しい人」ほど、たくさんの本や新聞を読む。
●「忙しい人」ほど、自分より忙しいと思われる重要人物との交流や面会も多い。
●「忙しい人」ほど、時間を作ることがうまく、「忙しい。」とも「時間がない。」とも言わない。
このような「忙しい人」は心を亡くしているとは、考えられません。
逆に、いつも自分から「忙しい。」と口に出す人はどうでしょうか?
●「忙しい。」といつも自分から口に出す人ほど、「私は時間の使い方がヘタで要領が悪いのだ。」と能力の低さを主張しているように思われる。
●「忙しい。」といつも自分から口に出す人ほど、部下には仕事を与えずに自分でやりこなしてしまい、「私は部下育成が苦手なのだ。」と主張しているように思われる。
よって、いつも自分から「忙しい。」と口に出す人ほど、心を亡くしているのではと思います。
ここで、改善のためにも、考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
●「長時間労働 = 忙しい」ではない。付加価値を生まないムダな動きがないか、自分を見つめ直してみる必要がある。
●「もっと働かなければ。」ではなく、「もっとムダを省かなければ。」と発想すれば、生産性の向上につながる。
●仕事に追いかけられて忙しいのか、追いかけて忙しいのかを把握する必要がある。(発生業務に追われているのか、開発業務を積極的にやっているのか)
「忙しい。」と自分から口に出す場合は、マイナス言葉になり、自分に跳ね返ってしまいます。
少なくとも、「忙しい。」をはじめ、その他数多くあるマイナス言葉を自分から口に出さないことを実践されれば、マイナスの方向には行かないと思いますが、いかがでしょうか?
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