中小企業の街、東大阪発「一日一語」

どういった価値を提供できるか

価値には大きく分けて２つあると言われてます。

「情緒的価値」と「機能的価値」です。

「情緒的価値」とは、「感情的価値」と言われることもあり、商品やサービスを見たり、利用した際に顧客が体感できる精神的な側面での価値を意味します。

例を挙げれば、「外車はカッコ良く見える！」、「温泉に行けば癒される！」といったことでしょう。

一方、「機能的価値」とは、商品やサービスの機能面、品質面において顧客に提供できる価値のことを意味します。

例を挙げれば、「ハイブリッド車は燃費が良い！」、「最新のパソコンは演算速度が速い！」といったことでしょう。

更に大きく異なる点は、「情緒的価値」は数値化が難しく、「機能的価値」はある程度は数値化ができるということです。

しかも「情緒的価値」は顧客が判断する価値であって、あっても無くても売ることは可能ながら、「機能的価値」が無ければ売り物にならないということです。

どういった価値を提供できるか・・・

商品やサービスを販売する営業職においては、じっくりと考える必要があるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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休日の在宅時にやりたいことを紙に書いて実践する

「折角の休日ながら、ダラダラと過ごしていたら、あっという間に終わってしまった！」

と思える経験は誰しも少なからずあるかもしれません。

特に出かける予定も何もない休日は、ひたすら寝ていたり、テレビを見ながらゴロゴロしていたりということがあるでしょう。

ある意味、ダラダラ、ゴロゴロするのも、平日の疲れを取り、よろしいかもしれません。

ところが後になって、出かける予定がないのであれば、家の掃除や片付けをしたかった、本をじっくり読みたかった、料理をしたかったとなど、後悔してしまうことが多々あり、貴重な休日はダラダラ、ゴロゴロすることを避けたいと思う人も多いことでしょう。

休日の在宅時にやりたいことを紙に書いて実践する・・・

休日に出かける予定が入っているなら、スケジュール帳には忘れずに書き留めるでしょうが、特に出かける予定がないのであれば、「掃除」、「読書」、「料理」等を書いておけば、自分で意識することになり、実践する確率は高まるはずです。

とにかく休息したいのであれば、「終日寝る」、「テレビを見てゴロゴロする」とあえて書いてもよろしいかもしれません。

自分なりに後悔しない、価値ある休日の在宅時の過ごし方を考えてみては、いかがでしょうか？

 

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原点にかえるとは、顧客のために実践すること

ある製造業の社長の一言です。

「弊社は製造業ですが、製造部門は営業部門のように顧客と接することはありません。それゆえ製造部門は自部門の都合やこだわりを優先し、顧客のことは念頭にありません。営業部門が顧客から頂いた貴重な案件情報も「無理！」、「できる訳がない！」、「希望納期も無理！」となど、いつも営業部門に盾を突きます。今は景気悪化で製造部門としては仕事は無いため、稼働率は大きく低下しています。営業部門が売ることをサボっている訳ではありません。そこで、給料は顧客から頂戴していること、顧客がいることの有難みを改めて、製造部門の社員に言い聞かせました。」

私自身、非常に感銘を受けた一言です。

確かに製造部門は営業部門のように顧客と接することはありませんが、モノづくりの技術は顧客があってこそ活かせます。

仕事をする従業員は勿論のこと、企業としては顧客がいなければ、何ともなりません。

更には従業員にも顧客にも、よろこばれて世の中に貢献しないことには、企業の存在価値も無いと言えるでしょう。

原点にかえるとは、顧客のために実践すること・・・

今こそ、改めて原点にかえる時ではないでしょうか？

 

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優秀な人材と、必要な人財とは別

採用においても、今いる社員や組織の一員についても、「優秀な人材」を採用したい、あるいは自分の部下にほしいという意見は、一般的にあろうかと思います。

学歴においては誰もは知るような有名大学出身で、しかも在学中に見事な成績を残していたり、仕事においては営業成績が群を抜いていたり、売れる製品を開発したりと、「優秀な人材」はどの会社や組織にも少なからずおられることでしょう。

勿論、「優秀な人材」は引っ張りだこなはずです。

ところが、「優秀な人材」は「優秀な人財」となっているか、「必要とされる人財」であるかは、別のように思います。

個人レベルでは何かと成果は出すような「優秀な人材」ではあっても、自分さえ良ければそれで良しとする自己中心的な考え方が根底にあり、会社の理念や方針は自分には関係ないと思っていて、組織の一員としてはいかがなものかと思われるようであれば、果たして「必要な人財」と思えるでしょうか？

優秀な人材と、必要な人財とは別・・・

改めてこのように思いませんでしょうか？

 

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今やるべきことは未来像から逆算する

「居酒屋をやりたい！」と口に出す人も世の中には少なからずおられることでしょう。

一口に「居酒屋をやりたい！」と言っても、自分が居酒屋の店員になって調理方法を身に付けて修行を何年か経て独立し、同時に調理師免許まで取って、自分で料理したものを顧客に提供したいのか、調理師は別に雇って、単なる居酒屋の経営者になりたいのかで、全くやることが異なります。

つまり、目指すもの、あるべき姿により、手段・方法が異なるということになります。

よって自分の目指すもの、あるべき姿は明確にしないことには、手段・方法としても何から手を付けるかが見えてきません。

ところが未来像をハッキリしないまま、闇雲に自分でもよくわかっていないことに取り組んでしまっていることはありませんでしょうか？

今やるべきことは未来像から逆算する・・・

これも、できているかどうかは個人差が大きくあるように思いますが、いかがでしょうか？

 

