上司であれば部下を成長させることが任務であり、また、部下の成長を願っているはずです。
上司がこと細かく指導しなくても、自己成長してくれる部下であれば、非常に有難い限りでしょうが、なかなかそれほど優秀な部下と巡り合うことは、よっぽどの運がない限り滅多にないかもしれません。
そこで、部下を見ていれば、「育ちにくい部下の口癖」というものがあるように感じます。
代表的な口癖を3つ挙げれば、以下の通りかと思います。
1)「でも、・・・」、「しかしながら、・・・」といった否定的な接続詞をやたらと使い、指示・命令等を避けたがる
2)「それは難しいです。」と否定的な接続詞を使うことと同様、指示・命令等を避けたがる
3)「はい、やります!」とは言いつつ、前向きな雰囲気は受け取れず、内心では嫌々ながら、仕方なく、面倒に思って答える
3)については、判断が難しいでしょうが、相手の顔の表情や雰囲気から読み取るしかありません。
そこで、部下が否定しない、避けたがらないような指示・命令で表現し、うまく伝えるしかないように思います。
単に指示・命令をするだけではなく、実行することの目的や、その先にあるメリットや未来像を伝えるということです。
成長を願った指示・命令で成長を促す・・・
上司が部下に対してのみならず、親が子に対しても同様で、非常に難しいことかもしれませんが、上司や親としても、やるいしかないように思いませんでしょうか?
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