世の中に、長所しかない人間は存在しませんし、短所しかない人間も存在しません。
誰しも一長一短はあることでしょう。
ところが他人の短所や欠点、弱点については、あげつらって、自分を優位に立たせたがる人も少なくありません。
これが上司が部下に対してとなると、全く建設的とは言えず、いかがなものかと思われます。
むしろ部下の長所を見つけ、誉めて伸ばすことが建設的ではないでしょうか？
短所、欠点、弱点は無くなることはあり得ませんでしょうが、長所がダントツに伸びれば、それらは目につかなくなり、充分カバーできるようにも思います。
「自分が成長しよう！」、あるいは「部下を成長させよう！」と思うなら、短所をどうにか改善しようとするのではなく、短所を圧倒するくらいにダントツに長所を伸ばそうと心がけることが重要と思いませんでしょうか？
管理者の中には、「難癖をつけることも仕事のうち！」 と思い込んで、部下の粗探しをするような人がいますが、適正な人財育成法とは、到底思えません。
長所をダントツに伸ばす・・・
自分自身でも、そのようにしたいと思いませんでしょうか？
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