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他人と比較せず自分基準で「幸せ」を定義する

「私は幸せです！」という人がいれば、非常に羨ましいと思えるかもしれません。

ところが「幸せ」の定義や基準は個人個人異なります。

貯金が１億円あって幸せと思える人もいれば、家族と楽しく暮らしてさえいれば幸せという人もおられたりで、千差万別でしょう。

そこで、自分が「幸せ」と思えるようにしたいのであれば、

１）「幸せ」の定義をする

２）「幸せ」のハードルを高すぎない

ようにすればよろしいかと思います。

ところが、この「幸せ」の度合いについても、どうしても他人を比較してしまうという人も少なくないように思います。

お金や財産に価値の重きを置く人もいれば、やりたいことをやることに価値の重きを置く人もいたり、人とのふれあいに価値の重きを置く人もいたりで、それぞれ「幸せ」の定義や基準は個人個人異なるのに、「あの人は幸せで、自分は不幸！」と思い込んでしまう人もおられることでしょう。

他人と比較せず自分基準で「幸せ」を定義する・・・

くれぐれも、他人と比較してしまって、自分が劣ると思い込むのは避けたいと思いませんでしょうか？

 

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目的があっての目標がある

企業の目的となる経営理念の実現につなげるべく、目標となる数字が設定され、その目標数字を達成していくということが企業のミッション（任務や使命）となります。

ところが目標数字に強くこだわりすぎて、目標未達の場合はトップダウンで強烈な叱責があるとなると、恐怖政治になりかねなかったり、あるいは実務者の数字の改ざんといった、とんでもないことになると大変です。

こういったとんでもないことになると、これはこれで経営理念とは恐らくかけ離れたことになってしまっているはずです。

経営理念は大概、世の中に貢献することや、顧客の役に立ってよろこばれること等が、意味として含まれています。

つまり、目的を忘れ、目標のこだわってしまうと、目的とは全然違う方向に向いてしまうということです。

目的があっての目標がある・・・

このことを忘れてしまっていませんでしょうか？

 

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貴重な情報を財産として残す

前回は「従業員が満足に仕事してこそ、顧客に満足を提供できる」について記述しました。

改めて顧客志向の「顧客第一主義」や「顧客満足度の向上」について考えてみます。

顧客は会社にとっては貴重な財産であり、大事にすべきとは理解しているものの、顧客の情報については会社の財産になっていない、つまり顧客の情報は営業担当者の頭の中や個人の手帳の中にしかないということが多く見くけられませんでしょうか？

勿論、最低限の顧客の会社名、住所、連絡先、取引金額、顧客ごとの売れ筋商品ぐらいは会社のコンピューター等でいつでも見ることはできるでしょうが、何故その商品を買ってもらえたのか、どういった使い方をされるのか、何故自社を選んでもらえたのかということまでは、営業担当者も今一つわかっておらず、記録にも残していないのが実情ではないでしょうか？

実はこういった情報こそ、会社にとっての貴重な財産と言えるはずです。

自社の営業担当者も、いずれは定年退職や自己都合退職になることもあります。

その際に、顧客情報が何も残らないとなると、会社の財産も残らないこととなります。

貴重な情報を財産として残す・・・

この仕組みを構築し、いつでも情報を共有することができる体制にすることが、経営層、管理者層の重要な仕事と言えませんでしょうか？

 

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従業員が満足に仕事してこそ、顧客に満足を提供できる

給料はお客様から頂戴している限り、お客様をないがしろにする訳にはいきません。

会社によっては経営理念やスローガンで「顧客第一主義」、「顧客満足度の向上」といった顧客志向の文言を打ち出されていることもあります。

顧客に第一線で接している営業職にとっては妥当な文言と言えるでしょうが、経営層や管理職層からすれば、顧客志向を打ち出す前に社員や部下が仕事に取組みやすい環境を整える、あるいは仕事に取り組むことにおいては満足度を高めるといった、「従業員満足度の向上」を追求した上で、「顧客満足度の向上」を追求することが妥当かと思います。

「従業員第一主義」、「従業員満足度の向上」を強調する会社も世の中には多々あります。

「企業は人なり」という考え方からすれば、従業員が満足に仕事をしてこそ、顧客への満足度も追及できようかと思います。

従業員が満足に仕事ができていないのであれば、顧客への満足や、ましてや感動を与えるといったことは、あり得ません。

従業員が満足に仕事してこそ、顧客に満足を提供できる・・・

経営層や管理職層にとっては、忘れがちになっていませんでしょうか？

 

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１日８６４００秒をムダにしない

１日を秒単位で数えると、１日２４時間＝８６４００秒となります。

誰しも平等に与えられた貴重な資源です。

ならば１秒たりともムダにはしたくないと、誰しも思うことでしょう。

ところが１日振り返って、

「一体今日は何をしていたやろか？」

「自分のミスにより、リカバリーに余計な時間を要した！」

というようなことがあれば、貴重な資源を流出してしまっています。

１日だけでなく、毎日毎日考えると、貴重な時間を垂れ流しになってしまってることはありませんでしょうか？

睡眠時間を多く取りたいのであれば、それもよろしいかと思いますが、活発に動いても１日、ボーッとしてても１日です。

１日８６４００秒をムダにしない・・・

時間の使い方について、改めて秒単位で考えてみては、いかがでしょうか？

 

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