「教養があるに越したことはないが、無くても困ることはない!」と言われることがあります。
確かに、教養があっても仕事の実務とは無関係で役に立たないことも多々あります。
そもそも「教養」とは、「個人の人格や学習に結びついた知識や行いのこと」を意味しますが、単なるもの知りということでもなければ、歴史や文学、芸術などの雑学的な知識を持つことが教養があるという訳でもありません。
それでは生きていく上で、教養が無くても困ることはないし、仕事には無関係な知識を持っても意味が無いのかと言えば、そうでもないように思います。
むしろ、生きていく上では教養は必要不可欠かと思います。
目先の仕事をこなして、報酬さえ得ればそれで良いということであれば、教養が無くても何とかなるでしょう。
ところが、末永く生きていく限り、長い目で見れば教養は必要不可欠と言えるでしょう。
「あの人は仕事ができるけど、人としては付き合いたくない!」
教養が無く、このように思われてしまうと、その仕事は長続きしないと予測されます。
個人事業主で仕事をやっていくにせよ、どこからも取引してもらえない可能性も大きいと思われます。
つまり、「この人と付き合っていきたい!」、「この人とは取引したい!」と思われるには、人間的魅力が無ければ何ともならず、人間的魅力のある人になるにも教養が必要不可欠と言えるでしょう。
生きていく上で教養は必要不可欠・・・
改めてこのように思いませんでしょうか?
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